言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

電話の切り方

2011-10-16 09:41:53 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は雨模様のようでしたが、急速に晴れてきました。
予報では夏日になるらしいです。


さて、昨日もあったのですが、丁寧に、それもバカ丁寧に営業電話をかけてきた後、最後に電話を切るとき、ゆっくり切らないで、それこそ漫画じゃないけど、ガチャンと切るバカがいます。
最低ですね。

この上司いったいどんな教育をしているんでしょうか。
というより、とにかく電話を一日中かけ続けろ、引っかかってきた奴を逃がすな、とか何とか言ってるだけのバカ会社ではないでしょうか。
こんな会社早晩つぶれていきますね。

電話料金が今よりも安くなりますと言ってかけてくる、あたかもNTTの別会社のようなネーミングの会社からかかってくる電話は、本当にうさんくさいですね。

勧誘の内容はほとんど同じで、会社名だけ、NTTなんとかかんとかと言う、いかにもそれらしい名前の会社。

このような会社を作る人は、電話会社の安くなるシステムに着目して、それで起業しようと考えるわけでしょうが、たいてい1年以内にはなくなっていますね。

それは、そのシステムだけに依存した営業方法をとるだけで、自ら新しいシステムを生み出せないので、すぐに行き着いてしまうわけですね。

それにそういったあぶくのように浮かぶ、会社とも言えない会社は、雨後のタケノコのように安易にどんどん生まれてくるので、すぐに過剰になってしまうわけで、それほどのメリットもないとなると、新しい客もつかまえられなくなり、消えてしまうわけですね。

所詮他人の作ったシステムに乗っかって起業しても、基礎がないわけで、次のシステムが生まれると、せっかくのしがみついていたメリットが雲散霧消してしまうわけですね。


そんな今できのとってつけたような会社なので、もちろん社員教育なんてないに等しいわけです。

お客をどんどん獲得すれば高給も望めると、歩合制で釣り上げた、高給という文字に引かれてやってくる何も分からない人間に、毎日電話をかけ続けろと、それだけの命令で、電話の前においた問答集のコメント通りに電話をかけさせ続けるだけですから、教育なんてあったもんじゃないですね。

いつも言ってることですが、今どき電話営業で会社成り立っていけるほどのんきな世の中じゃないんです。
それなのに、相も変わらず電話営業にしがみついているのは、結局営業努力をしていない、マーケティングをしていないということの現れで、そんな会社が営業を続けていけるほど、消費者も馬鹿じゃないってことです。
いい加減に、ほんとにやめましょうよ。


さて最初の電話の切り方に戻りますが、これは基本中の基本で、まずかけた方から切るということ。
その切り方は、受話器を置く前に右手の指でフックを軽く押して切ること。その後受話器を下ろす。
そうすると、相手にはあのいやな“ガチャン!”が聞こえずに、相手に不快な思いを感じさせることもなく、電話が切れると言うわけです。
こんなことは、入社直後に必ず新人に教えるべきことで、それさえ怠っていることこそ、ろくでもない会社だということなんですね。

こんな初歩的なことで相手に不快感を与えるようなことを、あなたの会社はまさかしていないでしょうね。



それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

電話&訪問営業の愚

2011-10-12 10:04:54 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日第2回目の投稿です。よろしくお願いします。

昨日の夜、時々CMの間に挟まれる外国人少女の歌を聴きたくて、その番組を見てしまいました。
日本代表がタジキスタン相手に8点もゴールを挙げた後で、気分も良かったのですが。

その彼女の歌、何というのか、素晴らしいという一言では片付けられない感動を覚えました。

ユーミンの「卒業写真」を、ポーランドという日本から遠い国の17歳の少女が、あんなにきれいに、日本語で、感情を込めて歌えるなんて。

自然と涙が流れてきて困りました。

もちろんはっきり言って、ユーミンよりもうまい。
まあ山本潤子さんには負けますが。

ということで今朝また山本潤子さんの「卒業写真」をユーチューブで聞いてしまいました。
  ↓
「卒業写真」
これを聞くとなぜか自然と涙がこぼれてくるんですよね。どうしてでしょうか。
涙腺を刺激する記憶のスイッチが入るんでしょうね。

今朝は涼しい風に負けて朝から、コットンですが、カーディガンを羽織ってしまいました。
これからこういう季節をへながら日一日と寒くなっていくんでしょうね。


さて、最近の電話や訪問セールスでダントツに多いのがソーラー発電の設置の勧誘です。
訪問営業はまだいざ知らず、わたしなどの者から見て、電話で太陽光発電をセールスするというのがいまいち理解できません。ましてそれほど説明もうまくない。というよりも途中で遮って、切ってしまうのが常です。

それでもまた違うところから、同じようなセールス電話が入ります。
毎日毎日電話をバカの一つ覚えのようにかけまくっているのでしょうか。

果たしてそれで費用対効果が出るのでしょうか。電話代だけならそれほど今の世の中かからないでしょうが、人件費はバカにはなりません。
それで千にひとつでも訪問を承諾してもらっても、それで契約になると言うわけではありません。

そんなことを考えると、契約に至るのは万にひとつもないという勘定になります。
それでも利益が出るというのなら、はっきり言ってその商売は詐欺でしょう。それしか考えられません。

わたしはそれほど頭はよくないので、どんな巧妙な手があるのか考えられませんが、ひと月に立った1件の成約でも成り立っていくという会社があれば、それはまず手抜きをしているということしか考えられません。
そう思うから電話営業というものは信用できないのです。

それでも相変わらずかかってきます。
まともに会社を経営しているのなら、電話営業の愚はよく分かると思いませんか。

また訪問セールスも、何だかうさんくさいアプローチでやってきます。
「このあたりの太陽光発電の設置状況を調べているのですが」とか「実際の展示見本として設置しますので、お安くできます」などという古くさい手で、相変わらずに玄関でピンポーンと鳴らします。

おかげで相手の顔も見えるインターホンなので、インターン越しに話ができるので、便利です。
「この地区の担当になりましたので、挨拶に回らせていただいてます」というあほらしい口上でインターホンを鳴らしたセールスマンもいました。
何の担当か知らないけど、こちらには何の関係もないのに。上司にいわれてるんでしょうか。
こう言えばバカな奴はドアを開けるからとか何とか。
引っかかる人も中に入るでしょうが、なかなか最近の消費者はガードが固いですよ。
何も知らない、人が来れば無条件でドアを開けてしまうお年寄りならいざ知らず。

行き当たりばったりの電話営業も、訪問営業も、時間ばかりかかるだけで益はないということを、それほど賢くなくても、ふつうに利益を出している経営者なら充分理解しているでしょうに。

もっと違ったアプローチを考えましょうよ。
電話をかけている時間があったら、バカな訪問をしている時間があったら、その分の少しの時間を、考えることに費やした方がいいんじゃないですか?


それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

「神様の女房」を見て

2011-10-09 09:33:52 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


このところ天候が安定しているようですね。
秋の台風も今のところ発生していないようですし。

それに、日の入りが急に早くなったと感じませんか。
「秋の日は釣瓶落とし」と昔からいわれますが、本当はゆっくりと日一日と少しずつ日の入りの時刻が早くなっていくわけなんですが、感覚としては“急に”という言葉がぴったりです。

夕暮れが早くなると、寂しくなるのはなぜなんでしょうか。


さて、昨日は、たまたまNHKの「神様の女房」を見ました。
先週第1回を放送したようです。見ていませんが。

昨日はその第2回目。来週の3回目で終わるそうですが、「経営の神様」と言われる松下幸之助の奥さんにスポットを当てたドラマです。

最近では、昨年でしたか、同じNHKでは「ゲゲゲの女房」が連続テレビ小説として放送され、最初の頃は低視聴率でしたが、最終回を迎える頃にはずいぶんと評判になっていました。
そして今年は大河ドラマに徳川秀忠の正室お江を主人公にしたドラマ等、NHKではこのところ、いわゆる奥さんを主人公にしたドラマが大流行りのようですね。

これはもう歴史上の人物にスポットを当て、ドラマ化するといっても、もう珍しい題材がなくなってきたから、ということもいえますね。
だから無理矢理(?)歴史上の人物のサイドストーリーとして、その奥さんに焦点を当てたドラマが出てきたともいえるのではないでしょうか。
それがたまたまヒットしたから柳の下のどじょうを数匹狙っているともいえます。

まあそんな分析なんか関係なく、昨日見たドラマでは、やはり“神様”を扱ったドラマですので、いろいろな経営のヒントが出てきました。

有名な「続けている限り、失敗はない」という言葉とか「お客様が喜ぶ製品を作れ」「社員の礼儀や態度を厳しく」等という言葉です。

それに適材適所等も奥さんが言い出したということになっていましたが、これは現在の世の中では、苦手と本人が思っていても、思い込みに過ぎず、ある苦手としている部門に配属したところ思わず好成績を挙げるといったこともあります。

ひとりが2つ以上の能力を持っていた方が、この社会や組織ではうまくいくことの方が多いのではないでしょうか。

適材適所というのはもちろんとてもいいことですが、あまりにそれにとらわれ過ぎていると、せっかくの眠っているであろう才能が芽を出さずに終わってしまう場合もあります。

一度は正反対のような業務につかせてみるということも、これからの企業経営では必要ではないでしょうか。
それでやはりだけだったら、元の職場に戻して、その能力を充分活かせていってもらえばいいことですから。

昔は無口な人は営業には向かないとされていましたが、営業で好成績を挙げる人には、結構無口な人もいるということも聞きます。
そんな人は、無口な人は無口なりに、どうすればお客様に喜んでもらえるのだろうと考えるからです。

一度は違った業務につかせてみるということも、社員の隠れた能力を引き出すということにおいては、社員を大切にすることではないかな、と最近思うこともあります。
いかがですか?


それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

「ぐんまの食材フェア」

2011-10-05 09:48:19 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝は朝から曇り空です。
朝のうちから雨が降ってくるという予報でした。
日の光がない分冷たく感じます。
雨が降ると冷たい雨になるんでしょうね。
♫ 冷たい雨に うたれて~ ♫ですか。(?)


昨日は群馬県庁の地下食堂で開かれた「麺でつくる つながる ぐんまの食材 ~農商工等連携マッチングフェア~」という長いタイトルのイベントに行ってきました。

県内の飲食、食品加工、生産に携わる人を中心に、それらに関連する企業やお店関係の、いわゆる情報交換という形で行われたものです。

わたしは太田商工会議所の関係者として参加させていただきました。

群馬県の食材ということで、やはり麺類が多かったのですが、その原料では米を使ったものが2、3出ていました。

ひもかわうどんをスイーツにということで、短くカットしたひもかわうどんに、いろいろなスイーツーーー小豆餡やカスタード、栗餡等をつけて食べようというような提案もありましたが、これは単なるアイデアの域だけのもので、ただひもかわに乗せて食べようというのでは、あまりにも工夫がなさ過ぎました。
どのようなときに、どんなスタイルで食べてもらおうというところまで突っ込んで考えることも必要ですし、そのひもかわももう少し工夫した方がーースイーツの食材を小龍包のように包みこむとかーーいいでしょうね。あれじゃ家庭内の遊びです。

概して「これはうまい!」というものがなく、ただただ今までにない組み合わせを模索したものばかりで、まだ一般製品化するのは難しいものが多かったようです。
にもかかわらず、すでに商品化して販売を始めたようなまずいものを中にはありました。

まあそれはわたしひとりの思いなので、思いがけずにヒットするというようなものを万が一にはあると思いますが、まあちょっとそこまで行くような力のある商品は見当たらなかった、という感想が一番合っていると思います。

そんななかでも面白かったのは、県の農業試験場から提案されていたのが、小麦を粉にしないでそのままの形で、米と同じような食べ方でというもの。ふかしてドライカレー風にしたものが見本として出ていました。
でもやはり米ほどのおいしさもなく、ちょっと首をひねりました。これも素材そのものを、そのままでも食べられるようなおいしさに品種改良するという点からもう一度始めた方がいいようです。

わたしが注目したのは、素材を提供するのではなく、各地の特産食材を使ったアイスクリームやシャーベット、ケーキ等を100個から注文を受け、注文主仕様のラベルまで準備するというシステムを開発した会社が、面白いなと思いました。

今までこうした展示会では、このような、いわば表に出ない企業が、小ロットで店や地域のオリジナルスイーツの生産を引き受けるといった形で堂々と現れてきたというのは、新しい試みとして面白いと思いました。

以前に訪問したことのある「ぶんぶんトマト」も出展していましたので、ちょっと挨拶をしました。
その展示品を覗いてみると、アイテムが増えバラエティさが出てきていました。
そしてわたしが以前提案したショウガを使ったものも数点商品開発されていました。
今年の冬もやはり節電で、いかに電気を使わないで身体の暖かさを保つか、というときに一番注目されるのがショウガです。
これも販売の仕方、アピールの仕方でどんどん伸びる商品だと思うので、応援していきたいなと思います。

