言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

「商店街」と呼ばないことから始めよう

2012-10-21 10:08:44 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。

今日も朝からよく晴れています。
いわゆる快晴、です。
昨日も同じような天候だったのですが、夕方になってけっこう曇ってきました。
今日は果たして?
最高気温が25℃近くもあり、気温的にはまだまだ夏に近いように思われますが、最低気温が10℃前後と、秋も終りに近い感じです。
特に夜は冷たくなりました。
そして何よりも、日暮れが早くなったことです。
もう5時を過ぎると、暗くなってきます。
私は仕事の行き帰りに車の中で、文庫本を信号待ちや渋滞のときに読んでいますが、もう帰りには読めなくなってきています。それだけ暗くなるのが早くなったというわけです。
いつもこの夕方の本が読めなくなる暗さで、季節を実感することが何十年も続いています。


さて、今日は何の話をしましょうか。
最近私が思い始めていることをお話しします。

というのはいつものことで、商店街の話です。
で、これからはもう以前の商店街を“商店街”と呼ぶのはよそうよ、ということです。

はっきり言って今のどの地域の商店街でも、「商店街」と呼ぶことに躊躇しませんか?

今でもたくさんの人が群れている、本当に商店街と呼べるところも拠点拠点ではありますが、もう数少なくなってきています。
今ではシャッター商店街と揶揄されて呼ばれているところがほとんどといっても過言ではありません。

それをだから「商店街」と呼ぶことをやめるところから、もう一度街づくりを始めてみてはどうかなって思うんです。


「商店街」と今でも呼んでいるから、どうしても空き店舗に商店を誘致しなければって考えるのではないでしょうか。
それよりも、“何か”できる空き家=不特定多数の人が自由に入って来られる造りになっている空き家だと考えれば、そこがたとえば大きい空き家であれば、小規模の保育園でもいいわけですし、お医者さんでもいいわけで、もしくは小さな工場でもいいのではないでしょうか。

「商店街」というから、何らかの“商店”を誘致しなければならないんだ、という義務感にとらわれている感じもなきにしもあらず、というところではないでしょうか。

「商店街」の再生ではなく、街の再生という観点でもう一度考え直してみませんか?
そうすると、もっと違ったアイデアも出やすいのではないでしょうか。

最近つくづくそう思うようになってきました。
もう商店「街」じゃないんだよ。
ぽつりぽつり商いの店がある、寂れた街、でしかないんです、今のままでは。



前橋ではまた今日もイベントが行われて、商店街に少しでも活気をとがんばっているようですが、一過性のイベントをやるだけでは、そのときだけしか人はやってきません。
それをみんなもう分かっているはずなんです。

でもそれでもそのときだけでも人がやってきてくれたら………と、わずかな希望だけを胸に、無益なあがきをしているような気がしてならないんですね、私は。

イベントはいつもやってきてくれる人に向けて、感謝の意味で行うものではないでしょうか?
そう思いますよ。
どこかのひも付きのお情け予算でやるイベントなんて、それを目当てにやってくる人に、無駄なお金を少しずつばらまいているだけのような気がしませんか。


さあ今日もがんばろう!

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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お店のキャラを確立しよう

2012-07-07 10:43:32 | 商店街の再生
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前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
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昨日は午後から雨が降りはじめ、夕方には本降りになってきました。
夜には一時強く降りました。
今朝もその続くのようで、小雨が降ったりやんだりしています。
今日はまた午後から雨が続くようですね。

さて、今日は7月7日ということで、七夕ですね。
梅雨時ということで、今年も星空は望めないですね。

斜め向かいの住まいの解体が今週いっぱいやっていて、重機の音がうるさく感じます。
暑さ、湿気に加わった騒音なので、イライラしてくることもあります。
そんな時はもういっそのことCPの前から離れて、テレビを見ます。
でも面白いプログラムが少なくなりましたね。

しかし、これはもしかしたら自分が歳をとったせいかな、とも思う時もありますが、そうとも言い切れません。
やはり面白いコンテンツを提供されることが少なくなってきたこともあると思うんですね。
ですから、どのプログラムも視聴率がとれないのではないでしょうか。

視聴率がとれないのは、ケイタイやCPにとって代わられたからだという穿った見方もあり、またそれもある意味、真なりですが、それでも面白いコンテンツを提供すれば、いい視聴率はとれます。
現に、昨年のドラマの方では「家政婦のミタ」のように、面白いのが現れ、見直されてはきています。

それに反してバラエティのつまらなさには目を覆いたくなります。
芸人やタレントのちょっとした、知らなくてもいいような秘密の暴露とか、何々で健康にとか、そんな画一的なものばかり。

同じ暴露ものにしても、「仁志松本のすべらない話」などのように、それがひとつの芸の高みにまでなっているものなら許せて笑えるのですが、内輪のつまらない話で2時間も持たす内容には、その“芸”のなさに呆れてしまいます。


4月から6月期のドラマの中で面白かったのは、わたし的には、一番に「リーガル・ハイ」でしょうね。
堺雅人さんのあのテンションを高くしたキャラづくりが、その面白さの原点です。
きちんとキャラづくりをすると、ドラマは俄然面白くなります。

最近(先週)スペシャルで放送された「サラリーマン・ネオ」も、出演者みなさんのキャラが立っていたので、面白く笑わせてもらいました。

キャラ立ちでいうと、「アタル」も、中居正広さんはあの役柄ぴったりにキャラをうまく表現してくれ、それをかためる北村一輝さん、栗山千明さんも抜群の演技を見せてくれて、毎週日曜日を楽しませてくれました。



というところで、あなたのお店のキャラはどういうキャラでしょうか。
しっかりと確立されているでしょうか。

消費者から、お客様から支持されている企業、お店や商品などは、必ずきちんとキャラが確立されています。
だから“売れる”わけです。

ここでいうキャラとは、独特の個性、自分なりのストーリーと言い換えても良いでしょうか。
難しくいえば、ひとつの確固とした哲学を持っている、ということですね。

一貫したお店のストーリーをお客様に示せば、そのストーリーに共感するお客様に必ず支持されます。
今売れないと嘆いているお店には、ストーリーが感じられるお店が少ないように感じるのはわたしだけでしょうか。

