― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

挨拶を兼ねて歌いに行って来ました

2023-12-27 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話
 
1~2ヵ月に一度の訪問がやっとの状態の カラオケのお店。
近かったらもっと行けるのに… と言いたいところですが
昔のようにはいかない現状が立ちはだかって ちょっと厳しい状況。
それでも 今年もだんだんと押し詰まり 行ける曜日も限られるため
今行っておかないと… と ご挨拶がてらに出かけて行きました。

   お店に向かう道すがらには、今よりは近くにあった頃の
   街並みや 店内の雰囲気や たくさんいた歌仲間たちを思い出すこともありますが
   バスや電車を乗り継ぎ乗り継ぎ向かい お店が近くなるにつれて
   ママさんは今日も元気な笑顔で迎えてくれるかしら?
   今回も Suさんといっぱい楽しみたいな!
   S氏とはお逢いできるかな? 絶対出来るよね!
   今日はどんな方々がいらっしゃるかしら?
   気持ちは 特に馴染みの3人に逢えるという楽しみモードになっていく。
   昔は 〔何を歌おうかなー?〕なんて考えたものだけれど
   逢える楽しみと聴く楽しみのほうが勝って
   携帯に一応入れてある歌えそうな曲名も その時の気分での選曲になり、
   キーも 歌えるかさえ よくわからない状態のものを選んでしまうことも たびたび!
   この日は 古い演歌系の曲を歌われるかたが一人だけだったので
   もう十数年歌っていないと思われる前向き演歌を混ぜてみたりして楽しみました。

     いろんなジャンルの歌が好きということもあり、
     演歌系の歌が好きな方がいらっしゃると〔じゃぁ久々に私も歌ってみようかな!〕
     なんて思ってしまいます。
     また 自分だけ歌のジャンルが違うと ちょっと浮いたように思えてしまうのか
     たまに つまらなそうな顔になっていくのがわかる場面に遭遇することがあり、
     そんな時は〔あっ、同じ系列の歌を歌う人もいるんだ!〕って思ってもらいたいなと
     考えて選曲することもあります。 ちょっとしたことで変わることがある気分。
     せっかく時を共にしているなら みんなで楽しく過ごせたらな…が理想です。



   Suさんのハスキーボイス、S氏の聴き心地のいい歌声、
   歌い終わった時などに ちょこっと入るママさんのちょっとした掛け声やひと言など。
   それらが 変わらない安定感や安心感で心をホッとさせてくれます。
   この日はコーラスをやっていそうなきれいな声の女性もいらして
   心地よくみなさんの歌が聴け、私にとっては選曲が大変と思うほど歌えました。
   帰りには 今年のお礼と来年もよろしくのご挨拶。
   その後は Suさんと二人で また 
   3時間ほどの 女同士おしゃべり発散飲み会を開催しました。



歌はやっぱりいいわねー!
そして 第二部、
Suさんの飲みっぷりの良さに カッコよさを感じながら
食べたり飲んだりしゃべったり…
この日はホントに 口をいっぱい使った半日となりました。





自分はいつまで大丈夫なんだろうか?
歳を重ねてくると 他人事ではないかもしれないと思わされるような
そんな場面に出あい 考えさせられることがあります。

先日、大声で何度も笑う高齢女性に遭遇しました。

   バスを待っている間も バスに乗ってからも、高笑いする女性の声が響いていました。
   初めは 一緒の方と話をしていて思わず笑ってしまったんだろうと思ったのだけれど
   それが何度も繰り返されるため 不思議に思いはじめました。
   その主は 声だけが笑っているという感じの高齢女性。
   日常生活に支障はなさそうでしたが ちょっと心配になってしまいました。


「荷物、持ちましょうか?」と声を掛けたら 大声で叫ばれて仰天してしまいました。

   重そうないくつもの荷物を持ってバスに乗ろうとしていた高齢女性。
   いつまでも乗れずに苦戦していたため、脅かさないよう小さく声をかけました。
   「荷物、持ちましょうか?」
   すると「キャー――!!!」「なにするのよ!」「やめて、やめてーーーっ!」
   あまりの大声に のけ反るほど驚いて 一瞬 頭が真っ白になりました。
   怖がらせないために対応したつもりだったのに 思いもしない展開!
   想定外のことが起こると 人は驚くものだとは思うけれど
   その方にとっては そんなにも怖かったのか!?
   頭も体も凍り付いて 想像が及ばない状態から少し立ち直った時、
   よく見ると すぐ後方には運転手さんや誘導員の方々がいらして 苦笑顔!
   〔ん? もしかしてこんなことが何度もあった?〕  そう思わされた瞬間でした。

   
年々生きづらくなっていく世の中。
高齢者にはきついなぁと思うことも多くなっているので
いつの間にか、自分でも気づかないうちに、
病んでしまう人もいるんだろうな!と思わされました。
いろいろ我慢しながら生きていても
我慢我慢とばかり考えていると心が萎縮して固まってしまう。
自分もいつどうなるかわからない年齢に達しているので怖く思えてくる。
何か楽しいことを見つけ、常に何かに感謝するという思いを持ち、
お日様の光を浴び、心の中にも陽を当てるよう心掛けること。
そんなことが必要なのかなーと思わされました。

 
健康って 体の問題だけじゃないからねー!
楽しいとか 嬉しいといった 心が弾むようなことや
優しさなどの 心の柔らかさや
心が温かくなる感謝の気持ちを忘れないようにしていたい!


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お久しぶり! 歌友にやっと逢えました

2023-05-01 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話
 
歌友でもあるSuさんから
 「◯◯のママが (カラオケの) お店を再開するそうよ。」
 「今度行ってみない?」と連絡が入りました。
ママにはもうどれくらい会っていないのか?
わからないくらい間が開いてしまっていましたが
かつては週一で通っていた時期もあったくらいの顔なじみ。
とりあえず出かけて行こうというお話になりました。

   歌の関係でかなり怖い思いをし、数年間 引きこもり状態になっていた私に
   何度も声をかけ続け 連れ出そうとしてくださった友人がいました。
   断り続けても誘ってくださる その優しさに ほだされてお誘いを受けたら
   連れて行ってくれたのが このママさんのお店。
   当時は今の場所と比べたら まだ自宅に近いあたりにありました。
   そしてその一週間後、差別するのも嫌だと思い 頻繁に声をかけていただいた
   もう一人のお誘いもお受けすると、そこが同じお店の夜の部で もうびっくり!
   いろんなお店に顔を出す歌好きなお二人が同じお店を選択したことに
   運命のようなものを感じた瞬間でした。
   干からびた心身に染み込んでいくようだった歌好きさんたちの歌。
   その心地よさが忘れられず 2ヵ月くらい経ったあと訪れ
   1~2ヵ月に1度くらいのペースで顔を出すようになり
   そこから ゆっくりと回数が増えて 週一が通常のようになりました。
   曜日を決めて通うようになると 顔なじみも増えて 楽しさも増していく。
   Suさんと逢えたのも このお店。   
   歌の好みが似ていることや気さくさが性に合って親しくなりました。
   ところが…、
   毎週逢える楽しさを 誰もがずっと続くものと思い込んでいたある日
   ママがそこから撤退すると耳にすることになり 大ショック!
    「これからどうしよう!」 みんなが困惑し 再開を願った時期でした。
   けれども 時間が経ってしまうと 歌の好きな方々は我慢できずに
   それぞれの場所を探して落ち着き、みんなバラバラに…!
   それから時が経過し、ママが今の場所でお店を再開するとわかっても
   場所の問題などもあり 戻ってきた人は ほぼいなかったようでした。
   私も 通うには遠すぎて たまーに顔を出すのがせいぜい。
   そのうち コロナの問題まで発生して、
   ママは再びお店を休むことになりました。
   ただ 知り合いの歌好きさん達はコロナで外出に制限が出来ても
   営業しているお店に流れ 歌うことを止めなかったようで
   自分だけは感染しないと思ってる?と感じるような間違った自信に
   疑問と不信感が芽生えて、お誘いはお断り。
   そのため外出を控え続けた私たちは 逢えず仕舞いとなり、
   私自身も歌に関するお仕事から遠ざかってしまって
   そのうち すっかり歌無し生活が定着してしまいました。