全体的に見て、野菜関係が少なかったのが残念です。
粉もの以外にも、群馬は野菜や他の食品もまだあるとは思うのですが。

この出展以来方法にも問題があるようです。
こういった展示会の出展方法は、県からの案内で手を挙げた企業のみの出展という形をとるというのが大方ですが、県の方ももうちょっとがんばり、珍しい食材を扱っている企業や農産地等に自ら出向いて出展を促す等の努力をしてほしかったですね。

わたしが、この催しに参加したのは太田商工会議所の関係者としてですが、太田市からの出展はゼロでした。
太田市には今力を入れている食材として大和芋がありますが、その関係のものもありませんでした。
桐生市等からの出展もなかったようです。
何か全体として中途半端なフェアに終わったような、あまり後味のすっきりとしないものでした。


それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

お客様の声を聞く

2011-09-24 09:43:17 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

先週の30℃を超す真夏日から一転、2、3日前から秋も半ば過ぎのような涼しさになりました。
このまま秋に突入とはいかないでしょうが、あの暑さとは今年はもうさよならでしょう。

台風15号もまた東北の被災地に被害をもたらして去っていきました。
大震災の後半年後には今度は洪水です。いやはや水に祟られる年ですね。
水不足の国に分けてあげたいぐらいです。


さて、あなたの会社は店ではお客様の声を聞いていますか。
真摯に耳を傾けていますか。

そしてその声を次の営業に、接客に活かしていますか。
お客様の声を聞くのには一番手っ取り早いのは皆さんがよくやるアンケートですね。
でもあれってあまり信用できません。
だいたいが好意的な人がやるもので、印象の薄いだけの人はアンケート用紙なんてとりません。

よほど頭に来たことなどがあると、アンケート用紙に書き込みますが、概してアンケートを書くお客様は、もともと店や会社に好意を持っている人が書くものですね。
そこに現れた好結果を鵜呑みにしていると、とんでもないことになるかもしれません。

じゃあどうすればお客様の本音を聞くことができるんだ?と突っ込んできますよね。
そのひとつには、直にお客様一人ひとりに聞くことですね。

それも聞き方があります。
「ご満足いただけましたか?」と聞くよりも、「どこかに悪いところがありましたか?」と聞く方がいいでしょうね。
前者だと、あまり悪かったところは言ってくれません。

でも後者だと、お客様は心の中でいろいろと今までの状況を探り、ちょっとでも悪いところを言ってくれます。
もしそれでも出てこなかったら、バンザイですよね。

さて、そうして聞いた悪いところを直していけば、それだけ顧客満足度が上がるというものです。
たいていほんの些細なことだと思います。
でもその“ほんの些細なこと”が大事なんです。

それを軽視して、見過ごしたりしているうちに少しずつ大きなミスに重なり、後で取り返しのつかないことになってしまうことだってあります。

小さなことをほど慎重に対処して、その小さなうちにつぶしてしまいしょう
特効薬のいまだにない癌だって、初期だったら今の医療技術では、完治させることができるのですから。

お客様の声から小さなミスを発見し、小さなうちにつぶしましょう。


それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

当たり前のことを当たり前に、が一番難しい

2011-09-23 09:43:47 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨日の午後、西の空に、タイヤを燃やした時に出るような黒い雲が発生し、直後に雹のような大粒の雨が車の屋根を叩きました。
風もゴオ~と吹くといったすごい嵐がやってきました。
すぐにやんでほっとしましたが、驚きました。

朝起きた時には白い雲の一片もない青空で、午後にあんな空模様になるとは誰が想像できたでしょうか。
そのまま夕方、夜まで曇りがちな空模様で、たまに雨も降るといったはっきりしない空模様が続きました。

今朝もその続きのようなはっきりしない雲行です。雨は降りそうにない模様ですが、油断できないですね。


シルバーウイーク後半の3連休の初日です。
ニュースでは、高速道での車の渋滞が始まっていると言っています。

わたしは仕事をします。
基本的に365日、24時間いつでもクライアントの要望に応えていきたいと考えています。
今の世の中、深夜であれ、早朝であれ、メールという便利なツールがあるので、思い立った時に相談事の内容を送ることができます。

もちろんわたしも人の子、ちゃんと夜は眠ります。
それでもその時間、仕事をしている人もいるわけで、その人がそのとき思い立って相談したいことがあれば、メールをいただくわけです。
わたしは朝起きると同時にPCにスイッチを入れ、まずメールをチェックします。

まあ真夜中の相談なんてほとんどないのですが、それでもやはり365日、24時間いつでも相談に乗れる体制にはしているわけです。
もちろん土日祭日なども関係ありません。
クライアントが来てほしい、相談に乗ってほしいという時は空いている限りは、すぐに伺うようにしています。

365日・24時間OK」というのはそういうわけです。
ですからあなたもいつでもご相談があればメールなり、電話なりをしてきてください。


昨日は太田商工会議所に出かける日でした。
昨日2件の相談を受けました。その場でできるアドバイスはその場で応え、ジックリと考えなければならないものは持ち帰りです。

両方とも顧客確保のための初歩段階、PRのやり方ですね。

資金が潤沢な会社はそんなことは相談にはこないわけで、相談に来るのはやはり苦しんでいるから来るのです。
こちらもそのつもりで、お金のかからないPRの仕方をアドバイスしなければなりません。

今も数軒の要望に応えるために、頭の中はさまざまなアイデアが飛び交っています。
昨日の突然の嵐のように、これだというような良いアイデアが飛び込んでくればいいのですが、面白いアイデアというものは、すぐに効くのですが、すぐにしぼんでしまう傾向があります。
やはりじっくりと正攻法で行うPRが息長く続きます

しかしそれではクライアントは、そんな当たり前のことと思い、なかなか実行しない方も多いですね。
当たり前のことが一番大切だということを分かってもらうことが一番難しいことです。
いつもそれで苦労しています。


それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

理想論でしょうか

2011-09-05 10:09:09 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

わたしの生まれ故郷和歌山が今夏に台風12号のせいでたいへんなことになっています。
わたしの生まれたところは北部の和歌山市なので、被害はないようですが、南部がたいへんです。
ここ群馬でも市内の山側などでは崖が崩れたりした被害が出ています。
今朝もまだ風も雨も残り、蒸し暑く、ちょっと動くと汗が出てきます。

