毎度のことですが、またちょっと寄り道です。この「武内宿禰」ですが、普通であるならば考えられな意くらいの長寿の人です。日本書紀によりますと、この人の名前が出てくるのは景行天皇の時です。
ある時天皇は宿禰を呼んで、東方の国々を視察させます。視察を終えて
「東国に日高見国があり、体に入れ墨をしており、蝦夷と呼ばれており、大変肥沃な土地です。攻略しましょう」
と報告します。その報告によって、皇子の大和武尊とその副将として吉備武彦を添えて蝦夷征伐をします。
これが初めて歴史にと登場する「武内宿禰」の初仕事です。それから、この人は、次々と仁徳天皇の時代まで日本の政治の表舞台で大活躍しております。その活躍を簡単にまとめてみますので、果たして、何歳位まで天皇のお傍で活躍したのか興味がある方はお読みください。