またストーリーはあっても、2つ以上のさまざまなストーリーが交錯していて、いったいこのお店は何を言おうとしているんだろう、というような感じのお店もあります。

もし売れないと悩んでいるのでしたら、ここで自分としてのひとつのストーリーを描き、それをお客様に提示してみてはいかがでしょうか。

あの人もこの人も、あっちの人も、そこの人も………というように、すべての人に受け入れてもらいたいとあなたは思っていませんか?
たとえば5万人の人口の街で、その5万人のすべてに支持されたいとしているのが、今売れないお店の典型です。
5万人のうちの1%で500人。500人の人たちにだけ支持されれば、あなたのお店は繁盛店になります。

1%です。それなら難しくはないでしょう?
消費税だってもうすぐ8%になる世の中です。
消費税の8分の1%でいいんですよ。
その人たちが顧客になってくれればいいんです。

の方たちだけに向けたメッセージを送り続ければいいことですから。
それなら今までよりは難しくはないでしょう?

そのためにするべきことは?
もうお分かりですよね?


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商いもハイブリッド

2012-06-29 08:28:51 | 商店街の再生
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▼昨日は結局夕方にはけっこう晴れ間が見えて、このような夕景も見られました。



何だか真夏って感じです.


でも今朝はまた梅雨時そのものの様相で、朝から雨が降っています。
気温は低めなんですが、蒸しっとしています。


昨日は、木曜日でしたが、月末ということで、太田商工会議所へ出かけるのは今日ということになります。

で、昨日は桐生へ出かけてきました。
7月より毎週火曜日に桐生商工会議所へも店舗支援で通うことになり、以前在職していたた会社と、お世話になった方にその挨拶がてら出かけました。

最後に寄ったある飲食店では、話しに花が咲き、ついつい1時間半以上もお邪魔してしまいました。

その店の女将さん、手相を見るということで、その店の隠れメニューとして、手相見と食事をセットにした「占い御膳」というものがあるということも教えてもらいました。

口コミだけで今までやってきたらしく、けっこうその筋のお客様もいらっしゃるということです。
もったいないので、この際表メニューにしたらと発破をかけてきました。

飲食店で占いもするというのは、東京では韓国料理店の“さかなちゃん”が有名になりました。
それの群馬版にしたいものです。

でも表メニューにしたら、その店の隠れ家的な味わいが薄れてしまいそうで、それも一方では心配です。

このようにまったく異質のものを組み合わせたものをハイブリッドと言いますね。
異種をコラボさせることで、また今までとは違った客層が来るようになり、それはそれで繁盛の元にもなると思います。

あなたのお店ではどんなコラボができるでしょうか。
また変わった趣味や珍しい資格を持った従業員の方はいませんか?

またはお店同士で、お互いの強みを持ち寄って、弱いところをお互いで補い合い、新しい店づくりで運営していくという手もあります。
自店だけではこのままじり貧になっていくのが目に見えているということでしたら、自店の弱いところを補ってもらえる店に持ちかけて、まったく違う方向性の店だって、やろうと思えばできます。

今繁盛していなければ、それにも取り組みやすいのではないでしょうか。


さて、ちなみにそのお店でわたしは、只で手相を見てもらいました。
ひとつのアイデアと、まあ交換ということで。

それによりますと、仕事的にはいい運勢がやってきているので、あと1年はうんと努力するようにと言われました。

もちろん努力は仕事がたくさん来るようになってもしなくては、伸びていきませんので、しっかりやるつもりですが、もうこの年ぐらいにもなると、ちょっとしんどいなと思うときも、正直あります。
そんな時は休むようにしています。
無理をすると後にたたりますからね。

幸い、重い病気の気配はまだ出ていないということでした。

最後に、わが家のツバメたちはまだ近くにいるようで、夜になると数羽が帰ってきて休んでいるようです。


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「お客様の創り方」

2012-06-22 09:11:59 | 商店街の再生
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朝から雨が降っています。
5時頃に目覚めた時には強く降っていましたが、夜が明けるとしとしととした雨になりました。今日いっぱいは続くのでしょうか。
気温は昨日よりは数段低く、汗だくにはならないようです。
ほっとしますね。

昨日は夏至でしたね。
それを感じさせない曇り空で、夜には雨が降り始めました。


さて今日はまた久しぶりに商店街のことを、ちょっと。

先日館林市(群馬県)に行ってきました。
ご存知かどうか分かりませんが、一昨年たった1日だけですが、日本一暑い町になったところです。
現在の記録は隣の熊谷市がもっていますが、とにかく日本でいつも1、2を争う暑い町です。

その館林の中心商店街では「まちゼミ」というイベントを行っています。
どういうものかというと、各商店が、自分たちの仕事範囲の中でお客様に何か教えることがないかということで、たとえば、その最たるものが手芸屋さんなどですね。

手芸をしている人向けに商品を提供するのが普通の販売方法ですが、それではやがて終(つい)てしまいます。
じゃあどうすればいいか、ということを考えると、手芸をする人を自店で増やしていけばいいだけのこと、ですね。

私は数年前に、ある服地専門店に対して、けっこうそのお店では空いているスペースもあるので、そこで定期的に若い母親向けに裁縫教室を開いて、これからのお客様を自身で開拓していきましょうと提案したことがあります。

若いお母さんですから小さな子どもいるはずで、だからその子供たちをお店のショーウィンドウ部分に遊びスペースを設けて、そこで一人育児専門の人をおいて保育をお手伝いしてはどうかということも添えました。

なぜショーウィンドウ部分かというと、その付近に動きが出るので、道行く人にインパクトを与え、見てもらえる時間が増えるという単純なことです。

今どき商店街の個店のショーウィンドウというものは、はっきり言って不要に近い部分でもありますので、それを有効利用しようということでもあり、その付近が子供たちの動きでとても明るい感じにもなります。

上記は一例ですが、そういうことをもっとミクロの部分から始めようという試みが、最初に上げた館林市の商店街の例ですね。
パン屋さんではパンの作り方、魚屋さんでは魚のおろし方など、そのお店に合った内容の教室を提供しているようです。

人によっては、たとえばパンの作り方を教えてしまえば、自分の店のパンが売れなくなるじゃないかという錯覚した思いを抱く人もいるでしょうが、そういうことには不思議とならないんですね。
作り方を正直に教える店や、製造工程を全部ガラス張りに見せる方が、お客様としては安心なわけで、パン屋さんにしても、こうして作っているのかという安心感を抱いてもらえることになるんです。

隠さないで、見せてしまいましょう。
そしてお客様を自分の手で創りましょう。

これもひとつの「お客様の創り方」ですね。


さあ今日も、雨だけど、がんばろう!