今回 お店に出向くことには
ママとの再会や歌が聴ける嬉しさに加えて
知っている方にお逢いできるかもという期待がありました。
でも自分自身は 久々すぎて声が出るか 歌を覚えているかの不安が大きく
かなりの緊張感を有していました。

連絡を入れていないため 雨だった当日を1日ずらしての訪問。
Suさんと逢うのも久しぶりだったため ちょっとした感動の再会になりました。
マスクをしていた上に逆光で 初めはわからなかったようだったママが
気づいた途端 とても喜んでくださったのも嬉しいことでした。

中に入ると 女性が4人ほど。
以前このお店で顔を合わせたことのある方がいらしたので ちょっと安心。
あまりにも久しぶりだったことや すぐに歌に耳がいってしまったため
最初にするはずのお会計も忘れていて 人の振りを見て気づき 大慌て!
そのうち 前のお店の当初からの顔なじみである S氏もいらして、
歌友お二人の歌が聴ける幸せを噛みしめることが出来ました。


歌の面白さは 人によって違う歌い方にも表れます。
その方に合っているなと思えれば 上手いとは限らなくても
聴いていて心地よく感じられるもの。
選曲にもその人らしさが出たりするので聴いていて楽しくなります。
この日は演歌が上手な方がいらしたり、
Suさんの歌った歌がご自分の出身地の歌い手さんのものだったとかで
その方のヒット曲を歌いたくなったという方がいらしたり、
軽いステップを踏みながら歌手のように堂々と歌われる方がいらしたりで
聴きたかった歌友さんの歌声の懐かしさ以外でも楽しめた感じ。
 〔歌はやっぱりいいなー!〕
改めてそう感じられたことが嬉しく思えました。
けっきょく この日は8名ぐらい。
歌を聴いているだけの方もいらしたので
選曲に迷った身としては ちょうどいいくらいに歌えました。
帰りには Suさんと居酒屋に寄り道し 久しぶりのおしゃべり! 
すっかり弱くなったと強調していた彼女でしたが
ビールの後 甘くないレモンサワーを3杯飲んでも まったく変わらなかったので
そこそこ保っている気はしたのだけれど 以前が強かったから どうなのかな?
私も飲む機会がなかったので弱くなっているかと思ったのだけれど
思ったよりは飲めた感じ。
…とは言え 彼女の飲みっぷりの良さに付いて行くのは大変でした。

お昼過ぎから夜まで。
楽しかった時間は あっという間に過ぎて行ったように思えました。
遠いし 生活のこともあるので 次はいつ頃になるかわかりませんが、
またこのコースが実行できるよう頑張りたいと思っています。


再会までには長い時間がかかりましたが
ママの口調も 歌友お二人の歌声も変わりなく、
癒しの時間をいただきました。
休みなしだという信じられない営業体制は心配になりますが
考えた上で決めたのだろうと思うので
ママらしく、頑張りすぎずに続けてほしいと願っています。
次回もよろしくお願いしまーす。


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DAM機にも 機嫌がいい日があるのかな?

2019-01-28 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話

私が今いるお店の LIVE DAM のお話です。

ここ半年ほど 採点 が楽しいと思うお客様が増えています。
ただ、「 精密採点DX (デラックス) 」 と 「 シンプル採点 」 との間で
微妙な せめぎ合い が起きることもあります。

       それぞれに 良いところもあれば 欠点ともいえる部分もある これらの採点
       "遊び" と思って割り切れば どちらでも構わないとは思うんですが、
       ちゃんと 間違いを知 りたい方少 しで も 高得点が出るほうがいい方
       いらっしゃるので、どちらに転ぶかで 微妙な雰囲気になる時があり、
        通常のままでいい場合 には 「 精密採点 」、 (変えない限りは こちらです。)
        気楽に歌って得点も稼げる方が いいと思う方が多い場合 には 「 シンプル採点 」 。
       おのおの 拘り は あるようですが、揉めるほど子供な方も いらっしゃらないので
       その時々によって どちらかに妥協 していただくかたちで対応させていただいています。
       もちろん 採点が嫌いな方も いらっしゃるので その場合は その時だけ切りますし、
       採点モード自体を しない時も あります。

そんなことがある中、                             
時々いらしてくださる 私の知人ふたりが 1番で到着し、すぐに シンプル採点 に変更。
持ち込みの昼食を食べながら 交互に歌い始めたら …
これが いつもより 5点ほど高い得点で びっくり!
気を良くしたふたりが次々歌い 高得点を連発 していたら
いつもは得点が伸びない方たちも到着 し、「凄ーい!」 と仰天!
 「もしかしたら 今日は出る日かも しれないわよ!」
そんな風に話 したら 俄然 挑戦する気になって 次々歌いだしました。
するとこれが、全員 漏れることなく 通常よりも 5~10点は いい点数!
こうなると さらに歌を聴き 採点を気にし、高得点が出るたびに話も弾む。
こんなに幸せ気分に浸れることがあるんだな と感心するくらいに 一体化 して
大いに盛り上がり 本当に楽しそうな皆さんでした。

       私の知人のひとりは もともと 人より 得点が 出やすい声質 と 歌いかた。
       さらには 一般的に、 あるいは ご自分が、 高得点を出せる歌 というのを
       熟知 していて、そういう選択肢で曲を選んで歌うので 点数も出やすい。
       高得点を狙う というのであれば、それも戦略のひとつ とは云えるのでしょう。
       この日は最初から、ここの通常得点とは違い過る 99 を叩き出し、本人も
       仰天 して テンションが急上昇!  他の方々が到着する前から やる気が
       みなぎり、「採点が甘いお店で 100点を4回も出したことがあるの。」 と
       自慢話で みんなを驚かせながら、その後も 9899 を連発 し続けて、
       本人のノリノリ度も、みんなの期待度も どんどんとアップ。
       すると しばらく後、 「サザエさん」 の採点で 100点 の文字が …!
       それを見て 店内に 歓声が沸き上がりました。
        「出るんだ 100点!」 
        「初めて見た!」
       本人よりも感動 していたのは 他の方たちのようでした。




それにしても、
いつもと同じように機械を立ち上げただけなのに、
なぜこんなに採点が違うのでしょうか?
設定を変えた というなら まだしも、
通常通りのことしか していません。
湿度や気温などでも 微妙に違う
というようなことを聞いた覚えもありますが
それだって そこまでの差がある とは思えません。
… ということは、
  〔 機械の機嫌が良かった ってことなのかしら? 〕
本当に不可解なことではあるけれど、
この日は いつもにも増 して みなさんのテンションが高く 楽しそうで、
笑顔 笑顔 で 幸せに浸れた、思いがけない一日となりました。



次回も、あるいは たまにでもいいので
また こんな ラッキー日 がありますように …!
機械さん よろしくお願いします。




ちなみに、おおまかな 2つの採点の違い は、
     「 精密採点DX (デラックス)
       ・ ガイド代わりの 音程バー があるお蔭で、間違っている部分 や 迷っている
         部分があった時 には わかりやすい。 (目で追いながら確認することが出来る。)
       ・ 音程の正確率 以外に テクニックを評価する 表現力 などの 加点が加わって
         小数点以下まで表示される細かい採点が出る。
       ・ 五角形で表したグラフなど 徹底分析で弱点や良かった点がわかる。
       ・ 黄色く変わる 音程バー から出ないようにと思うあまり、気にし過ぎて
         歌が変わってしまったり 歌詞が読めなくなってしまうことがある。
       ・ 採点の際 時間がかかりすぎる。

     「 シンプル採点
       ・ どこが間違っているのか わかりにくい。
       ・ 音程の正確率だけで判定されている感じ。 
       ・ 歌唱中、10名の中からランダムに選ばれた個性的なキャラクターが発する
         独自のコメントや 動きが、楽しいと感じる人が多いようです。
       ・ 「 精密採点 」 より おおざっぱで 少し甘い採点 は、初心者でも気軽に遊べる。
       ・ 1点でも高い点数を求める人には 最適で有利。
       ・ 探求心のある方には 物足りなく思えてしまうようです。