皆様のところではいかがでしょうか。
被害が出ている方々にはお見舞いを申し上げます。
でもどうして今回は政府から激甚災害指定が出ていないのでしょうか。
それが不思議です。
こういうときにはいち早く指定して、いろいろな支援の手をすぐにでも差し伸べるべきではないでしょうか。
ドジョウがどうの、泥臭くどうのよりも、今困っている人にまず手を差し伸べることが、政府を維持することになるのではないでしょうか。



さて、今自宅の前の道路を市の委託で、ある企業が整備しています。
聞くとさらに元請けがいるようなんです。
元請けが市へ入札して事業の指定を受け、それを下請けの会社に丸投げのような形でやらせているようです。

その下請けの会社が、わが家のオリーブの木を枯らしてしまったのです。
側溝を新設する工事で、50cmほどわが家の敷地を掘らなくては埋められないので、掘らしてほしいということで承知したわけです。

しかしその交渉は下請け会社でした。
これって変じゃないでしょうか。
こういうことは下請けではなく、元請けが交渉するのが当たり前のことです。
それなのに、わたしはその元請けがどこか未だにわかりません。

さらにそれを言えば、事業主体は市役所です。
その市役所からも一言の挨拶なり、相談なりを受けたことがありません。
普通前もって、何日から何日までお宅の前の側溝を埋設します、その会社はこれこれという名前の会社です、といってくるのがこれも当然ことなのに、一言もなく、ある日突然始まりました。

オリーブを枯らしてしまって、2、3日後に電話がありました。
「市役所のものですが、藤田さんの前にある植木を2、3本、側溝を埋めるので一時移動してほしいのですが………」というのです。

わたしはむすっとした声で言ってやりました。
「何、寝ぼけてんだ。もうとっくに終わってオリーブを枯らされてしまったよ! その目で一度見に来てみろ!」
相手は絶句です。

どういういきさつで工事日が食い違ってしまったのか知りませんが、そんなことはこちらには関係ないことです。ただその工事で木が枯れてしまったこと、それだけが事実として残っているだけです。

さてその弁償はどうするかという問題もありますが、それでさえ、元請けは事実を把握しているだけで、元請けの担当者からは一言の挨拶もなく、謝るのも、弁償するのも、その下請けの会社らしいです。
いやはや会社のモラルはいったいどうなっているんでしょうね。

あなたがこの工事の元請けならどうしますか。
わたしなら、まず工事を行う前に、下請けの責任者を伴って、挨拶にいきます。
そして終了したらまたご迷惑をかけましたと挨拶にいきます。
それがきちんとした会社のやり方ではないでしょうか。

それが次の仕事に生きてくるのです。
また今回のように下請けが何か失敗して迷惑をかけてしまったということなら、その責任は元請けの会社にあります。まず元請けが謝りにいくのが本当です。

いいときよりも、何か失敗したときの対応の仕方で、会社の善し悪しが自ずと現れます。

よかったときは社員が良かったから。
悪かったときは社長のせい。
日頃からそのようになっている会社に未来があるのではないか、とわたしはいつも思っています。
これは理想論でしょうか。

それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

あの豪雨の中で考えたこと

2011-09-02 09:02:30 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

すごい雨でした。
昨日は、朝から太田商工会議所の店舗改善支援で伺う日でしたが、その途中、車が動けないほどの豪雨に遭いました。
坂などは途中で、上から流れ落ちてくる雨水で、いつもよりアクセルを強めに踏まないと車が止まってしまうような勢いでした。

途中、田んぼとレベルが同じようになっている冠水した場所も通りました。

いやはや、一時はどうなることかと思いましたが、太田市内に入ると、そんな豪雨は嘘だったように、道路がすでに乾き始めているのです。
これには驚きました。それほど地域も離れていないのに、どうしてこんな違いがあるんでしょうか。雨雲の野郎め!

後で聞いたら、その時間、北関東自動車道も前橋、伊勢崎辺りでは一時通行止めになったそうです。
そりゃそうでしょう、あれじゃ水の中を走るようなものですからね。

さらに帰宅時です。
太田市内はそれほど降っていないのに、伊勢崎に近づくと大降りに。なんと朝と同じ場所で、また豪雨に遭ってしまいました。参りましたが、なんとかこの日の務めが果たせてほっとしました。

さて、こんなにひどい雨の日ほど、特に営業の方たちは約束があったり、なくてもクライアントのところへは出かけるようにしてください。こんなに大荒れの天候だから、台風が来るから、商談もちょっと遅らせたり、一時中止しようなどと考えがちになりますが、そんなことを考えるよりも、逆にそんな日だからこそ約束の時間より早く駆けつける、というような気持ちをクライアントやお客様に見せれば、相手方の心証もぐっと上がるはずです。
こういう非常時(それほど大したこともないか)何が何でも駆けつけるということが、営業の見せ所ではないでしょうか。

確かにわたしもあの豪雨の中を走っているときは、「ああ今日は無理だなあ。今から電話を入れて、休むとか、遅らせてもらうかするか」というような弱気の虫がむずむずと胸の中からはい出してきましたが、いやいやこんなときだからこそ出かけるべきなんだと、その弱気の虫を心の指でつぶして出かけました。(それほど大層なことではなかったですが)

わたし自身が弱すぎるということもありますが、弱気の虫退治は、とにかくマイナス面を考えないで、そんなときこそプラス面だけを頭に浮かべて行動するということが大切ですね。
今回は自分に対して、このことを言い聞かせています。
もっと強くなれよ、自分って。

営業職の方、相手に誠意を見せるのは、非常時の態度です。がんばりましょう。


今日は本格的に台風が近づいてきます。
四国か和歌山(わたしの故郷です)に上陸しそうです。
これで思い出したのが、第二室戸台風のときのことです。
すぐ傍を台風の目が通りました。

板を窓や戸に打ちつけ、家の中でじっと身をすくめて通過を待っていたときです。
ものすごいゴオ~という音とともに、家ががたがたがたと大きく揺れました。
幸いそれっきりで家はなんとか無事でしたが、台風が通り過ぎた後おそるおそる外に出てみますと、ある窓に打ち付けた板がはがれ、雨戸がどこかに飛んでいってしまっていました。あとしばらく暴風が続いていたら、窓ガラスも割れて、そこから風が吹き込み、家が吹き飛ばされていたことでしょう。とばされた雨戸は、近所の道路にありました。

近所ではぺしゃんこになった家もありました。
風が中に吹き込まない限り結構持ちますが、ちょっとでも風が侵入すると、どんなに頑強な家でも、席巻されてしまいます。
あんなに怖い思いをしたのはあれが最初で最後でしたが、あの台風の瞬間最大風速は69mということでした。