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コンセプトをブランド化する

2012-04-26 09:50:02 | 商店街の再生
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前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝から曇っていて、時おり雨が降っています。
昨夜の宵のうちから雨が降り始めました。
その分ちょっと肌寒い知と言うか………。



▲昨日、わが家の今年初めて成った3本のアスパラを収穫して、煮浸しで食べました。
全然世話もしていないんですが、毎年こうして何本か収穫して食べています。
今年は寒さでなかなか出てこなかったのですが、いざ穂が出始めるとすくすくと伸び、数日も待たずにこれだけになりました。
あと何本ぐらい食べられるかな。
数本は大きく成長させてその緑を楽しみことにしています。

さて、一昨日近所のショッピンでセンターに行ってきましたが、ウイークデーということもあり、空いていました。

いつも、店内は空いていても、駐車場の空きスペースを見つけるのはなかなかなんですが、その日はスムーズの停められました。
ゴールデンウイーク前ということで、皆さん何となく買物を控えているんでしょうか。
それとも新学期が始まって子どもたちが学校に通いだしたので、消費意欲がいったん落ち着いたのでしょうか。

それはまあ推測の域でしかないことですが、そのショッピングセンターのメインショップであるスパーマーケットをのぞいたのですが、最近顕著なこととして、そこでもPB商品がけっこう幅を利かした展示をしていました。
セブン&アイとイオンに代表されるPB商品への力の投入に刺激されているのでしょうね。

このPB商品ですが、最初はいわゆるノーブランド商品ということで西友とダイエーで、日本の流通業では本格的に始められたのはもう皆さんは周知のことですが、それがいつの間にか、NBがPBというように置き換えられました。いつごろからでしょうか。

NBというとどちらかというとナショナルブランドの略語ということで、PBになったのでしょうか。
まあそんな些細なことは関係ないのですが、これも皆さんが周知のように、西友が開発したノーブランド商品群は「無印良品」というネーミングで一人歩きし、今ではナショナルブランド、いやインターナショナルブランドにまで成長しています。

「無印」というノーブランドを意味する言葉が、いつの間にか流通業界を席巻するブランドにまでなったということは、いかにも何か現在という社会を象徴している気がしてなりません。

というのは、今はブランド化しようと躍起になってマーケティングして商品を送り出してもなかなか難しいということです。
「無印良品」はその名の通り、生産するにあたって一貫した強いコンセプトが存在し、そのコンセプトにあわない商品は作らないという強い意志があったからこそ、今の感度の高い消費者に受け入れられたのですね。

自分たちはこういったいい商品しか作りませんというコンセプトを発信し、実際にも一番適当な価格で提供するということをやったから、ノーブランドというブランドが、こうして世界のブランドにまで成長したわけです。

しかし同じ頃に出したダイエーのPBはいったん消滅してしまいました(?)ね。
すみません、近くにダイエーの店舗が全然ないので、確認することができないままこれを書いていますので、もし間違っていたらごめんなさい。

小さなお店ではそういったことはできませんが、同じようなことはできますし、これからはそういったお店が繁盛していくだろうと考えています。

それはお店のコンセプトをきちんと整備し、それに沿った商品群を品揃えしてお客様に提供するということですね。
「安さ」をコンセプトにしてもいいんです。
そうしたら徹底的に安さを追及した仕入から販売までもやればいいです。
でも、それじゃいつか疲れてしまいませんか?

それよりも、あなたのお店の一番の強いところをコンセプトに、それだけに特化した商品群を品揃えしてお客様(顧客)に提供していけば、遠くからもあなたのお店のコンセプトにあったお客様が来てくれます。

そのコンセプトがあなたのお店のブランドになります。


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トイレ掃除で気づくこと

2012-04-22 09:43:19 | 商店街の再生
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今日もよろしくお願いします。

今朝も朝から曇っています。
これで3日続きの曇天ですね。
雨が降らないかわりにお天道様も顔を見せない。
菜種梅雨でしょうか。


さて、私は起業してからいろいろなビジネス書を読むようになり、その中でほとんどの経営者の方が言うことは、社内をきれいにするということですね。
特にトイレを。

私もそれに触発されて、幸いにも起業前後に家を仕方なく(区画整理があったので)新築したので、トイレを毎日ではありませんが、隔日に掃除をしています。
トイレ掃除をすると、事業がどんどんうまく行くなんていう本もありましたので………。

それを真に受けたわけではありませんが、自分もやってみようと。
それからもう数年。

トイレ掃除は続いていて、それにプラス、廊下や2階フロアの拭き掃除もやるようになりました。
ちょっとした汚れが目に入ると、体の調子によってですが、つい手を出して、その汚れを取ってしまうと、すぐ傍の汚れも気になりだし、それがフロア全体にいつの間にか広がっていくわけです。

それによって自分は変わったでしょうか?
いえ全然変わりません。

でもひとつ言えることは、トイレには気分良く入れるということです。
気分よく排泄すると、次の食事もうまくなります。

出かけた先でのコンサルもスムーズの行くことが多いですね。


どの店でも、店に入ってトイレを借りると、その店の状況が手に取るように分かります、と言ったのは、私が懇意にしていただいているある社長の弁ですが、自分でもそれはだいたい分かるようになりました。