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平尾昌晃さんへ哀悼の意を込めて

2017-08-04 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話

7月21日作曲家(音楽家)の 平尾昌晃 が 亡くなられた と知りました。
79歳、死因は 肺炎 とのことでした。
しゃべりかたを含めた 笑顔が、今でも瞬時に蘇えってくる 平尾氏。     
若い方にも 歌やカラオケ番組の審査員 などで お馴染みの先生 だったとのことなので
ずっと歌に関わってこられた "生涯現役" の 音楽家 であられた ということになります。

よく口ずさんでいた 今でも忘れない曲。
そういったものばかりだった という印象の強い 平尾氏の曲。
カラオケの電目で 主に 196580年代 あたりを探 していると
その年代を代表する曲、目につく曲 として気づかされることでしょう。

     ふとした時に鼻歌が出たりするほど 口ずさみやすいメロディ。
     曲も歌詞も記憶に残りやすくて いつの間にか覚えてしまっていたりする。
     必殺シリーズの主題歌なども かっこよく思え、ドラマを見るうち自然と覚えたものでした。
     誰もが歌いやすく 大ヒットしたものも多い 平尾さんの曲は
     時間が経った今でもちゃんと歌える歌が多い という強みを持っています。



細々営業を始めたお手伝い店では
どんどん発売され すぐに鮮度の落ちてしまう感のある新曲よりも
古い歌を歌われるかたのほうが多い。
ただ、カラオケに載っている昭和の歌 に限ってみても 曲数は多いから
今回のようなことでもない限りは <ひとりの作曲家が作った歌> というような
選びかたをする方は ほぼいらっしゃらないのが現実ではあります。

     歌手名曲名年代別履歴
     選曲をする際には そんなあたりから入られる方が多いのではないでしょうか。
     歌いたい歌 はあっても それを作られた方までわかっている方は少ないから
     <作詞家作曲家から曲を選択する> という方は極端に少ないと思われます。
     カラオケ画面を見て 「あぁ この人が作ったんだ!」 と思っても その時だけ!
     すぐに忘れられてしまうなんて 作られた方からしてみたら寂 しいに違いありません。
     ところが 今回のようなことがあると、誰 にどんな曲を提供 したかが まとめてわかり、
      「こんな良い歌があったんだ!」 と再認識するに至って 追悼の意も込め 歌い出す
     方が急増することになります。 作られた方は複雑な心境でしょうね~!
     <作詞家作曲家から選曲できる電目>が増えて 普通に選べるようになれば、
     もう少し選択範囲も広がるのに ・・・。 そう思うと ちょっと残念な気がしますが、
     いつかすべての電目が いろんな選択肢をもったものになればいいな と願っています。



昭和の名曲はいっぱい!
それはよくわかっているのに、
歌いたい歌がありすぎて
いつの間にか 歌わなくなっている 忘れてしまっている。
お菓子の種類が多すぎて いつでもあると軽く見ていた         
明治カール消えてしまう という あのお話と被る気が して 胸が痛い。
        ※ 正確 にいうと 8月生産分で販売終了になるのは 中部地域(福井・岐阜・三重)以東。
          関西地域(滋賀・京都・奈良・和歌山)以西でも 「チーズあじ」 と 「うすあじ」 のみ販売。

ただ、歌の場合は残るものだから 後の祭り にはならない。
それだけは救いです。

良い歌は 何年経っても 良いと思えるもの。
平尾さんが亡くなられたことは残念でなりませんが、
今回は 思い出す機会をいただいたものとして
歌う機会も設けるようしていきたいと思っています。



※ 以下は 平尾昌晃作曲作品の一例です。
     平尾昌晃 (本人)
       「星は何でも知っている(1958)」 「ミヨちゃん(1960) (→ザ・ドリフターズ)(1969)
       「おもいで(1971) (→布施明)
       「カナダからの手紙/畑中葉子」 「揺れる二人/畑中葉子」 「エーゲ海の旅/畑中葉子
       「サンフランシスコ行き/畑中葉子」 「ヨーロッパでさよなら/畑中葉子
       「星空デート/木の実ナナ」 「恋ふたたび/木の実ナナ
       「香港国際空港(CHEK LAP KOK空港)/アグネス・チャン」 「ふたりの有楽町/水谷ジュン
     布施明
       「おもいで(1966)」 「銀の涙」 「霧の摩周湖」 「恋」 「愛のこころ」 「愛の園」 「愛の香り」
       「華麗なる誘惑」 「星のみずうみ」 「バラ色の月」 「愛は不死鳥」 「何故」
       「愛すれど切なく」 「その時あなたは」 「白いラブレター」
     伊東ゆかり
       「小さな恋(1966)」 「恋のしずく」 「星を見ないで」 「知らなかったの」 「愛して愛して」
       「朝を返して」
     梓みちよ
       「渚のセニョリーナ(1967)」 「二人でお酒を」 「淋しがりや」 「あかいサルビア」

     じゅん&ネネ
       「愛するってこわい(1968)
     五木ひろし
       「よこはま・たそがれ(1971)」 「長崎から船に乗って」 「あなたの灯」 「霧の出船」
       「ふるさと」 「狼のバラード」 「夜空」 「別れの鐘の音」 「みれん」 「どこへ帰る」
       「港・ひとり唄」 「澄和の歌」 「里に風渡る時」
     小柳ルミ子
       「わたしの城下町(1971)」 「お祭りの夜」 「雪あかりの町」 「瀬戸の花嫁」 「京のにわか雨」
       「漁火挽歌」 「恋にゆれて」 「恋の雪別れ」 「花のようにひそやかに」 「ひとり囃子」
       「みだれ髪」 「だから京都」 「やさしくして」 「アカシヤの大連」 「青林檎」 「夢追い列車」
     アグネス・チャン
       「初恋(1972)」 「草原の輝き」 「星に願いを」 「愛の迷い子」 「はだしの冒険」
       「香港国際空港」 「愛のゆくえに ~fallin' love~」 「2番目のしあわせ」
     中条きよし
       「うそ(1974)」 「うすなさけ」 「理由(わけ)
     アン・ルイス
       「グッド・バイ・マイ・ラブ(1974)
     山口百恵
       「赤い絆 (レッド・センセーション)(1977)」 「口約束」
     山川豊
       「アメリカ橋(1998)」 「雪舞橋」 「逢えてよかった」 「霧雨のシアトル」 「北国」
   <必殺シリーズ
     山下雄三   : 「荒野の果てに」 (「必殺仕掛人」主題歌)(1972.09.02 - 1973.04.14)
     三井由美子 : 「やがて愛の日が」 (「必殺仕置人」主題歌)
     川田ともこ  : 「あかね雲」「つむぎ唄」 (「新・必殺仕置人」主題歌・挿入歌)
     森本太郎とスーパースター : 「望郷の旅」 (「助け人走る」主題歌)

     西崎みどり  : 「旅愁」 (「暗闇仕留人」主題歌/必殺仕事人」挿入歌)
     小沢深雪   : 「さすらいの唄」「夜空の慕情」 (「必殺必中仕事屋稼業」主題歌・挿入歌)
     葵三音子   : 「哀愁」 (「必殺仕置屋稼業」主題歌)
     西崎みどり  : 「さざなみ」 (「必殺仕業人」主題歌)
              : 「流星」 (「新・必殺仕舞人」主題歌)
     荒木一郎   : 「西陽のあたる部屋」 (「必殺仕業人」挿入歌)
     川谷拓三   : 「負犬の唄」 (「必殺からくり人」主題歌)
     みずきあい  : 「惜雪」 (「新 必殺からくり人」主題歌)
     金沢明子   : 「浜千鳥情話」 「みちのく流れ唄」 (「必殺仕事人」主題歌・挿入歌) 
     鮎川いずみ : 「冬の花」 (「必殺仕事人III」主題歌)
              : 「花の涙」 (「必殺仕事人IV」主題歌)
     中村雅俊   : 「瞬間(ひととき)の愛」 (「必殺渡し人」主題歌)
     藤田絵美子 : 「さよならさざんか」 (「必殺仕事人V」、「必殺橋掛人」主題歌)
                            (1985.01.11 - 07.26) (1985.08.02 - 11.08)


謹んでお悔やみ申し上げます。

多くの人の心に残るであろう 歌と思い出を
ありがとうございます。
昭和の名曲、忘れないよう歌っていきたいと思います。


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今年は 軍鶏になる?