被害が最小限に抑えられることを祈っています。


それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

ある店のオープンに行って

2011-08-27 08:55:48 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

なんだかうっとうしい天候が続きますね。
そんな中であなたは体調を崩していはいませんか。
きをつけたいものですね。


さて昨日は、近くにコストコと蔦屋書店が同時にオープンしました。
コストコは基本的にはチラシを入れないのでしょう、オープン前に2回、会員募集のチラシが入りましたが、昨日のオープンのチラシは入りませんでした。

そのモールの同一敷地内に蔦屋書店が、蔦屋書店としては最大級の大きさの店がオープンしました。
ここはB2のチラシが入り、興味もあったので、午後、仕事が一段落してから行ってきました。

モールの近くの道から眺めたコストコには、午後3時頃だというのに入場制限があるらしく、100m近い行列が駐車場に伸びていました。
今朝の新聞発表によると、オープン前には1kmの行列ができたそうです。
後でちょっとのぞいていこうとーーもちろん会員にはなっていますのでーー思っていたのですが、それを見るともう今日はいいやと思って、蔦屋書店だけのぞいて帰りました。

正面入り口を入ると、真ん中に文具関係、その奥には額や絵画といった専門的な品揃えーー東急ハンズ的なディスプレイです。
左側が書籍。その左奥にはコーヒーのタリーズが入っています。

向かって右側がCDとDVDのセルとレンタルのコーナー。3分の一ほどのスペースを取っていますが、こんな郊外で、このスペースに見合うレンタルの客がいるのかなという疑問はあります。多分縮小されるかなという気がします。

レンタルの市場というのは相当範囲が狭いものです。
さらに、町中にもここよりも安く借りられる店もたくさんあります。わざわざここまでレンタルのためにだけ、車を走らせてやってくる酔狂なお客はそんなにはいないでしょう。
それを考えてなのか、返却は専用袋に入れて郵便ポストに入れればオーケーということですが、それでも借りるときには出かけなければならないので、そのシステムも片手落ちのようにも思います。
役立たずというか、返却に便宜を図っているだけで、来店を促さないバカバカしいシステムじゃないのかと思いますが。

さて、そのオープンセールですが、入ってきたチラシを見ると、コピー用紙が日替わりですが安かったので、あれば買っておこうと思っていましたが、既に定番のものしかありません。
特設コーナーがあるのかなと思って、売り場を回るついでに探しましたが、それもありません。

一応そのあたりにいる店員に聞いてみました。すると案の定、売り切れですという答え。
こういった場合スーパーやホームセンターなどの流通のプロであれば、POPで売り切れましたと表示しているのですが、さすがに(嫌みです)特売という状況に慣れていないのか、そういった表示は、他の売り切れ商品にもありませんでした。

めいめいのゴンドラにはチラシが掲示されていましたが、そういった単純な後処理が全然なされていず、わたし以外にも特売の商品の在処を聞かれていました。

わたしがつかまえて聞いた人の名札には女性ですが、次長という肩書きがありました。
そういう人でさえちょっとしたことに気がつかない、というよりもこういうセールには慣れていないのか、POPを掲示しようということを思いつかないのでしょうか。
なんだかオープンで舞い上がっている、そんな感じに見えました。

だめですね。
全く基本的な対処をしないで、ただオープンしました、さあ来てくださいじゃ、話になりません。

もうひとつ、これはちょっとその詐欺的な手法に腹が立ったことがありました。

ある商品が特設台に並んでいます。同じ機能の商品ですが、パッケージが違うのです。そしてその特設台には商品名と価格がひとつだけ書かかれたPOPが貼られています。
それを買おうと思ってどちらにしようかなと思っていたら店員が通りがかったので、これはどちらも同じ値段なのか一応聞いてみました。レジで違うと言われてもいやですから。

案の定違っていました。
欲しいなと思っていた方は1,000円以上も高いのです。その店員、まあ一応は済まなさそうに、すみません、ここにプライスが貼ってありますと言われて見たのですが、小さなラベルが大きいパッケージの隅の方に貼ってありました。

その2種類の商品だけが同じ特設台に置いてあり、プライスPOPがひとつの場合、たいていは商品が違っても機能は同一ですから、そこに貼って表示している価格かなとたいてい思ってしまいます。
同じように並べておけば、その高い方も売れるだろうというただ単純に置いているのか、または、うまく行けばその安い価格だと思ってお客は高い方を持っていくかもわからない、そうすればレジで恥をかきたくないので、そのまま買う人もいるだろう、という担当者の悪意のもとに並べて置かれたのか、それは判りませんが、結果的には詐欺行為と一緒ですね。

そういう場合はきちんと両方の品名と価格を併記すべきです。
スーパーなどではたまに商品の数量が整わなかったのか、違うメーカーの同一商品が並べられているときもありますが、そういうときはほとんど同一価格になっています。
違う場合ははっきりと判るようにPOPで併記されています。
逆にこういった場合、スーパーなどではレジでトラブルになり、お客の方から突っ込まれ怒られることが多いからです。

この蔦屋書店のような定番商品販売が主体の店では、そういったトラブル経験がない分、そんな詐欺的手法も現れてくるわけですね。
確信犯か、たまたま気がつかなかったのか判りませんが、いずれにしてもこれは消費者をだますことになります。
気をつけたいものです。
あなたのお店では、まさかこんな一時代前の売り方なんかしてませんよね。


それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

いざというときにも慌てないで対応できる運営を

2011-08-26 09:32:05 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


すっきりしない天候が続いています。
昨日も曇っていて、蒸し暑く、時たまぱらぱらと雨も。
今日も蒸し暑くなるようですが、なんだか風邪気味です。
いやになってきますね。
あなたはいかがですか。

季節の変わり目で、身体の調子が悪くなる時節です。
身体には気をつけたいものですね、お互い。


さて、昨日は週1回の太田市での店舗支援の日で、出かけました。

電話で、ある店ーー手作りお弁当の店に電話で様子をうかがいました。

そこは自動車会社の工場の傍にあるので、お客様の大半が工場の従業員です。
自動車工場と言えば、この夏の節電対策でウイークデーに休んで、土・日曜に稼働するという変則シフトをどの工場でもとっていますが、それに合わせて、普段なら休んでいた土・日曜日も営業するようにしたそうです。それはもちろん、お客様のニーズに合わせたことで当然のことですね。

しかし、工場が休みのウイークデー=水曜日とか木曜日も、やはり他のお客様もいることで、営業しているそうです。
ということで、店は休みなしということに。従業員の皆さんはシフトをくんで交代で休んでいるそうですが、店主の方は休みなしで、相当疲れてきているそうです。