トイレが汚い店は繁盛していないところが多いということです。

店内をきれいにしている店は、やはりトイレもきれいにしているところがだいたいですが、その逆もまた真なりというところがあります。
トイレが汚い店は店内の掃除もおざなりなんですね。

ぱっと見きれいでも、隅々にちょっと目をやると、汚れがこびりついているんですね。
中には、店内の見た目が古くて、もう汚れが拭いても取れないような店で、トイレだけがきれいな店があります。
そんな店はけっこう繁盛しているんですね。

その店の経営状態を診るには、トイレの掃除具合をまず見てみてください。
それでだいたい分かります。

ということは、店の立場から言うと、トイレだけはきれいにしておきましょうということでもあります。


うちの奥さんが数日前美容院に行ってきました。
もうずいぶんとなじみにしている店です。

最近その店は店員さんが数人入れ替わり、自分の担当も新しい人になったというんですが、その店員さんのシャンプーが気に入らないとぶつぶつわたしに言うんですね。

痛いそうなんです。加減が判らないらしいんですね、まだ。
で、まあそれはそれとして、最近トイレが汚くなったということです。
特に前回は汚かったというんですね。

だれてきているんでしょうか。
この店の行く末は………?


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オトナの○○○

2012-04-21 09:27:23 | 商店街の再生
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今朝も朝から曇っています。
西日本ではこれからゆっくりと雨になるということ。
こちらでも夜には雨かな。
この雨が去ると、初夏のような気候になるようです。
でも今朝も朝からちょっとばかり冷たく、トレーナーでは肌寒い。



さて、先日のこのブログでは、大手流通も店づくりを団塊の世代向けにシフトしてきているということを書きました。
今日はその続きのような話です。

以前このブログの、創作「繁盛店物語」にも書いたと思うんですが、それについてまた同じことですが、書いてみたいと思います。
それは「オトナの学習塾」というものです。

今進学塾は花盛りですが、少子化に伴ってどんどん淘汰されていくのは目に見えています。
いえ、実際そういう傾向がすでに現れてきていて、近所にあった学習塾も2、3なくなっています。
これからはそういった傾向に拍車がかかります。

そんな塾はこれからいったいどこへ向かえばいいのか。
ひとつは、たったひとつの得意科目に特化するというが考えられます。

「当塾は東大を目指す人のための塾です」といった一点突破を目指すための塾とか、教科英語なら英語、数学なら数学に絞った英才塾とか、そういった傾向も考えられますね。

それとは別に、市場を他に求めてみたらどうやろかというのんが、今回の趣旨ですねん(あれ関西弁なってしもた)。
いや、自分で新しい市場を開拓するというのんが正解やな。


(元に戻って)塾というハードはすでにあるし、テキストもあるとなったら、それをそっくり利用することで、大人になってから本当に学習意欲がわいたーーー学習意欲は、はっきり言って大人になってから湧くというのが、わたし自身の思いですね。今になってこそ、もっと勉強しておけば良かったという忸怩たる思いが出てきています)ーーーオトナたちにテキストを使って実際に学習してもらうための塾です。

実用でない分、リタイアした人たちの格好の学び場兼遊び場、そして集う場所として、ぴったりではないだろうかと思います。

子ども時代のように無理やりではなく、自分で思い立ってもう一度学ぶ場ですから、面白いと思います。
勉強ってこんなに面白かったのかときっと思うと思うんですが。

単元ごとに模擬試験なんかをやってみたら面白いし、修学旅行もあったりなんかすると、それはそれでまた面白いな、と。

また学校のテキストでなくても、大人になれば様々な学ぶものがあると思います。
言ってみれば社会大学のようなものですか、そういった機会を、既存の大学に通うとなると、腰も重くなりますが、近所の塾でそういった社会学を学ぶというのも、これまた面白いなという気がします。

どなたかやってみませんかね。
お手伝いしますよ。



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商店街で井戸端会議

2012-04-19 08:49:58 | 商店街の再生
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前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝から曇っているような晴れているような、いかにも桜散る頃の春というような典型的な天候。
けっこう暖かく、シャツ1枚でも寒くないという気温。
これからゆっくりと近づいてくる低気圧で、天候は雨に近づいていくようです。



ある日、住まいの密集した街中を歩いていたら、ふとした光景が目に入りました。
中年女性たちの、あたりを気にしない大声の、いわゆる“井戸端会議”です。

最近なかなかお目にかかることがなかったので、ちょっと気になっていたら、こんなことを思い着きました。
「夢物語さ」と一笑に付さないで、真剣に考えてみても面白いんじゃないかなと思いますので、書いてみますね。

それはシャッター通り商店街のど真ん中に井戸を掘ってみたらどうかなって、ことです。
井戸を掘ったら、そこを本当に“井戸端会議”できる場所にしてしまうんです。

なんでもいいんですが、その日その日でテーマを決めて、そのテーマについてひと言言いたい人たちが集まって、てんでにお喋りさせるんです。
そうして人が集まる場所にするということです。
それぐらいに荒療治でもしないと、今の商店街なんて、人が寄ってきやしないから。

井戸端を作れば、何かと話題にもなるし、子どもは子どもで、水遊びが大好きですから、自然とお母さんも集まってくる。
人が集まるためのひとつの装置として「井戸」というのはとてもいいかもしれない。
どうでしょう。

あの手押しポンプを設置してもいいし、つるべを置いてもいいな。
どんどんと空想が広がっていきそうです。

あさがおに つるべとられて もらいみず

風流な俳句で、今日はおしまい。


さあ今日もがんばろう!

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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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特殊な商品?