2017-01-15 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話

   歌友 でもある 女友達 が                
   体力低下や 諸々の諸事情により ちょっと元気のない私に
   軍鶏 になろうよ メールを くれました。
                           (下記 引用&抜粋)
            野原を駆け回り、 
            悪を蹴散らし、
            時には 年齢のために息切れしても、
            空高く叫び、
            大声でケラケラワッハッハと笑う。
            噛めば噛むほど味のある、
            人間味ある たくましい 軍鶏
            我々は
             ではなく 軍鶏 になる ですよ。

       軍鶏 (しゃも) かぁ! 
       ものすごく強そうよね~!
       なれるかなぁ!?
       でも 気の持ちかた としては とってもいいわね!
       いつも言葉の最後が独特表現で    
       ちょっと笑っちゃうような彼女からのメールだけど、
       ちゃんと向き合ってくれる 女友達からもらったからこそ沁みる
       嬉しい言葉でした。
       特に、「悪を蹴散らし」 という文面。          
       これを入れてくれた意味に思い当たる点のある私には
       その後の、「大声でケラケラワッハッハと笑う」 が
       何があっても 笑って生きよう と繋がっているように思えて
       心の琴線 に触れたよう に感 じられました。

   言葉はありがたいものです。 
   逢って話せる時ばかりではないし、逢っても通じ合えるとは限らない中、
   他の人には響かなくても 私の心が振動 した 言霊(ことだま) メール。
   時に応 じて、やんわり だったり ビンビン だったり ・・・
   心から体へと 心地よい振動が伝わると 凝りが少しほどけるような気がしてきます。
   新年には聴く機会も増える 琴の音 の 
   ピンと張った糸(弦)から発せされる
   時には 透き通り 時には 繊細に震えるような響きが
   なぜか 言霊 と シンクロ!
   言霊 メールが 心の琴線 に触れたからでしょうか!?
   優 しくも強い 琴魂(ことだま) の奏(かな)で が
   心に伝わる言霊 の振動 と重なったせいしょうか!?
       琴の音 には お祓(はら)い力 もある ということなので 
       悪しき者 は 払い除けて進む ってのも ありよね。
       友は ありがたい!



酉年の新年に 軍鶏 と 琴の音。
なんか 縁起がいいのかもニャー!


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デュエットは歌える相手がいると 燃える歌?

2016-10-16 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話


最近 お店に
デュエット大好きびと
が いらっしゃるようになり、
忘れていた歌を思い出しながら歌ったり
新たに覚えたりすることが増えてきました。

   この方 (T さん)、今までは <昼の部> にいら していたんだそうで、
   そこでは 歌謡曲洋楽 など ひとり歌 が 主流。
   デュエット は たま~に 定番曲 を歌う程度 だったんだそうです。
   聞いた瞬間は 〔 こんなに デュエット好き なのに? 〕 と思っちゃいましたが、
    「いろんな曲をやってみたくても 知っている人が いないから 歌えないんだよ!」
   というのが その理由。 とても納得のいく言葉でした。

       だいたい、主流は ひとり歌
       定番曲であったとしても デュエット を歌われる方は かなり少ない。
       それは 相手が いないと 楽しめない歌 ということでもあるからでしょうが、
       自分の好きな歌を歌いたい 聞いてもらいたい と思っていらっしゃる方から
       したら 半分 しか歌えない歌 という 括り認識 になってしまって
       “歌いたい歌”と考えた時の 価値感 は下がってしまうことになるからのようです。
       だから カップルで覚えたりしない限り マイナーなものを歌える人は ほぼいない。
       それ以前に、耳にするのは せいぜい定番曲が いいところ。
       どうせ歌わない、歌えない と思っているから 気にすることも少ない。
       それに、 「覚えて!」 なんて頼むのも なかなか難しく、
       よっぽどの思い入れがない限り そこまでする方は少ないと思われます。

          
   後で聞いたところによると T さんの場合は                    
    「デュエット をやりたいのに 相手を してくれるのは <昼の部>のひとりだけ。」
    「しかも その方でさえ 知っているのは 定番の数曲のみ。」
    「お客さんだから 毎回頼んでも悪いかな という遠慮もあった。」
    「つまらないから他に行ってみたいと思ったけど 知っているお店がない。」
   そこで <夜の部> のほうに顔を出し、女性従業員 (毎日いる I ちゃん)
   自分が歌える歌ノート を見せて、「この中で 知ってるデュエット ない ?」
   と聞いてみたんだそうですが、やはり定番曲だけだったようで、
    「予想 はしていたけど、やっぱり無理かぁ って がっかりした。」
   というのが 前の週までの状況だったようです。
   それでも 相手が違えば 少しは気分も違う と思い直し、また寄ってみたところ
   ちょうど お客様と デュエット中 の私を見かけ、
    「あれっ そんな歌知ってるんだ って思ったら ちょっと期待。
     ノートを見せたら 思った以上に知ってたから 嬉 しくなり 俄然やる気が出た。」
   ということだったみたい。

       私が デュエット を知っているのは
       昔 デュエット しか歌わない友人がいたためです。
       その方も デュエット には かなりの思い入れがあったようで、
       教えたり 覚えさせられたりしながら 当時はかなりの曲数を歌ったものでした。
つまり デュエット
対応相手がいると燃える歌
ということになるんでしょうね!
       その後も 一緒 に歌おう と 新曲デュエット などを ご提供くださる歌仲間が
       いらした関係で 曲数はさらに増えました。
       でも 歌いに行かなくなれば お会いする機会も 歌に触れる機会もなくなり、
       ひとりで歌う歌以上に 歌う機会はなくなりました。
       こういうのって 好きさ加減 の問題 に 相手 というのが関わることになるから
       歌いたいと思う方は非常に限られてしまう
       したがって そういう方がいらっしゃらなければ 自然忘却状態となり、
       最近まで 題名すら 思い出すこともない状況となっていました。


   題名を見ても 覚えたものなのかわからない。 
   覚えたものだとわかっても 今 歌えるのかが わからない。
   曲を聞いてみなければ、歌ってみなければ、ほぼほぼ わからないものばかりで
   すべての曲で 確認作業 を兼ねてのお相手 となってしまうことになるんですが
   このT さん、一緒に歌える人間を見つけた ということで そんなのは問題にもならない様子!
   しかも 今 非常に燃えまくっているから 毎週 何曲も覚えていらっしゃるんです。
   その中には 当然 私が知らない歌も混じっていて、それを見つけるのも楽しいらしい!
   そして そんな歌さえも とりあえず一緒に歌い、知ってもらうこと、覚えてもらうこと。
   そんな楽しみかたまで見つけちゃったらしいんです。
   結果 思い出しながら歌ったり、新たに覚えたりで こちらも けっこう神経を使います。
     〔 大変だ~! 〕 と思うことがないわけではないのだけれど
     〔 こんなに喜んでくれるんだから 厭きるまではお付き合いしなきゃ! 〕
   必要としてくださっていると考えれば 励みにもなります。
   覚えなくちゃ、思い出さなきゃ って思えることは ボケ防止 にも繋がります。
   集中するのも 頭には良さそうだし、認知症予防 と考えても ありがたいお話です。


   デュエット を していると 楽しそう に見える らしく、
   そんな光景を目にされた方から リクエスト をいただく機会も増えてきています。
   それが定番曲だと 「俺も歌える曲はあるぞ!」 なんて さらなる 連鎖 が生まれたりして、
   わりと楽しんでいただけているようです。
   定番なら I ちゃんもお相手できますし、女性のお客様なら店長が してくれます。


   元々 このお店には ランバト (DAM ランキングバトル)デュエット に命を懸けてる?
   と思われる お客様 (Kさん) が いらっしゃいます。  (記事は こちら で ご覧ください。)
   Kさんの場合は デュエット なのに なぜか すべて一緒に歌う という 荒技で
   毎月上位を狙い、お相手は 店長と私が務める というのが通常スタイルです。
   その Kさんも 今ではかなりマイナーになっていると思われる デュエット をなさることが多く、
   Tさんは この方との歌を聞いて 私に声をかけてくださったんです。

   
   デュエット自分だけが目立ってはいけない歌 です。
   だから 相手にも神経を向け 思いやりながら歌えば きっと良い歌になるはずです。
   ちょっと恥ずかしいとか、嬉しいとか、ドキドキするといった 気持ちの揺れ
   ひとり歌 で感 じるものとは違うので 一緒に歌うことでしか味わえない感情と云えそうです。
   たとえ思ったようにはいかなくても 相手とのコミュニケーション に繋がるので
   精神的良薬 にも成り得ます。


   デュエット の良さや難 しさは ハモリ が入ることである場合もあります。
   うまくハモれたりすれば 非常に嬉 しくなりますし、聞いていても上手く聞こえる。
   やってみると 聞いているより難 しく感 じられることもあるんですが
   自分だけ上手くても良くは聞こえないから 成功 した時の嬉しさはひとしお。
   達成感を共に味わえる のも楽しいものです。
   一度 誰かと試 してみてください。
   案外 ハマっちゃう方が いらっしゃるかもしれませんよ。


ここにきて急に役に立ってきている感 じの デュエット。
良い曲もあるし、どこで役立つかわからないんだから
思い出したり 覚えたりすることに 損はないわね~!