その分売り上げが上がるということもなく、売り上げは昨年並みだそうです。
厳しいですね。


こういった話は、この夏どこでも聞くことだと思います。

それに対して臨機応変に対応しているのはさすがですが、内実はたいへんです。
この店ではありませんが、この春の計画停電が実施されたときなどは、聞いた各お店では、特に飲食関係では、お話しにならないほどの落ち込みだったそうです。
停電中だけ休むというように、簡単にはもちろんいかないわけですから、ほとんど休業に近い状況ですね。
それに電気が2時間近くこないのですから、冷蔵庫、冷凍庫内の管理がもうたいへんだったそうです。

この夏はなんとかその計画停電もなく、乗り切れそうですが、このような変則的なことがいつまで続くのか、逆にこういったことが常態化し、この状態が常態となった場合に、また例年のようなシフトに戻るというようなことになった場合、これはこれでまたたいへんです。

シフトはすぐに戻せるでしょうが、人間の身体の方はそうはいきません。せっかく変則シフトに慣れたところに、またシフトチェンジで身体を慣らしていかなくてはいけない。

しかしそれに負けて入られません。
骨太でなおかつフレキシブルな運営を維持していくには、いったいどうしたらいいでしょうか。

いついかなるときにまた変則シフトを強いられることになるかもしれませんので、これは今から取り組んでいたい一種の危機管理ですね。
いざというときにも慌てないで対応できる運営方法を、今から考え、すぐにでも確立するようにしておきましょう。

それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

ある学習塾の変身<第1部>(その2)

2011-08-24 10:26:03 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「ある学習塾の変身<第1部>(その2)」


「今お聞きしたところでは、なんだか他の塾とは差別化して個別学習というシステムをとっているのに、生徒集めは他の塾とまったく同じようなアプローチをしていませんか」
「考えてみれば、そうですね」

「他の塾が出しているのに、自分たちの塾が出していないと、不安なんでしょう。こわいんですね、他と同じことをしていないと。同じことをしていれば、それだけで、ちょっと安心なところもありますからね」
「その通りですね」

「これはスーパーなんかの流通業なんかでも同じことが言えます。他店、特に競合店がチラシをバンバン出せば、こちらも負けじとバンバン出す。さらに同じような商品を同じ価格で出すんですよね。相手がたとえば大根1本77円と出せば、こちらも77円で出すとか。私はそこんところがいつも不思議に思うんです。対抗して出すなら出すで、もっと下をくぐって出せばいいのにと思うんですけど、対抗のチラシだから、相手が出してきたからこちらも、その場その場でしょうがなくチラシを出すために、相手と競争しながら、真似てることになっていることが分らないようなんですよね」

「競合店に引きずられているってこと、ですか」
「そうです。そういうところに限って、上の人たちの口からよく出てくるのが、差別化、差別化って言葉ですね」

「よく聞きますね」
「差別化、差別化って言ってるうちに、何となくその差別化したい相手に似てくるんですね。不思議なもんです」
「対抗意識がそうさせるんですね」
「そうなんです。相手なんか意識しないで、自分たちは自分たちの道を着実に歩くことが一番大事なことなんですけど、それを忘れがちですね。相手から離れよう、離れようと意識すればするほど、近づいていく。面白いですね」

「面白がらないでくださいよ、やってる方は真剣なんですから」
「いや、失礼、でもホントに面白いですよ。ちょっと見方を変えさえすればいいのにって。傍目八目で、離れてみれば一目瞭然なのにね」

「う~ん、それ本田さんがこの間メルマガに書いていた、競争しながら真似をしているってことですね」
「ええ、そうです」
「嫌っている人に、なんだか少しずつ似てくることって、ありますからね」

「遠藤さんも、私から見れば、なんだかそんなようなことになっているように見受けられるんです。まずはそういったことからの脱却を図ることから始めませんか」


こうして、日進塾の立て直しが始まった。


                                        つづく

<3>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

あ、そうそう、下記のメルマガ「繁盛店になりたいか!」をぜひお読みください。
繁盛店になりたいか!
基本的に毎週月曜日の配信です。もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

そうだ、業務用という手もある

2011-08-14 09:56:06 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


夕べというか今朝というか、雷雨がありましたが、雷はそれなりに大きかった割には、雨が少なく、それほど涼しくならないまま朝を迎えました。
あなたの近所ではいかがでしょうか。

さて、CPを新iMacにしてから初めてのブログ。

昨日は夕方からなんとか一息ついたので、新しいMacを立ち上げ、ソフトを入れ替えたり、データを移し替えたりで、たいへんでした。
実はまだ終えていませんが、何とか使えるようにはなり、さくさくと動くMacの前でこれを書いている次第です。

大きく違うところはまずキーボードですね。
キーが平たくなり、少し大きくなりました。ですので、打ち間違いは今でもあるのですが、以前よりも少なくなったように思えます。

さらに大きく変わったのが、テンキーがなくなったこと。
そのためにコンパクトにはなりました。しかしこれはやはり標準でつけてほしかったですね。

仕方がないので、このキーボードに合うテンキーも買いました。
グラフィック関係者の使用が多いので、あまり使わないという判断でなくしたのでしょうが、私のように結構テンキーを使う人もいるとは思うので、次回の新型ではまたつけてほしいですね。



さて、今朝もTBS「がっちりマンデー」を見ていました。
今日のテーマは「2011年に上場した会社」ということでしたが、なんとあのカルビーが上場したのは今年なんですね。驚きました。
ジャガイモ以外の原料を使った製品を開発していきたいということで、やっと上場したようです。でもさすがですね。いきなり一部上場でした。
株式を上場していない会社では有名なところではサントリーがありますね。昨年でしたか、キリンとの統合問題で初めて私はサントリーが上場していないということがわかった次第です。
あるんですねえ、そういう会社が、まだ。

さてと、今回は株式上場の話ではなく、世の中にはあまり出ていないけれど、業界じゃ有名な会社がまだまだあるということですね。

その一つが今日出てきたケンコーマヨネーズという会社です。
以前スーパーのマヨネーズの棚で見かけたことがありましたが、どうしてのキューピーや味の素に比べるといまいちブランド力がないので敬遠していましたが、そのマヨネーズを我々は知らず知らずにうちに口にしているのですね。