2012-03-16 09:52:32 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

寒いですねえ!
身を切られるようなという表現がありますが、それに近い感覚ですね、昨日も今日も。
明日から明後日にかけては雨だそうです。

昨日は特に強風で、その中を、商工会議所の新しい支援先を訪問しました。

いろいろなお店を回っていわれることは、「うちはちょっと特殊な………」という決まり文句。
特殊だと言われれば、どんなお店だって扱っている種類が違えば、特殊になります。
自分の店は特殊なものを扱っているから、と言うんですね。

まあこれは企業すべてにいえますが、じゃあ相手にしているお客様も特殊かといわれれば、別にみんな普通の人ですよね。
だいたい3食食べて、夜には寝る(夜働いていれば、昼間寝る)、ホームレス以外は寝る場所も布団もあります。
ある特殊なことをしている人が対象だといっても、その人そのものは普通の生活もしているわけで、全然違わないわけです。

でも店の売れ行きが悪くなると、うちは特殊な商品を扱っているからとか言って、逃げるわけです。
そう、逃げてるんですね。
うちは特殊だから」と言って。

そういう考え方をまず頭の中から追い出してしまわないと、商いの神様はどんどん遠ざかっていきます。
というよりも自分からわざわざ遠ざけているんです。

どんなに特殊だと言っても、相手は普通の人なんです。
普通の人にお店を知ってもらって、その人が欲しがるものを販売すれば、買ってもらえると思うんですけどねえ。

お前は当事者じゃないから“この”商売のことは分からない、という人もいます。
でも、じゃああなたは、いったい誰にものを売ろうとしているんですか?

買うのは消費者なのに、その消費者を、お前はこの商売が分からないって言ったら、誰が買うんでしょうか。

消費者にその売りたい商品のことを分かってもらわなければ、いつまで経っても売れないですよね。
それをうちは特殊な商品を扱っているからとばかり言って、何もしないで、腕を組んで通りをにらんでいたって、そりゃあ売れないですよ、はっきり言って。

あなたにとって、ここで販売している商品はこのように価値があるものです、このようにあなたの暮らしが楽になります、快適にしますと、言わなければ………。
そして通り過ぎていく人を振り向かせなければ。
通り過ぎていく人もいなければ(今の商店街のように)、商店街に来るように、あなたの思いを伝えなければ。

昔は良かった。何もしないでも、並べれば売れた。
だから今、何かしなければ売れない時代なのに、何かをする工夫もできないのでしょう。
手をこまねいている暇があったら、考えましょうよ。


それでは今日はこれで。
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無料でやってみなはれ

2012-02-05 11:12:54 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝、新聞を外のポストにとりいくために玄関ドアを開けたら、昨日のとは微妙に、しかし明らかに違う、ほんのりとした暖かさが感じられました。
お、春だ。なんて、ちょと感じたんですけど、あなたは今朝どう感じましたか? 

でも今週末にはまた次の寒波がやってくるらしいという予報です。
まだまだ、だって建国記念の日の毎年のあの冷たさといったら、ないですからねえ。

関西では、奈良のお水取りが済むまで、春はやってこないといわれています。
そういえばお水取りは3月11日の夜に行われますねえ、確か。

昨年はあの大震災の日でした。
もちろんニュースでは、放送されるどころの騒ぎではなかったので、例年通りやったのかどうか知りませんが。

あんなことがなければ、例年通りニュースで放送されて、ああ今年も春がやってくるんだなあという感慨に耽ることができたのですが………。


さて、今朝(2月5日)の朝日新聞の群馬版に、先週末に行った中心商店街のリポートというんですか、前橋市長選が始まる直前の、朝日新聞からのリポートということで、今回は衰退著しい商店街を取り上げものが掲載されています。
その冒頭に私の名前も出てますが、もし興味のある方は一度お読み下さい。

昨夜、その記者さんから私あてのメールで、今朝の新聞に掲載されますというお知らせが届いていました。


さてその商店街のことです。
先週、寒い中数時間歩いたのですが、やはり途中でトイレに行きたいと思い、たったひとつだけある公衆トイレに行きました。
そのトイレの汚かったことといったら、もう!
もちろん使用した人間が汚したわけですが、頻繁に清掃で回らないようで、二度と使う気も起こらないような有様でした。


商店街の成り立ちは、だいたいが戦後の闇市からです。
人が集まるところに市が立ったのか、市が立ったので人が集まってきたのか、その因果関係までは分かりませが、自然発生的に商店街というものはできていきました。

なぜ商店街がそれ以降成り立ったかというと、その近所に人がたくさん住んだからで、住んでいる人たちのニーズを吸収することで、商店街がなりたっていったわけです。

ところがそのニーズを満たしてほしい人たちが郊外に住むところを求め始めるようになってくると、その郊外にも人々のニーズを吸収しようとする商店が建ち始めました。それがいわゆるショッピングセンターですね。

ショッピングセンタ、ショッピングモールが、今ではかつての商店街のわけです。
ですから昔からある商店街は立地条件で負けてしまったので、そこで生きていくには、今までとは違ったニーズを作り出して対抗していかなくてはならないわけですが、そういう努力をほとんどしてこなかったから、今の体たらくがあるわけです。

そんな中でも努力してしてきたお店は、今でも成り立っています。

商店街は今では人々の「市場」ではなくなっているんです。
じゃあどうするか。

車をそれぞれ持っているんだから車で来てもらえばいいじゃないか。
その通りですね。
でもわざわざ車で買物にやってくる価値のある商品を商っているのか、といえば、それには?????の連続です。

先週私が車で市の駐車場まで行ったときにも、ほとんど満車でした。
でも商店街には人がいないんです。
ということはそうしたインフラの整備が行われていないということですね。
先ほどのトイレの件もありますが。

市営の駐車場はさらにふたつほどあります。
そこは両方とも、何段にもなった復層の駐車場です。
しかしいかんせん、中心商店街からは離れています。
たった2、3百メートルじゃないか、と言う人は、自分が実際に日常的に使う人じゃないからです。
その“たった”の認識の甘さが、そういうことを言わせて平然とさせているんですね。

客の立場からいうと、その“たった2、3百メートル”がいやなんですよ。
何か大きい買物をして歩いてごらんなさい。
手が痛くなってきますよ。
もうこんなところには来ない、なんて思いますよ。

中心に位置する駐車場ほど復層階にするべきではないでしょうか。

それは客のわがままだなんて、あなたは言えますか?
客って、もともとわがままなんです。
そのわがままをある程度満たしてあげるのが、商いする人の役割じゃないですか?