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ランバト高得点保持者って熱いんだな~!

2016-05-15 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話

DAM が 行なっている ランキングバ トル ってご存じですか?
通称 ランバ ト
テレビなどでも お馴染みの 精密採点 とはちょっと違い、
今 歌った歌が 何点だったのか に加えて、現在全国で何位なのか など、
月単位の情報 が リアルタイムで 採点表示される という内容の対戦ゲームです。
clubDAMメンバーズカード (会員登録カード) でログインすると、
1~3位である間 は表示が残るというシステム。


       私がお手伝いを しているお店では LIVEDAM STADIUM を設置 しているので
       全国 あるいは今月 何位なのかという以外に 本日都道府県別音程正確率
       こぶ し回数しゃくり回数ビブラート秒数 など 分析内容が数十種類もあって
       毎回上位となる項目が組み合わされてランキング発表されているようです。



先日、その ランバ ト で よく1位を取得される という方が 来店されました。
その理由を伺うと、うちのお店のお客様と 何曲か上位を争われることがあったらしく、
どんな人なのか 気になってしかたなくなって、 直接会って歌を聞き お話が してみたいと
お店に紹介を依頼する電話をかけたんだそうです。
そこで お店から常連さんに連絡を入れてくれて 事情説明。
了解が得られたということで 対面が実現 したようでした。

         〔 そうなんだ~! 〕
       一度は納得 しかけた私でしたが、
         〔 えっ、でも どう してお店がわかったんだろう!? 〕
       不思議に思い 店長に聞いてみると、
        「ネットで検索 して それに関する記事などから探 し当てるみたいだよ!」 とのこと。
       要するに
         メンバーズカード をお店で作ると 本人が付けたニックネームと共に店名が入る。
         そのカードでランバトをすると 採点時 高得点者の地域やニックネームが見れる。
         その際 その一部 に ニックネームらしからぬ部分が見受けられたり、
         他の高得点者にも それと同じ箇所があったりすると気づくことが多いらしい。
         個人は探 し難くても お店なら探せる可能性は高いため ネットを駆使 して探 し出す。
       ということのようです。
       確かに、よく見かける名前やお店かなと思うような表示があると気になることはあります。
       だけど、〔 探そうとまでするなんて 凄いな~! 〕
       そう思ったら、こんなことは時々あるんだそうで、
       かなり遠方から訪ねていらっしゃる方もあると聞いて さらにびっくり!
       さすがはネット社会!
       さすがは ランバト上級者!

        ※ なお、カードがない人が当得点を出 しても 参考順位の<ゲスト扱い> となって
          履歴に残りません。 それを防ぐため、お店のカードを使うことも多々あります。

なお、当日いらした この方は、
お店のマイクが ビンビンいうほどの凄い声量でした。
こちら側からすれば せっかくいらしてくださったので
ぜひ目の前で高得点が出るところを見たかったのだけれど …
 「今日は自由に楽しみたいから!」 という理由で拒まれてしまい、実現には至らず!
確かに、様子のわからない初めてのお店での採点は 思うように出ない確率が高い。
 「人前で高得点が出ないとプライドが傷つくのよ!」 と言われたら 諦めざるを得ませんでした。
それに引き換え 常連さんは いつもと変わらぬスタイルを貫き通 し、
堂々と手の内も見せるひょうひょうさが カッコよく見えました。

       ランバト挑戦者が 高得点 を出すのは カラオケボックス に限られる んだそうです。
       つまり、こういうお店では その方たちが目指 し 争っているような得点は 出せない。
       それを知っているおふたりの 行動の違い ということになるのでしょうね。
       それでも なかなか聞けない 上位者の歌が聞けたのは ラッキー!
         〔 こういう歌いかたがいいんだな~! 〕  多少の参考にもなりました。
       それに、訪ねていらした方の声量が凄かったから 採点 しても音割れがマイナスに
       なりそうな気も して、それで良かったんだろうなとも思えました。
       ただ、ビンビンいってもマイクを離さず歌う理由については少々気になって、
         〔 採点をする時の通常スタイルが癖のようになっていて崩せなかったのかしら? 〕
         〔 その声量を聞かせたい、思い切り歌いたい ってことだったのかしら? 〕
       わからないながらも 徹底 したこだわり感だけは ビンビン感 じていました。

この日 おふたりとお話をさせていただいたことを含めてわかったのは       
  ・ みなさん 自分なりの信念とプライドを しっかり持っていらっしゃるということ。
  ・ したがって 非常に負けず嫌いであるらしいこと。
  ・ 1位になる努力を絶え間なく している ということ。
  ・ したがって 遊び感覚はなくなり、1曲1曲 ものすごく集中 しているらしいこと。
  ・ 仕事のようになって けっこう辛いこともあるらしいこと。
  ・ 得点の出る歌いかた というのがあるらしいこと。
  ・ 高得点は ボックスで、カラオケマシンを自分好みに調整 しないと出ないらしいこと。

       ランバト挑戦者、中でも上位保持者ともなれば やっぱり凄い!
       けっして上手く歌えているとはいえなくても、
       歌ってみたいと思う歌には挑みたくなる私にとっては 違う世界。
          〔 もはやプロのような感覚なんじゃないかしらね~! 〕
          〔 ただ楽しんで歌えればいいやっていう思いしかない私には出来ないな~! 〕
          〔 採点はしなくても 好きな歌には挑戦するんだから ある意味 私も同じかな! 〕
          〔 思いは違っても、自分のしたいことが出来ているなら幸せだよね! 〕
       いろいろ思ううち、結論はそうなりました。

それに、お仕事となれば 自分の問題ではなくなってしまうから 最大限の協力はします。 

       お店にいらっしゃるお客様の中には一緒に歌うのが好きな方もいらっしゃいます。
       しかも必ず ランバトで …! 以前は毎回店長が駆り出されていたらしいのだけれど
       私が入ったのを機に ご指名が回ってくることも多くなりました。
       その方もやはり高得点を狙っていて、採点をノートに記載するほど一生懸命なもの
       だから けっこう神経を遣うんです。 けれども 前回よりも点数が良かったり、上位に
       食い込んだ時の嬉 しそうな表情を見たら 頑張ってあげなくちゃな という思いも生ま
       れてきます。 いろいろ教わったり 試行錯誤を繰り返すうち、思うようにはいかない
       ながらも 通常の歌いかたとは かなり違う ということもわかってきました。
       何がしたいのか、何が楽しいと思うのかは 人それぞれ!
       生きがいを見つけて 自分に合った楽しみかたをすればいいんだと思います。



なお、この日いらしたこの方の場合は あちこち訪ね いろんな方とお会いしているんだそうです。
しかも、会ってみたら 「私、こんな人と戦ってたんだ!」 とガッカリすることもあるんだとか!
確かに、ランバトに挑戦 してみると 歌に <味> といわれるようなものは必要なく、
機械的なほどカラオケマシンに忠実に歌うことが要求されるから
ボーカロイドのように聞こえて <上手い> とは言いにくい場合もあるんです。
この方の場合は 歌も自信もプライドも すべてがトップクラスのようでしたから
そういったことは強く感 じてしまうのかもしれませんね。
自分の自信を再確認 し、その自信をさらに深めるため!
もしかしたら そんな意図 もあるのかもしれません。
いずれにしても、ランバト高得点保持者は 熱くて凄い!