そうなんです、業務用に特化してシェアを上げているのですね。なんとそのシェアはキューピーに次ぐ2番目のランクなんです。味の素よりも上位なんですね。

さらにマヨネーズ以外にも業務用のサラダでも作っていて、我々が口にしているコンビニのサンドイッチなどにも使われています。

この会社ではクライアントの依頼でそのクライアントだけの特別な味を開発しているというところが、大きく伸びているところです。


こうして見ると、何も、対象を一般消費者に向けてでなくても、業務用として特化したらもっと未来が開けるという商品も数多くあるということです。
もちろんその中でのシェア争いも容易ではないでしょうが、技術に指針があれば、食い込んでいける余地はいくらでもあると思うんです。

クライアントの方でも今がよくても常に新しいものを求めていますから、そこに狙いをつけていくのも悪いことではないと思います。そこでものをいうのは、宣伝力ではなくて営業力ですね。そしてそれ以上の技術力

下請けで押さえつけられている企業でも、いいものを持っていれば、自社開発商品として、メーカーに持ち込んでみてはいかがでしょうか。
そのためには技術力の基本となる人材の確保が重要ですね。
中なら一筋縄ではいきませんが、それはどこだって同じです。

まずは技術力を養い、鍛え、クライアントから出向いてくれるような製品を開発する努力をしてみませんか。

務用への特化に限らず、自社製品のニッチな市場を開発する努力もしてほしいのですが。

それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

買物弱者って?

2011-08-11 08:16:38 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

いやあ昨日も暑かったですねえ。
外に出る用があったので、出てみましたが、車のエアコンをかけてもなかなか冷たくならず、暑いまま用のある場所まで行ってしまいました。

さて、一昨日沼田へ買物弱者対策をテーマにしたセミナーに行ってきたと、昨日のブログに書きましたが、その内容がまだでしたので、今日はそれを少し書き留めておきたいと思います。

買物弱者または巷では“買物難民”とも言われていますが、ひとつには中心商店街の近くに住みながら、その商店街に日々の生活に必要な日用品や食料品店がなくなり、郊外のスーパーに買物にも行けない高齢者のこととか、山間部に住み、今までは食品や日用品を積んで週に数回、もしくは1回ほどやってくる商店の車を当てにしていた人たちが、その車が採算がとれずに来れなくなり、かといって自分で車を運転して町のスーパーまで行けない人たちのことです。

日本中、都会地を除いてはどの地方でも起こっていることで、過疎に次ぐ問題になってきています。
そのために地方の商店街はどのような手を打っていくか、どんな有効な方法があるのか、ということをテーマにしたセミナーでした。

買物弱者対策に以前から取り組んできている方を講師に招き、さらには県内で行われている実例の発表もありました。

今回セミナーが行われた地元の中心商店街では、理事長がトップに立って買物代行を引き受け、介護施設などには出張商店街で出向き、買物弱者といわれる方たちを支援してきた事例を発表してくれました。

来なければこちらから出向いていく、いつかわたしは講演でも言わせていただいたことを実践されていました。
そうなんですよね、お客さんがいないんじゃないんです。ただ来られないだけなんです。
だからこちらからで向いていく。ニーズ、マーケットのあるところに商いの場を持っていくということが、商売の原点です。

買物代行を実際に行うと、高齢者の方たちは待ってましたとばかりに、おしゃべりを始めるそうです。
コミュニケーションも不足していたということもわかりました。
買い物に行けないことは辛いことですが、それ以上に、人と話ができないということがストレスになっているようです。

また重たいものが持てないので、ゴミも出せない人たちも多いということです。
そういった方たちからはゴミの処理まで引き受け、リサイクルできるゴミは承諾を得てそのまま引き取り、それをわずかですがお金に換えて、補助金でもまかなえ切れない予算に組み込んでいるそうです。

まだまだ採算がとれずに、行政やその他からの補助金でまかなっている状況ですが、上記の例から、何か新しいビジネスが芽生えてくると思います。
商いのタネに敏感な方なら、何か新規のビジネスがすぐに頭に思い浮かべそうですね。
それはこれからのことになりますが、わたしもそのことについては様々は形を考えてみたいと思っています。

それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

ある料亭の再生物語 <第2部>(その5)

2011-08-10 11:13:13 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「ある料亭の再生物語<第2部>(その5)」

今度は、もうひとつの課題である料亭千樹の活用だった。

ここで採用された2つのうちのまずひとつ目は、女将が言った「劇場型」の利用だった。

大広間をメインとし、付随して各室もそれぞれひとつの劇場と考え、それぞれに活用していくということだった。

具体的には、定期的に生け花とお茶、それに和裁・洋裁、等の習い事を千樹で講師を呼び開催するという、いわばミニカルチャー教室としての活用で、他のカルチャー教室とは違って、講義代金が高い分、そこに千樹のお弁当をつけるということで、他との差別化を図った。

他にも自由に各種のお教室にも使ってもらい、そこに千樹弁当をつけるということで、カルチャー教室の充実も図った。

月に1回の千樹寄席は、さすがに地方でのことであり、また開かれる場所が公共のステージではなく、有名料亭のお座敷でということがネックになり、なかなか一般客を呼ぶことがむずかしかった。

3回目までのお客様はやはり千樹のかつてのお客様が多く、お付き合いという感じが強かった。

さらに予想していたよりも客数が上がらなかった。
30人あればいいかなあという目論みよりも毎回少なく、3回目は10数名という客数だった。

これはやめた方がいいかなと考え始めた時、また従業員から声が上がった。

「いっそ、無料で一般の方を招待していたらいいんじゃないの。
まずは落語や演芸の面白さを知ってもらわないと、やっぱり千樹では敷居が高いから入りづらいからというお客さんも多いんじゃないかなあ」

「そうだよなあ。どうかなあ、ほら大学の落研に声をかけて、落研の落語会を開いてもらったら。只で場所提供して。一度千樹に足を踏み入れてもらえば、分ってくれるんじゃないかなあ。そこで千樹寄席のチラシを渡して、決して高いものじゃないってことを分ってもらえたらいいんじゃないかと思うんですけど………」
この意見を取り入れて早速地元の大学の落研に声をかけ、千樹特別寄席を開いてもらうことになった。

もちろん話を持ちかけられた落研も、自分たちの芸を発表できる場所、それも一流料亭でということで、渡りに船と喜んだことはもちろんだった。

この落研作戦が成功したのかその後徐々にお客様が増え、中には若い女性もちらほらとお客様の中に混ざるようになってきた。
これには落研の影の力が功を奏したと言っていい。