ソフト=商品や役に立つ情報も少なく、ハード=インフラの整備さえ不完全なところに、人はやってこないです。
おまけに、駐車料金は公営であっても徴収されます。
いっそのこと無料にでもすれば、と言いたくなりますね。

というと、すぐに、「無断で長時間駐車する人が多くなるんです」というようなことを言う人が必ず出てきます。
そんなことで買物する人の邪魔になることは避けたいと。

そういう人が邪魔をするほど、今商店街に人は群れていますか?
無料でやってみなはれ、って、もしかしたら松下幸之助さんなら言うかもしれないでしょうね。

思い切ったことをやらないと、人はもうやってこないですよ。

この話はまた後日に、続きを書きたいと思います。


それでは今日はこれで。
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個店の存在感なしっ!

2012-02-01 08:58:15 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝起きて、2階から下におりながら、いつものように踊り場で北西の空を見たら、そこには夏の夕立雲のような黒い雲が空一面を覆っていました。榛名山の上空が真っ黒なんです。
これは雪でも降るのかなあ、昨夜の降雪確率20%は当たっていたなあと思いました。
しかし時間が経つにつれ、その雲もだんだんと薄れていき、今現在は薄曇りという状況になっています。
今日は南風が少し入って昨日よりも少し温度が上がるそうですが、その反動で今夜からまたものすごく寒くなるという予報です。


さて、2日ものびのびになっていた、先日の土曜日に朝日新聞の記者さんと行った商店街のことですね。

ひととおり歩いた後、中央通りからちょっと外れたところにあった、ちょっと風変わりなお店に入りました。
「カフェ フリーダ」というお店です。
店名はフリーダ・カーロ(メキシコの画家)からつけたということらしいです。

ウィークデーにはランチもあるというカフェですが、土曜日はあまり食べ物系のものはありませんが、ピタがあったので、そのセットを頼みました。

その食事中に聞いたところでは、オープンが昨年の11月ということで、まだ開店してから2ヶ月足らずという店です。
商店街のチャレンジショップ制を利用しての開店というところですね。
前職は建築関係だということで、内装は、お金をかけないでうまく凝ったものにしていました。


さて、食事を終えてからまたもう一度、今度は私がこここそは一番淋しいところだろうと案内しました。
その商店街オリオン通り(ブラビ通り)です。

ブラビ? ブラピじゃなくて?

そうなんです。ブラビです。
ブラビとは、ブラック・ビスケッツの略ですね。

10年以上も前になりますか、日テレの番組であった「ウッチャン・ナンチャンのウリ・ナリ」というそんな番組がありましたが、その中で結成されたウッチャン(内村光良)とウド鈴木、それに千秋の3人のグループ名がポケット・ビスケッツでしたが、そのグループをつぶすためにという名目でナンチャン(南原清隆)と天野クン、ビビアンの3人で結成されたグループです。

その中で作られたブラビ人形(確か300体だったかなあ)を飾ってくれるところを探していた中で、このオリオン通り商店街が手を上げました。
その人形が通りの中心にあった映画館オリオン座の前に飾られていました。

その頃はまだ、商店街そのものも人通りがたくさんあり、さらにその人形の効果もあって、けっこう有名にはなりましたが、そのオリオン座も閉館し、いつの間に個店もどんどんシャッターらしていった商店街です。

昨年でしたか、ある雨降りの日曜日、基点にあるスズラン(百貨店)のシューズ館からそのオリオン通りを眺めたことがありました。
そのときは、アーケードのせいもあって薄暗く、営業している店も少なく、もちろん人通りもほとんどなく、まるでゴーストタウンの雰囲気でした。

そして、数日前、久しぶりにその中を歩いてみたのです。

やはり人通りがなく(実際その時歩いていたのは私たち二人だけでした)、店も閉めていたところがありましたが、案外思っていた数よりは多くの店がまだ営業しているんですね。
でもそれが、通りの入り口あたりから見ても分からないんです。

やはり店を開けている、ちゃんと営業している、というアピールがもっと必要じゃないでしょうか。

通りのなかほどに、すごく明るい感じのところがあったのは、オリオン座があった場所で、いまでは更地になり、駐車場と化していました。

まだ営業しているというアピールをしていないということは、ただ今までの顧客だけをあてにしながら、細々と営業しているに過ぎないのではと思う以外ないですね。

何とかもっと外に向かって存在感をアピールしましょうよ。



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「家政婦のミタ」から“ミタ”、マーケティングの発想

2011-12-21 09:41:08 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

冷えていますね。
朝は曇っていたことと、明日が冬至だということで、7時を過ぎても少し暗くて、6時半に目が覚めても、7時過ぎぐらいまで、手元灯を点けて、寝床で本を読んでいました。
こういう日は、起きるのにいっそうの勇気、というか強い気持ちが要ります。
あなたはいかがですか。
さっと、こんな日でも起きられる方がうらやましい。


日テレの「家政婦のミタ」が今夜いよいよ最終回ですね。
今どきでは珍しく30%近い高視聴率をたたき出しているドラマです。

たまたま第1回目を見てしまったので、面白くて、というよりは次はどんな「承知しました」が出るか、そんな興味で毎週見ていました。
なぜ面白いのかという分析は評論家に任せますが、これもマーケティングとしてとらえて考えてみれば、何か参考になることがあるのかもしれないなと、前から考えながら見ていました。

なぜ次回も“ミタ”いのか。
最初は、1回完結で、「家政婦のミタ」さんが行く先々で、家族の何らかの葛藤を眺めるという形式かなと、自分では思っていたのですが、予想ははなから覆され、一見幸せそうに見えた家族の崩壊と再生が描かれていきました。

その覆し方も中途半端ではなく、驚きの連続でした。
「私を殺して」と言われれば「はい承知しました」と包丁を持って迫っていく。
「この家を燃やして」と言われれば「はい承知しました」と言って、灯油を撒き、火をつけようとする。
その極端さが、見る人を引きつける大きな要素であったように考えます。

