【魚池郷鹿高の紅茶/アッサム種】
現在、『春茶』の収穫が行われています。
この日も宿泊中のお客さんをお連れして、紅茶畑と製造の過程を見学させてもらいました。
『茶摘み』は、この新芽部分の三枚目あたりを手でちぎる様に収穫します。
【摘み終えたばかりの茶葉を日陰で発酵させているところ。】
『日陰発酵』⇒『茶揉み』⇒『二回の焙煎』の過程を経て紅茶が完成します。
出来上がったばかりの『紅茶(アッサム種)】
台湾が日本の統治下にあった時代、ここ『魚池郷鹿高エリア』で紅茶の栽培に尽力したことで知られる【新井 耕吉郎氏】。
インド原産のアッサム種の茶樹を日本より持ち込んで魚池紅茶試験支所(現在の茶業改良場魚池分場)を開設して、紅茶の栽培を開始。
紅茶各種の研究・普及活動で台湾紅茶産業の発展に大きく寄与したことから「台湾紅茶の父」 または「台湾紅茶の祖」と呼ばれています。
こちらの茶農さんで栽培されている紅茶の種類は、『アッサム種(日本人が持ち込んだ)』『山茶(原生種)』『改良種18号(紅玉)』です。