そんなにものめり込めるものがあるって 凄いな~!
熱くなれるものがあるのはいいことだと思うし、
若さの秘訣 になっているのかもしれないわね~!


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4年ぶり 鎌倉散策

2015-12-28 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話

またまた遅れに遅れ、挫折寸前!
ぜったい頑張ると思ったけれど
やっぱり 1ヶ月半も遅れてしまいました。
ま、記録できただけよかったと考えましょう!


年配の歌仲間さんたちと鎌倉散策に出かけたのが 4年前のこと。  (その時の詳細は こちら で。)
他のメンバーは 今でも 2年前だと思っています。

       さすがに 2年前だとは思わなかったけれど 確信は持てず、みなさんの意見が一致
       していたため その場は流 しておきました。 帰宅後、〔 3年前 じゃなかったかしら? 〕
       とブログを確認 したところ... 真実は 4年も前のことで驚きました。 光陰矢の如し!
       年齢と時の流れの早さの関係は知っていても やっぱりねと切実実感。
       メンバーのみなさんも 知ったらきっと驚くでしょうね~!


今回は 一番協調性に欠ける "問題児"と云われているメンバーが欠席。
一番の年配者もいなかったため 楽々かと思われたのですが …
問題はどこにでも転がっているもので、ハプニングはやっぱり起き、
  〔 自由気ままは この会にはつきものなんだな! 〕 と笑っちゃいました。

今回のコースは
   円覚寺浄智寺建長寺 → 昼食 →
       → 鶴岡八幡宮県立近代美術館鎌倉館稲村ケ崎 → 夕食

横浜9番線ホームで9時に待ち合わせ。
JR横須賀線で約20分、北鎌倉で下車。

まずは 一番近い 円覚寺 (えんが くじ) へ …

階段を上り

三門 を くぐって進めば

ご本尊が 祀られた 仏殿。             天井には大きな龍の絵が …

階段脇 にいらしたお地蔵さま。 頭 に止まったトンボさんは 大慈悲 にすがりに来たのかな?

お寺の屋根と白塀と樹木の緑。 日本らしい風情があり 人も少ない 良い場所です。 

桜が咲いていました。

上にはモダンで今風のお墓もあったけど、ここからの眺めは 和。 緑に溶け込んで落ち着きます。

お釈迦さま模様の 凝った袈裟をお召 しのお釈迦。 光の加減で表情が変わって見えます。

ここは100円が必要な場所だけど、だから静かで 春も秋も楽しめたみたいでお得だったわね~!

                                               円覚寺 資料 より
       空 ・ 無相 ・ 無願 を象徴するといわれる 三門
       くぐり抜けて進めば 諸々の煩悩を取り払って涅槃解脱の世界へと誘(いざな)仏殿
       仏殿は 1923(T.12)年の関東大震災で倒壊 し、1964(S.39)年に再建されたそうです。

        涅槃(ねはん) = 仏教の主要な概念の一つで、"さとり" 〔証、悟、覚〕 と同じ意味
                     であるとされる。 本義は、煩悩の火を吹き消した状態を指し、
                     〔滅"、寂滅、寂静〕 などと訳された。
                     また、涅槃は如来の死そのものを指す。
          解脱(げだつ) = 煩悩 による繋縛から解き放たれて、全ての執着を離れること。
                     仏教において、人間の本能から起こる精神の迷い、苦悩の世界
                     から 悟りの涅槃の世界へと脱出することを指す。


   今回は 奥までは行かず、仏殿近辺を散策 して戻りました。
   参道には小学生がいっぱい!
   まだ 10時頃だというのに もうお弁当を広げている学校もあり、
   思わず話 しかけたり しちゃいました。

次は 浄智寺 (じょうちじ) へ …

あちこちにグループ活動中の小学生の姿。  カメラの自動キャップが開き切らず、右下にボケが …!

階段を上ると 外門。 さらに上ると 鐘つき堂を兼ねた三門、鐘楼門
(しょうろうもん) があります。

仏殿 に安置された 三世仏坐像。

茅葺き屋根 に 石灯籠。 落葉 した木々にさえ趣きを感 じる。 日本はいいわね~!

手押 しポンプを見ると 動かしたり手を洗いたくなり、石像を見ると 触りたくなります。

                                               浄智寺 資料 より
      ・ 惣門 に掛かれた 「寶(宝)所在近」 の文字は、「立派なお坊さんになるために努力を
       しなさい。」 という意味の経文にある言葉。 形式 は 高麗門 という 城門 だそうです。
       仏殿 の正式名称は 「雲華殿」。 安置されているのは 左から 阿弥陀如来釈迦如
       来
弥勒菩薩 の 木造三世仏坐像。 室町時代に作られた 県の重要文化財で、それ
       ぞれ 過去、現在、未来 を表しており、弥勒菩薩 は 鎌倉十三仏の一つに数えられて
       いるそうです。
      ・ 茅葺き屋根が美しい建物 は 書院 だそうで、ちょっとひなびたお庭が晩秋の装い。
       草木に力が宿る春 にはきっと また違った風情で楽しませてくれるのでしょうね。
       境内奥のやぐらの中に祀られている石像は 布袋さま。 優 しくてユーモラスなお顔
       にも癒されますが、未来を加護する 弥勒様の化身だそうです。


   ここにも小学生の姿が …。
   ここにいる子たちは主に絵を描いていました。
   秋は いろんな学校が それぞれいろんな体験をしに鎌倉にやって来るのね~! 

次は 建長寺 へ …

建長寺 到着。 惣門をくぐり

参道を歩き、山門を抜けると

治療が施された高樹齢の大木たちに見守られた 仏殿が …

仏殿の中には 本尊の 地蔵菩薩。

仏殿の裏手。 黒地に金の模様が豪華で厳かな 唐門 は 重要文化財で 方丈入口の門。

方丈裏手のお庭がきれい!

                                               建長寺 資料 より

       方丈とは、元来は寺の住持の住む建物を指すものですが、現在では 各種儀式・行事に
       用いられる建物となっているようです。


建長寺のお隣りでランチをした後 鎌倉八幡宮 & 鎌倉国宝館 へ …

とろろが美味 しかったランチ定食。

トンネルを抜け歩いていたら ナンバープレートが 1 という車を2台発見! すごい!

鎌倉八幡宮の境内には イチョウ模様の絵馬が風に揺れていました。 季節感があるわね~!

本殿の階段下には奉納舞や神楽などが行われる舞殿が …。

2010
(H.22)年に折れた大銀杏。 右上の本殿と柵の赤、木々の緑とのコントラストが素敵!

境内で菊花展。 販売も していたため、私は大好きな 野菊 を買いました。

県立近代美術館 はモダンな造り。 中は撮影禁止のため 資料。 外は秋の風情。

                                           鎌倉八幡宮 資料 より
      ・ 鎌倉幕府の三代将軍・源実朝が暗殺された時、暗殺者(実朝の甥の公暁)が、太い
       幹の陰に身を隠していたとの伝説から 「隠れ銀杏」 とも呼ばれた大銀杏。 八幡宮
       の象徴のようなこの銀杏が 2010(H.22)年3月の強風で倒壊。 現在、親木から生え
       た若芽を育成 して再生中なり!
      ・ 神奈川県立近代美術館・鎌倉館 は、鶴岡八幡宮の入口にある 三の鳥居から中に
       入った境内にあり、左右に広がる池の左側 (平家池)に迫り出すように造られている
       ため 池に浮かんでいるようにも見える形状。  竣工は 1951(S.26)年11月。  日本
       最初の公立近代美術館。 ル・コルビュジェの弟子 坂倉準三氏が設計 した モダン
       な建物。 来年3月末に閉館することが決まっているそうで、県は本館棟を保存した
       上で敷地を共有する鶴岡八幡宮に引き継ぐ方向で調整しているそうです。
       まだ見られるようになることを願いたいところです。


   ここで本領発揮 したのが 骨董好きのご主人。
   この会一番の問題児(爺)さんほどではないけれど、若宮大路付近で何度も消え、
   捜したり待ったり で かなりの時間浪費となりました。
   理由は、買うためではなく 自分の持っている物の価値を確認するためだったようで、
   夢中になると人も時間も忘れてしまうという癖が出て 奥様も呆れていました。

鎌倉駅から江ノ電移動で 稲村ケ崎 へ …


夕陽が落ちるのを 今回も 何とか見ることが出来ました。

辺りが暗くなって 夕陽の赤が きれい!