そして、もうひとつは、家政婦のミタの今までの生活の謎。

それに反して、ミタに関わる家族は本当にありふれた、そこらにたくさんあるひとつの家庭で、とてもリアル感があり、片方では家政婦がロボットのようなスーパー家政婦で、絶対にあり得ないという人物設定。
その取り合わせがいっそう興味を引き立てたように思えます。

何だかかつての筒井康隆さんだったら、SF仕立てで書きそうな設定です。


さて、そのマーケティング的な発想ですね。

まず、そこには意外性の発想がもちろん散りばめられています。
次から次へと興味を引き延ばす手法。
この手法を小売業に持ってくるとどうなるか。

次から次へと商品構成を変え、お客様が飽きない品揃えをしていくこともそのひとつですね。

まさかこれはないだろう、というような突飛な商品さえも品揃えし、お客様の期待以上の提案をしていくということで、お客様がまた来たい、来なければならなくさせてしまう、という一種麻薬的(たとえは悪いですが)な店づくりに励むということですね。

さらには、お客様が望んでいることをうまくはぐらかして、ちょっと違った使い方を提案できる店づくり。

そしてお客様の声をよく聞き、その声をすぐに店に取り込み、次にそのお客様が来店したときには、思ったようになっているというサービスがあるような店づくり。

またお客様のわがままを、どんなことであれ、喜んでやり遂げるという、お客様本意の店づくり。
そういったところが実にマーケティング的だなあと思いました。

特に連続ドラマの脚本などは、マーケティングを基本になぞらえていればいるほど、視聴者に見られるわけで、逆にいうと、われわれがそういったことを学びながら、ドラマを見てもいいわけですね。


演じた松嶋菜々子さんにもこのドラマはいい転機になり、これからはまた新たな、今までやったことのない役柄の話がいっぱいくるようになるんでしょうね。

お店だって、シャッター通り商店街だって、思い切った店舗構成、商品構成に切り替えて、新たなお客様にアピールしていく転換期ではないでしょうか。

ということで、毎度のことですが、最後はまとまらなくてすみません。




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「ある地方商店街の小さな一歩」<その5>

2011-12-07 11:15:41 | 商店街の再生
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「ある地方商店街の小さな一歩」<その5>


「先ほどの話の続きになるが、この満天通り商店街もご多分に漏れずに、駅から続く駅前通り商店街からひとつ曲がった通りになるんだが、800メートルほどの長さで、途中で小さな川が横切っている。昔は夏なんかは、その川の畔にみんな夕涼みに出てきながら、店を冷やかして行ったものなんだ」

満天通り商店街はその川を横切ったかたちで、最盛期には93店ものいろいろな業種の店が輝いていた。

夏は夕涼み、春はお花見、秋には秋祭りにとそれぞれ季節の風情を醸し出していた。

何もない冬場はさすがに川辺にやってくるほどの人手はなかったが、それでも商店街には人が溢れ、活気があった。

それがバブルの頃からか、どんどん郊外に他県資本の大型店が現れ、その周辺が宅地造成で開発されどんどん建売り住宅が建てられるようになった。

それらを購入した若いファミリーは、市内中心部に住むの親から離れていった。

それでもまだ満天通り商店街は賑わっていた。

だから、郊外に大きな店ができても、それほどの影響がないのだと高をくくっていたきらいがある。

にぎわいが目に見えて衰えていったのは、21世紀に入ってからだった。

最初はほんの2、3軒、店を閉じた。

田島はまだ理事長にはなっていなく、青年部の役員に過ぎなかった。

そのときは何も感じなかった。

自分の中ではまだまだ勢いが感じられていた。

四季それぞれにあるイベントを青年部が先頭に立って行っていた。

しかしその間でも空き店舗が少しずつ増え始めていた。

あらためて気がついたときにはすでに10数軒廃業しており、あと数軒すぐにでも廃業届を出す寸前にまでになっていた。

そうなってはじめて、空き店舗が目立つようになった。

そこで満天通り商店街振興組合では、空き店舗対策チームをやっと作り、行政とも連携して、チャレンジショップ制度を打ち出し、新しい商業者を募集した。

市から開店資金20万円補助、さらには振興組合からも10万円の資金援助、そして県や市から500万円まで低金利融資を受けることができるということだった。

さらに商工会議所からは経営指導員がつきっきりでサポートし、チャレンジショップが独り立ちできるようにと手を打った。

しかし最初から補助金を当てにして出した店はことごとく失敗し、定着することはなかった。

さらに人生をかけて出店した脱サラのチャレンジャーもいたが、意気込みだけで、評判を獲得するだけの店にはできずに、散っていった。

さらにその後は、補助金や融資の対象外の店が進出し始めてきた。

ゲームセンターや、中には風俗店まがいの店の進出だ。

しかしそんな店もあっさりと撤退していくほどに、商店街そのもののシャッター通り化が進んでいった。



今現在は一種の下げ止まり感で、30数店舗が細々と営業して何とか商店街の形は保っているが、ここで後数店舗が撤退したら、本当に商店街そのものがなくなってしまうことになる。

今さらてこ入れというのもむずかしくなった状態で、じゃあこれからここはどうしたらいいのだろうか。

もう役員だけでがんばっていくには、手の施しようがないという感じだ。

田島も半ばはあきらめている、というところが本音だった。

「だいたいのところは理解できました。こちら独特の理由というのも見受けられませんね。いずこも同じ何とか、というところですか」

本田が言った。

「まだちゃかすのか!」

田島がまた怒った。


                         <6>へつづく



(このストーリーは、リアル体験を元にしたフィクションです)

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今年の収穫は?