自分たちに無料で場所を提供してくれる代わりに、彼等がいたるところで千樹寄席の面白さ、料理のおいしさ、それでいてリーズナブルなところを、吹聴してくれたのだ。

開催時には、落語のCDも地元の商店街のレコードショップに委託して販売した。
これは地元の商店を少しでも活性化させたいという熱意を持っている本田のアイデアだった。

千樹寄席はこうして少しずつではあるが知られていくようになった。
しかし何といっても、メインは板長の料理教室と有名人を呼んでの板長の料理を楽しむ会だった。

料理教室は隔週に1回、定期的に開くようにした。
初心者コースとベテラン主婦コースを隔週に開催し、1コース6回で、6ヶ月で修了というコースのしたところ、初心者コースよりもベテラン主婦コースに生徒が集まった。

さすがに千樹というネームバリューのことはあると女将も社長も思ったが、本田としては初心者の方にウエイトを置きたかった。
そうすることで、今まで千樹に縁がなかったお客様が増えるからだった。
従って初心者コースの生徒を充実させるために様々な手を打った。

そのひとつが、“プロが教えるかんたん手抜き料理教室――冷蔵庫の余ったものを最後まで生かそう”という、
敷居を少し低くした不定期の料理教師の開催だった。
ここでは板長の下で包丁ふるう職人たちが交代で担当した。

ここでは思いがけない効果もあった。
職人たちの顔が生き生きしてきたのだ。
直接お客様とふれあうことで緊張感が増し、またお客様と楽しく会話ができるということで、職人たちの笑顔も増えたのだ。


いいことづくめだといいたいが、やはり逆効果もあった。
今までひいきにしてくれていたお客様から批判の声が上がったのだ。

しかしこれは織り込み済みだった。
その声は無視しようと話し合っておいた。

いずれは落ち着く。
もちろん離れてもそれはそれでしょうがない、その人たちには今までは恩があるが、そうかといって彼等だけを大事にしてこのまま営業を続けていけば、千樹は早い段階でなくなってしまう。
そうなれば元も子もなくなってしまう。
そういう人たちも新しい千樹についてきて来てほしいが、ついてきてくれなくても、追いかけないでおこうという了解を取っていたのだ。

離れていく人はしょうがない。
そういう人は本当に心から千樹を愛してくれているわけではなかったのだと思うおう。
それよりも新しい千樹についてきてくれるお客様の方を大事にしよう。

そうすることで千樹は暖簾を守りながら、お客様と一緒に未来を見ることができるのだ。


こうしてかつての料亭千樹は、徐々にではあるが時代に合わせて変わることができた。
暖簾を大事にしながら時代に合わせて変化していくこと。
特にこのように変化の激しい時代を暖簾を一方では守りながら、常に新しいことに挑戦していくこと、昔から続く企業でも店でも、この暖簾を保守的に守るのではなく、その暖簾を利用しながら、常にその暖簾に恥じないように、常にその企業、業種ではトップの層に位置しながら走り続けることこそ、伝統を守るということなのだということが、社長も、女将も実感として分った。


2年後、今まで来てくれたお客様を招待して、従業員の素人芝居を見せ、お料理を楽しんでもらおうという計画もある。


                               おわり


(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

あ、そうそう、下記のメルマガ「繁盛店になりたいか!」をぜひお読みください。
繁盛店になりたいか!
基本的に毎週月曜日の配信です。もちろん無料です。
今すぐにアクセスして、登録してください。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)

悪くなる前兆を捉えるということ

2011-08-08 08:56:04 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨夜は長い時間夕立がありました。
けっこう雨も降り、昼間の熱気も、その雨が消してくれました。
朝も涼しい目覚めでしたが、涼しさはここまで。
今日は立秋ですが、これから1週間以上も、また7月のあの猛暑が復活しそうという天気予報です。
旧盆の時期はいつも暑いというイメージがありますので、まあ我慢しましょうか。


昨日はいろいろやることがあったので、外には一歩も出ませんでした。
幸いこのMac君もあれ以来ブラックアウトもせずに、何とかがんばってくれています。感謝、ですね。
妻とも相談した結果、近いうちに新しいiMacを買うことにしました。

今までよくあったことですが、今まで使っていた家電なども、新しいものを買おうという話になったら、不思議と故障し始めるものですね。

面白いなあと思っていたら、考えてみたら不思議でもなんでもなく、そろそろ寿命だなと無意識に感じているから、買い換えようという気になるということで、その物も何かそういった前兆めいた障りが出ててきているんですね。
それを微妙に感じるから、そろそろ買い換え時かなあと感じ始めるということです。

数年前まで住んでいた旧家も、隣りに新しい家を建て始めたとたん、様々な箇所に傷みが目につくようになってきました。
テレビのアンテナも、引っ越す2か月ほど前にダメになってしまいましたし、その他いろいろな箇所で傷みが目立ち始めました。
それは結局新しい家を建て始めたから目立ち始めたのではなく、修理しなくてはならない時期が自然と来ていたということです。


そう考えるとビジネスも同じだなあと、思うときもあります。

閉店せざるを得ない状況に陥った店にも、その前兆になる状況が、あるときから様々に見え隠れし始めます。
それは、自分自身が心の中で感じ始めるからであり、その心の状態で物事を見ると、気になっていることだけが目につくようになるということだと思います。

うまく行っているときには見えなかったことでも、うまく行かなくなるとあらわに見えてくるものです。

うまく行っているときに、その前兆を見ることができれば、対処できますが、後からの手当ではどうしても後手後手に回ってしまい、結局対処療法だけに終わってしまいます。

うまく行っているときにその前兆を感じることができるようにするにはどうしたらいいでしょうか。
それは簡単なことです。
自分がお客様になって、自分の店なり、会社なりを第三者の目で見ればいいことです。
要は客観的に眺めてみるということです。
そうじゃないでしょうか。

店の状況を客観的に見るというと、すぐにお客様からアンケートを取るとかすぐに考えがちですが、アンケートだけでは本当のことは分かりません。

概してお客様は、アンケートを求められると、よほどのことがない限りあまり悪くは言わないもの、ということは本音が出ないということです。
スッピンの顔を見せないで、お化粧を施した顔を見せてくれるだけです。

アンケートを鵜呑みにすると、おかしなことにもなりますので、アンケートを取るなとは言いませんが、結果の半分ぐらいが本当の評価だと思った方がいいでしょう。

それよりも自分の目で一度客観的に眺めてみるということをお勧めしますね、わたしなら。
しかし人間というものはどうしても自分に甘くなりがちです。
わたしだってそうです。
ですから自分で見た後、もう一度その判断が正しいのか間違っているのかを知るためには、全然利害関係のない人にも見てもらうことも必要ですね。


それでは今日はこれで。


▼あ、そうそう、下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)