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【薑母鴨 in 埔里】
台湾の冬(寒い日)の代名詞的な料理です。
『生姜等をたっぷり入れた鴨鍋なのですが、好みによってはお酒(米酒)をジャブジャブ入れて煮込みます。
(車の人がいたので、今晩はお酒を少なめにしました。)
本日は長期でパラグライダーをしに来ていたお客さんが、明日日本へ帰国するとの事でご馳走してくれました。
(PS:毎年長期で埔里に来てくれている方で、昨年も最後の晩にご馳走してもらいました。感謝感謝です。)
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鍋料理の『具材料』には大量の鴨肉とその内臓が入れられています。もちろん、それらと一緒に野菜もたくさん入れます。
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なぜか、台湾人の定番は『薑母鴨』+『麺線』なんです。私は『白いご飯』って、この手のお店で見た事がありませんね。
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『薑母鴨』は、私のイメージとしてどちらかと言うと、夜中に食べる『夜食』と言った感じが強いです。
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これは、付けダレの『豆腐乳』です。『豆腐乳』は豆腐と麹を一緒にして塩水で発酵させた中華食材です。
日本では見かける事がない食材ですが、【薑母鴨】には、欠かせない付けダレです。
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『豆腐乳』は、鴨肉に本当に相性が良いです。
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一応、誤解がないように鴨肉以外の写真も載せます。野菜はもちろん埔里近郊で収穫された新鮮なものばかりです。
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こちらの【薑母鴨】で使われている鴨肉は≪疣鼻棲鴨(蕃鴨)/日本名:バリケン≫と呼ばれている種類です。
日本ではタイワンアヒルと呼ばれていますが、正確な分類では鴨科に属さない家禽です。
フランス等では、肝臓を無理に肥大化させてフォアグラを取ったりもしている種類です。
ご馳走様でした!