       本来は また江の島から夕陽が沈むところを見る予定でしたが、予定外の時間浪費
       で間に合わなくなり、稲村ケ崎 で降りて 急ぎ海岸へと向かいました。
       稲村ケ崎海岸は 国道 134号線沿い。 「かながわの景勝50選」 や 「関東の富士見
       100選」 にも選ばれており、歌や PV、映画 「稲村ジェーン」 の舞台としても登場する
       サザンお馴染みの場所。 今回は前回ほどきれいな夕陽も富士山も見ることはでき
       なかったけれど、海浜公園から江ノ島を望み 沈む夕陽を拝めるのは鎌倉らしさ。
       しばし 忘却の世界へ …!

          余談話。
          江ノ電は わずか10㎞の路線に15個もの駅が存在 していますが、全線開通
          した当初は39駅。 その後 大正初期に「矢沢」を廃止し、「和田塚」 と 「琵琶
          小路」 を新設 し、最多の40駅 になるも、1931(S. 6)年から 戦争などの影響
          も含み 1948(S.23)年までには13駅 にまで減少。 しかし同年、「柳小路」 と
          「由比ヶ浜」 を再開設。 移転や改称を経て 現在に至ったようです。


夕食 は 中華街 へ …

   本日の"お疲れさま会" は 横浜を予定 していたらしいのだけれど、
   どうしても中華街へ行きたいと言う人がいて 変更になりました。

       本当は石川町で降りるところを 関内だと譲らない人がいて けっきょくは歩いて戻る
       ことになったり、強引に来たわりには行きたいお店があったわけでもないということで
       なかなか夕食にはありつけず!
       改めて 〔 自由人が多いな~! 〕 と呆れつつも笑っちゃいました。
       最終的には たまたま閉店するためシャッターを閉めに出て来たお母さんに紹介して
       もらったお店に行ったのだけれど、期待 したほどではなく ... 、 
       でもまぁそんなことも含めて常には出来ない体験 ということで納得。


  
こんなのは序の口だから 楽しくもあったんだけど、
自分の主張が強くなって来た時は気をつけないとね!


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穏やかでない世界情勢の中、感慨深い童謡 『里の秋』

2015-11-21 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話

日本の代表的童謡 『 里の秋 』 。
歌うのに ちょうど良い季節になりました
…と書いているうちに いつものように 時は過ぎ、
もう冬がそこまで来てしまっているようです。
でも今年はなぜか暖かく、
晩秋はもうしばらく続きそうな気配も漂っているような いないような ... !?





1945(S20)年 12月24日、
ラジオ番組 「外地引揚同胞激励の午后」 の中で
童謡歌手の川田正子さんの新曲 として全国に向けて放送され、
1948(S23)年、日本コロムビアから SPレコードが発売されました。

小学校の音楽教科書に 長年 採用されてきて、
2007(H19)年には 「日本の歌百選」 に選ばれています。

それほどの名曲。
穏やかできれいな曲です。
日本の晩秋の風景が思い浮かぶ、
大好きで 大事に思う曲でもあります。
けれども、この歌の 成り立ちにはこもごもあり、
初めて知った時には驚いたものでした。 (詳細は一番下に記載)




里の秋
作詞 斎藤信夫
作曲 海沼  実

                      1
                       しずかな しずかな 里の秋
                       お背戸に 木の実の 落ちる夜は
                       ああ かあさんと ただ二人
                       栗の実 煮てます いろりばた


        <最初に書かれた歌詞>                <書き換えられた歌詞>
      2                                2
       あかるい あかるい 星の夜               あかるい あかるい 星の空
       鳴き鳴き 夜鴨の 渡る夜は               鳴き鳴き 夜鴨の 渡る夜は
       ああ とうさんの あの笑顔                ああ とうさんの あの笑顔
       栗の実 食べては おもいだす              栗の実 食べては 思い出す


      3                                3
       きれいな きれいな 椰子の島              さよなら さよなら 椰子の島
       しっかり 護って くださいと                お船 に 揺られて 帰られる
       ああ とうさんの ご武運を                ああ とうさんよ ご無事でと
       今夜も ひとりで いのります               今夜も かあさんと
 いのります


      4
       おおきく おおきく なったなら
       兵隊さんだよ うれしいな
       ねえ 母さんよ 僕だって
       必ず お国を 護ります

                             ※ 千葉や長野に歌碑があるようですが、統一性がなく、
                               漢字だったり ひらがなだったり …! 本来はどちら
                               なのかがわからないままとなってしまいました。




     疎開先である 田舎(里)は 戦闘機も飛んで来ない静かなところ。
     けれども 囲炉裏の火が恋 しくなる 寒々とした秋の夜 には
     大黒柱のいない 母親とふたりだけの暮らしは きっと寂 しかったに違いない。

        当時の男の子は 兵隊さんになることに憧れを抱いていたといいます。
        きっと 強くてカッコよくて 絶対に負けない と思っていたのでしょう。
        それでも、戦地に赴いている父親の無事は 祈っていた。

           ここに出て来る 鴨の渡り は、
           シベリア方面から 日本を越冬地として飛んで来たものとも思えますが
           晩秋と考えれば 日本を中継地とし、もっと南へと飛び立つところともとれます。
           いずれにしても、
           父もこうやって無事帰還 してくれることを願っている という思いは伝わってくる。

     切なくなるような歌です。


     13日にパリで起きた同時多発テロ。
     先月31日に起きたロシア機墜落もテロだったと断定されました。
     残念なことに昨日もまた 西アフリカのマリでもホテルが襲撃され
     たくさんの死者が出てしまったようです。
     まだまだ安心できないテロ攻撃。
     巻き込まれて亡くなられた方々のご冥福を祈りながら、
     誰も得をしないこんな争いが早く終結されることを願います。

        日本でも集団的自衛権、沖縄普天間基地 辺野古移設問題など
        国民が疑問や不安を掲げている大きな事案が
        ごり押しのように勧められていってしまって、
        また 戦争に関わりをもつようなことがあったら ... と心中穏やかではない人も多い。
        近年 弱いものを無差別に狙い 殺傷する人間が増えてきていることも不安に輪を掛け
        世界に平和を公言したはずの国自体が なんだか怪しい。

           兵隊さんになりたい なんて言葉が今の子ども達から出るとは思わないけれど、
           戦争に加担するようなことなど 二度と起きてはいけないと思う気持ちは
           日本人なら誰でも 強く持っている と信じたい。





そもそも、
この地球は 人間だけのものではないはずなのに、
我がもの顔の人間たち。
それこそが横暴だとも思えます。
争いごとのないように、みんなが穏やかに暮らせるように、
     家族がバラバラになることのないように、
      『 里の秋 』 を聞いて歌って 考えてみてほしい。




       大正の中頃から 1933(S.8)年頃まで、
       <赤い鳥><金の船>などの童謡童話雑誌が全盛を極め、
       何千曲もの童謡が発表されました。
       が、戦機の高まりとともにブームは急速に衰え、児童雑誌は次々に廃刊。
       童謡詩人たちは 筆を置いたり 軍歌方面に転身していきました。
       児童合唱団 <音羽ゆりかご会> の創設者でもある 海部実氏が
       童謡の世界に乗り出そうとしたのは、そんな時代。
       戦中戦後の童謡氷河期を支えることとなりました。

       小さいころから 同郷の作曲家 草川信氏に憧れていた 海部氏は
       独学で ヴァイオリンを覚え 演奏家になろうと 1932(S. 7)年に上京。
       東京音楽学校(現東京音楽大学)に入学 したものの 独学が災いして
       挫折感を味わい、草川氏のように 童謡の作曲家 として生きる道を選択。

       そんな海部氏の元に、自身が作詩 した数編の童謡を送ったのが 斎藤信夫氏。
       その中に 『星月夜』 という詩がありました。
       けれど、これを見た海部氏は 3, 4番が気に入らない と無視。
       理由は 当時 軍国教師であった 斉藤氏の 戦意高揚の意気に燃えて書かれた
       歌詞にあったようでした。 ただ ふたりの交流は その後も続いたといいます。

