ジンムと伊須気余理比売の婚約が成立します。それも仲人が二人の真ん中に立ってです。太古の結婚の形式は多くは
「妻問婚<ツマトヒコン>」
です。夫が妻の家に通う結婚形式です。あのオホクニが越の国にいた“沼河比売<ムナカハヒメ>の家まで訪ねてその家の前で歌を歌って求婚しますが、それが「ヨバイ」形式の結婚です。この場合は仲人なんていません。直談判で結婚が決まる方式です。
ととと・・・又、とんでもない方に話が進んんでいますが。元に戻します。
ジンムはヨリヒメの家がある
“狭井河之上<サイガハノベ>”
に行幸して
“伊須気余理比売之許。一宿御寝坐也”
「ヒメが結婚を承諾したので、狭井河の辺にあるヒメの家に出かけて、一夜一緒に寝られたのです。」
「妻問婚」そのものです。その時代の色々な風習が色強く書かれた場面です。と云う事は、「民俗学」の大変豊かな参考書でもあるのです。
「妻問婚<ツマトヒコン>」
です。夫が妻の家に通う結婚形式です。あのオホクニが越の国にいた“沼河比売<ムナカハヒメ>の家まで訪ねてその家の前で歌を歌って求婚しますが、それが「ヨバイ」形式の結婚です。この場合は仲人なんていません。直談判で結婚が決まる方式です。
ととと・・・又、とんでもない方に話が進んんでいますが。元に戻します。
ジンムはヨリヒメの家がある
“狭井河之上<サイガハノベ>”
に行幸して
“伊須気余理比売之許。一宿御寝坐也”
「ヒメが結婚を承諾したので、狭井河の辺にあるヒメの家に出かけて、一夜一緒に寝られたのです。」
「妻問婚」そのものです。その時代の色々な風習が色強く書かれた場面です。と云う事は、「民俗学」の大変豊かな参考書でもあるのです。