2011-11-23 09:37:22 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

寒いというよりも冷たさが身にしみます。
朝は特にそうですね。日中になるとポカポカとまさに小春日和というような暖かさがありますが、夕方になると急に冷え込んできます。
昨日ついに石油ストーブを出しました。
でもまだつけませんでした。何とか我慢できましたが、こたつから出ると、寒さがしみてきます。

昨日実家のある和歌山から、みかんと柿が送られてきました。
毎年この時期になると送ってきてくれます。
やっとおいいしいものが手に入る頃なんですね。

みかんは有田(ありだと読みます)みかんが特に美味。
柿は九度山産です。

九度山と言えば、真田幸村が徳川家康によって蟄居させられたところで、高野山の麓にあります。
このみかんと柿は両方とも、和歌山県が日本で1、2を争う収穫高です。
みかんはともかく、柿も収穫量が多いということは、こちらに来てから知りました。

この有田みかんを口にすると、近くで売られているいわゆるおいしいと言われるみかんなどは、うまさの基準が違うんじゃないかと思えるほどのおいしさです。

しかし同じ有田みかんでも、その栽培地によって甘さに差がでます。

とても甘くなるのは、海に向いている山の斜面に成るみかんで、海風と太陽がその甘さを倍加させてくれるのだと、小さい頃に聞いたことがあります。
とにかくみかんと柿が送られてくる頃になると、そろそろ年末だなあという感覚になります。

こちらもそろそろリンゴを送らなくては。


さて、今日は勤労感謝の日。あなたはお休みですか?
昔流にいえば「新嘗祭」ですか。
その年の五穀の豊穣を神に感謝する宮中独自の祭事です。宮中ではとても重要な祭事だそうです。

さてわたしの今年の収穫と言えば、なんといっても太田商工会議所の「商業店舗支援コーディネーター」についたことですね。

このおかげで、今まで知らなかった業種や、知ってはいてもその内部まではそれほど分からなかったところまで、いろいろ知ることができるようになりました。
このコーデョネーターになると、とにかく様々な業種のことを知ることができるといううれしさがありますね。
おつき合いいただいている各お店や会社にそしてその機械を提供していただいた太田商工会議所に感謝しています。

まだまだ未熟なところもありますが、自分なりには、ある程度できてきたんじゃないかなと総括しています。(思い込み?)
これからもまだまだ続いていきますので、自分でも勉強に精を出し、的確なアドバイスをしていこうと考えています。

またこの1年のうちで新しくアドバイスを求めてきたお店や会社もあり、的確なアドバイスや実際的な販促企画も提供できたと自負しています。
今までのクライアントにはさらにアドバイスを適宜行い、新しいクライアントには、その求めてきているものに応じた的確なアドバイスをしていくつもりで、こちらも毎日が勉強ですので、がんばっています。


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商いを長く続けるということ

2011-11-21 09:31:13 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。



▲あるよく晴れた日、車を駐車して下を見たら木の葉が一枚。
 鮮やかに紅葉した木の葉がどこからか飛んできていました。
 たった一枚しかなかったので、とでも目につきましたので、携帯で撮ってしまいました。


昨日は北風が強いわりにはけっこう昼間は温かくて、よく晴れていましたが、午後2時過ぎに急ににわか雨が降り出し(まあにわか雨は急に降り出す雨のことですが)、大慌てで洗濯物を二人で取り入れました。ほとんど乾いていたので、ここで濡らしてしまうとたいへんですから。

そしてしばらく降ってから止んだのですが、止む少し前に東の空を見ると、うっすらと虹がかかっていました。
今年はあまり虹を見なかったのですが、久方ぶりでちょっと嬉しかったですね。
しばらく2階の東側の窓から虹を二人で見ていました。

けっこう薄かったので、カメラも持ってきたのですが、レンズを通すとほとんど写っていませんでした。こうして考えると、人間の目ってすごいんですね。

そして今朝。
寒くなっていました。
いやもうたいへん。

朝のニュースを見ると、昨日は東京でも観測史上最遅(なんて読むんでしょうね。普通に読むと「さいち」? もちろんこんな日本語はありませんよね)の夏日を記録したそうで、流れる映像は半袖姿の人たち。もちろんここには、そのテーマにあった映像をセレクトしていますから、ありのままのものではなく恣意的なものが多分にありますが………。


さてその恣意的なことが今日の話のテーマです。

よくテレビで紹介される繁盛店の映像。
あれを見ていると、どれもこれもうらやましいほどたくさんのお客様が来店し、従業員も明るくて、何の屈託もないように見えます。

でもあれはただ画面に映っているだけのことで、あれが本当のことと思ったらだめです。
あの繁盛さに肝をつぶす不審店の方もいらっしゃると思いますが、あれはそのように見せているだけです。
見せかけだけではありませんが、内実はなかなかというところもけっこうありますから安心しましょう。

その証拠に、あれほど繁盛を見せていたお店でも、数ヶ月経ったらつぶれていた、というところもままあります。

あなたはそれに踊らず、そこで紹介された、自分の店に取り入れてもいいシステムだけをチョイスし、自分の店に合うように加工して取り入れるだけでいいんです。
あなたの店と紹介された店の環境が違うんですから、参考にはするべきでしょうが、うらやんだりする必要はもちろんないし、無視してもいいんです。
あああんな店もあるんだなと思うだけでもいいんじゃないかと思います。

テレビの制作チームは、そのときのテーマに沿ったように取材し、そのテーマに合ったところだけをチョイスして編集し、放送するだけですから。そこに恣意的な力がもちろん働いているわけです。

よく言われるのが、「あんなような繁盛店にしたいんだよ」ということですね。
そのときだけなら予算さえあれば何とかできるでしょう。

でもそれを持続させることこそあなたの店には必要なことで、持続させることが難しいことです。
あのてんやわんやの繁盛が日々続くとあなたは思いますか?

お店がもちろん繁盛することにこしたことはないですが、それにもほどがあります。
繁盛に酔って、何も次の手を打たないでいると、少しずつお客様がその繁盛ぶりに辟易し、一人去り二人去りして、気がついてみると、半減していた、なんてことはざらにあることです。

それよりも、わたしがいつも言っていることですが、商売は「飽きない」です。

地道に基本に沿って歩いていくことが、長く続けるコツです。
走ったらーーいっときの繁盛を求めることーーすぐに息切れしてしまいます。

そうしてたまにびっくりするようなイベントを行う。いわゆるメリハリを付けるということですね。
お客様と適宜な距離を保って一緒に歩んでいけるような“商い”を、わたしはいつもお勧めしています。



それでは今日はこれで。
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