書紀には続きます。弟磯城をして、兄磯城<エシキ>に御子に味方たするように遣わして、天の御子ジンムに従うように説得させますが従いません。仕方なく戦いが始まります。
書紀には書いております。
まず、ジンムは、これは如何なる軍か分からないのですが、
“女軍<メイクサ>”
なる軍勢を派遣し、これ又、何を意味しているのかよく分からないのですが、兄磯城が用意していた
“炭火<オコシビ>
を消してしまおうというのです。
どうです。ここを読んでも、この戦いが如何なる様相を呈したのか詳細はわからないのです。この「女性」ですが、ジンムの兵士を大小2つに分け、人数の小さい部隊の方を「女軍」と命名し、それに対して大部隊の方を「男軍」と呼んだのだと思われます。学者の中には「女性の軍隊だ」と説明している人もいるのですが、それは間違いだと思います。現在では「A組」「B組」「一軍」「二軍」などと云う分け方がありますが、当時は「男・女軍」と云う呼び名を使ったのです。
でも、この戦いは大変苦境に陥った戦いだったのです。兵士は疲れきってしまっております、もうこれ以上闘うことはできません。
さあどうする???
古事記では、ジンムは助けを天に向かって呼びかけ、その結果、
“邇藝速日命<ニギハヤビコ>”
が高天原から降りてきて助けてくれます。
しかし。書紀でも、やはりジンムは兵士に向かってその気力を鼓舞するためでしょうか、歌を歌っています。その歌によって勝利したと書紀には書いておりますが、でも、この戦いの勝利の原因は、ジンムの歌と云うより、むしろ軍隊を「女軍」「男軍]の二つに分け戦うと云う作戦にあったのではないでしょうか????「作戦勝ち」です。まだ敵はそのような戦略があると云う事を知らなかったのですが、前と後ろの二か所より攻撃する作戦です。これ以降の我が国の戦いでも「戦術を煉る」と云う戦いが一般に行われる様になったのです。
日本における「軍師」一号が誕生します。
彼の名前は
“椎根津彦<シヒネツヒコ>”
です。その彼が出したのが、また、「二軍と炭火を消せ」二つ作戦です。
書紀には書いております。
まず、ジンムは、これは如何なる軍か分からないのですが、
“女軍<メイクサ>”
なる軍勢を派遣し、これ又、何を意味しているのかよく分からないのですが、兄磯城が用意していた
“炭火<オコシビ>
を消してしまおうというのです。
どうです。ここを読んでも、この戦いが如何なる様相を呈したのか詳細はわからないのです。この「女性」ですが、ジンムの兵士を大小2つに分け、人数の小さい部隊の方を「女軍」と命名し、それに対して大部隊の方を「男軍」と呼んだのだと思われます。学者の中には「女性の軍隊だ」と説明している人もいるのですが、それは間違いだと思います。現在では「A組」「B組」「一軍」「二軍」などと云う分け方がありますが、当時は「男・女軍」と云う呼び名を使ったのです。
でも、この戦いは大変苦境に陥った戦いだったのです。兵士は疲れきってしまっております、もうこれ以上闘うことはできません。
さあどうする???
古事記では、ジンムは助けを天に向かって呼びかけ、その結果、
“邇藝速日命<ニギハヤビコ>”
が高天原から降りてきて助けてくれます。
しかし。書紀でも、やはりジンムは兵士に向かってその気力を鼓舞するためでしょうか、歌を歌っています。その歌によって勝利したと書紀には書いておりますが、でも、この戦いの勝利の原因は、ジンムの歌と云うより、むしろ軍隊を「女軍」「男軍]の二つに分け戦うと云う作戦にあったのではないでしょうか????「作戦勝ち」です。まだ敵はそのような戦略があると云う事を知らなかったのですが、前と後ろの二か所より攻撃する作戦です。これ以降の我が国の戦いでも「戦術を煉る」と云う戦いが一般に行われる様になったのです。
日本における「軍師」一号が誕生します。
彼の名前は
“椎根津彦<シヒネツヒコ>”
です。その彼が出したのが、また、「二軍と炭火を消せ」二つ作戦です。