古事記にある
“兄師木、弟師木”
は、書紀には
“兄磯城、弟磯城”
とありますが、その戦いもトミヒコとの戦いの前です。その結末をかいつまんで書いておきます。
「この時に活躍するのが、例の頭八咫烏<ヤタノカラス>です。ジンムはこのカラスを兄磯城<エシキ>の元に遣わします。カラスは
“怡奘過、怡奘過。<イザワ、イザワ>”
と鳴いて、
「天の御子があなたを呼んでいます。はやく!はやく!」
とエシキに呼びかけます。その声を聞いたエシキは
「何を申すか、このカラスめが」
と、弓矢を射かけます。すると、ヤタガラスはオトシキの家に行き、又も、鳴いて云います。
「天つ神の御子があなたを呼んでいます。イザヤ。イザヤ。」
すると、オトシキは
「私は天子様がこられたと聞いて
“旦夕畏懼<アサヨイ オジ カシコメリ”
大変おそれかしこまっております」
と返事をします。そしてそのカラスを歓迎して御馳走を捧げます。
こんなことが書紀には書いてあります。続きはまた・・・
“兄師木、弟師木”
は、書紀には
“兄磯城、弟磯城”
とありますが、その戦いもトミヒコとの戦いの前です。その結末をかいつまんで書いておきます。
「この時に活躍するのが、例の頭八咫烏<ヤタノカラス>です。ジンムはこのカラスを兄磯城<エシキ>の元に遣わします。カラスは
“怡奘過、怡奘過。<イザワ、イザワ>”
と鳴いて、
「天の御子があなたを呼んでいます。はやく!はやく!」
とエシキに呼びかけます。その声を聞いたエシキは
「何を申すか、このカラスめが」
と、弓矢を射かけます。すると、ヤタガラスはオトシキの家に行き、又も、鳴いて云います。
「天つ神の御子があなたを呼んでいます。イザヤ。イザヤ。」
すると、オトシキは
「私は天子様がこられたと聞いて
“旦夕畏懼<アサヨイ オジ カシコメリ”
大変おそれかしこまっております」
と返事をします。そしてそのカラスを歓迎して御馳走を捧げます。
こんなことが書紀には書いてあります。続きはまた・・・