       1941(S.16)年12月8日、
       日本は英米に宣戦布告し、日米は太平洋戦争に突入し、
       1945(S.20)年 8月15日、
       日本国民へ向けて玉音放送が流れ 終戦を迎えました。
       4か月も過ぎると、戦地からはゾクゾクと復員兵が戻って来るようになり、
       国営放送であるNHKも、音楽に乗せて 復員兵たちに故郷の香りを伝え、
       歓迎の意を示そうと番組を計画。 戦争突入以前に童謡と子供の合唱を
       通じて国民の心を癒 していた 海沼氏に白羽の矢が立ちました。
       しかし 明日の方向すら定まらない 荒廃 した国土や国民に歓迎ムードを盛り
       上げさせ、復員兵たちに一刻も早く帰りたいと思わせる歌を作るのは至難の業。

       その時思い出したのが 『星月夜』。
       1番は、すべての日本人が想い描く故郷の風景。
       2番は、家族が まだ現地に留まっている父親の安否を気遣っている。
             また 子供が呼び掛けている … と受け取れるものと考え、
       そんな歌詞なら 日本に、そして家族の元に辿り着いたのだ という実感を贈る
       ことができる と。 しかし 3番以降は変える必要がありました。
       この頃には 皇国史観教育を反省し 学校を止めようと思うほど意気軒昂 して
       いた 斉藤氏。  3, 4番が今のご時勢にそぐわないと認め、改作を快諾。
       海部氏のバイオリン演奏で歌唱する川田正子さんの歌声を聞いて 静かで胸を
       締め付けるような望郷のメロディーに 3番以降は <復員兵を歓迎する心>を
       表現する歌詞にしようと決意。 けれども、改作は難航を極め …
       もう 『星月夜』 とは訣別 したい という気持ちになったそうです。
       さよなら 3, 4番! さよなら戦争! そんな思いで書きなぐった <さよなら>が
       ちょうど3番の歌詞の冒頭にあるのを見つけ、ひらめいての誕生となりました。
       題名を 1番の歌詞から取って 『里の秋』 とし、2番の<星の夜>を<星の空>
       と変えて完成。 1945(S.20)年12月14日午後1時45分、番組が放送される前日
       の夜のことだったそうです。





海外の方が聞いた時 果たして こういったメロディーに癒し感を感じるのだろうか?
こういう詩を理解することはできるんだろうか?
そう思う気持ちがあります。
けれども 今の子ども達にも同じことがいえるような気がします。
確かに 歌詞からだけではわからないんだろうな~ とも思えます。
私だって この歌を知った頃 こんなに深くはわかっていなかったと思います。
それでも 心に残る 心に響く歌だった。
今 日本も世界も 穏やかではない状況かにあります。
だから なおさらに 感慨深く思う気持ちが湧いてきて、
この歌の奥を この歌が作られた頃のことを思い返し
戦争は 争いは いけないことだと 強く認識 しなおしてほしいと思っています。


世界で理不尽なことが起き
まだまだ恐ろしいことが起きそうな不安を抱えている。
  
地球が泣いて どんどんおかしくなってきている時に
争っている場合じゃないんじゃないの!?
みんなで保護していかなくちゃ 手遅れになっちゃいます。


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喜んで うるうる したのに …  ― 花火 ―

2014-11-16 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話

前回記載 した 歳と共に感じる 緩(ゆる)み感。
これらは 今後も気をつけていきたいと思うことだけど、
 〔 こんなところまで緩んでくるものなのかしら!? 〕 と思うと共に
 〔 これはこのままでもいいかな~! 〕 と思えることもあります。
      最近 涙腺締まり悪くなってきた のかな         
      と思うことが増えているように感 じます。
      そうは云っても、別に 悲 しいことが多くなった というわけではなく、
      テレビのニュースやドキュメントだけでなく、
      映画やドラマを見ていても
        〔 可哀想 に …! 〕 などと思う意外に
        〔 頑張っているな~! 〕 とか、 〔 幸せになってよかったね! 〕 とか、
      そんな風に思っただけで うるうる きてしまうことが増えた という感じ!
      もちろん 〔 嬉しいよ~! 〕 なんて思いがあれば 当然のこと!
      さすがに 人前で泣くことはないし、
      こういった感情も以前からあったものではあるのだけれど
      確実にその頻度が増 し、早くからくるようになっているようにも思います。
                 だけどね~、ある出来事があった時には さすがに、  
その涙を返してほしい と思ってしまいました。

      ずっと入らずに諦めていた歌が入っているのを見つけて、驚きと共に うるうる
        〔 こんなにいい歌が なぜ入らないんだろう!? 〕
      ずっと思っていたことだったので 感激も ひとしお!
      改めて聞き返して口ずさんでいるうちに
        〔 入ってくれて良かった 〕 で うるうる
        〔 入っているのを発見できて良かった 〕 で うるうる
        〔 入れてくれて ありがとう、 リクエストしてくれて ありがとう 〕 で うるうる
        〔 やっぱりいい歌だな~ 〕 で うるうる
      いろんな思いが込み上げてきて うるうるが止まらない!
      ひとりで 大感動 しちゃってました。
      松田優作さんが演じた Gパン刑事(デカ) じゃないけれど
        〔 なんじゃ こりゃ~! 〕
      自分でも 涙腺崩壊? と思うくらいの 感情でした。
      それでも これは うれし涙!
      「ありがとー!」  そんな思いの強い涙だから 気持ちは熱く 気分は上々でした。

けれども ……  
      この歌を歌ってみたくて ワクワクし、いつものお店で選曲したら、
      聞いたこともないメロディが流れて、 「ん???」
      番号を入れ間違えたのかと思って もう一度調べ直して入れたら
      やっぱり違う歌でした!
        〔 そんなことってある!? 〕
        〔 同じ歌手なのに 同タイトルの歌 なんて あるの!? 〕
      信じられなくて 何度もデンモクをチェック!
      でも けっきょく、あるはずがないと思えたことが あったんです~!
      こっちのほうが 〔 なんじゃ こりゃ~! 〕 には ぴったりかもしれません。
        〔 あんなに感動 したのに、あの涙は なんだったの―――っ!? 〕
      今度は違う意味で泣きたくなって、
      しばらくは 気抜けしたようになってしまいました。
        この歌のタイトルは 石川さゆりさんの 『花火』。              
        DAMに入ったのは
        2012(H.24)年9月19日発売 「X-Cross-」 というアルバムの7曲目に入っている
        山崎ハコさんの作詞作曲による歌でした。
        私が勘違いしてひとり感動 したのは
        1995(H. 7)年発売 「うたびと」 というアルバムの1曲目に入っていた
        阿久悠さん作詞、弦哲也さん作曲による歌です。
        イントロの入りから <好き> を予感させる曲で、
        私にとっては こちらの歌の優しさが忘れられず、入って当然 と思われた歌でした。
        DAMに入ろうと入るまいと 思い入れは変わらないのだけれど、
        多くの人に知ってほしく、自分でも歌ってみたい曲だったので とても残念!
        糠喜びをしたことで そんな思いが増幅されてしまう結果となりました。
        なお、このアルバムには ふたりの作詞家(阿久悠氏・吉岡治氏)が書きおろした
        オリジナル10曲が収録されていて、いい歌が多いのに、DAMに入っているのは
         『酔って候』 と 『北の女房』 だけ というのも もったいない気が しています。


タイトルが同じ歌なんて 山ほどあります。                         
それでさえ紛らわしいと思うこともあるのに、
同じ歌手で 同じタイトルの歌を出したら 紛らわし過ぎると思いませんか!?
さゆりさんの歌はいっぱいあるから、
調べが甘くて 同タイトル歌があることに気づかなかったのでしょうか?
こんなことがなかったら こんなに寂しい思いをすることもなかったのにーぃ!
でも、考えかたを変えれば、
すっかり忘れてしまっていたんだから 思い出せただけでも よかったのかもしれません。
それに、凄いと思ったのは 歌詞を覚えていたこと。
どれだけ好きだったのかが 自分でも再認識できた気がしました。
だったら、やっぱり 「ありがとう!」 と云わなきゃいけないのかもしれませんね。

      たしか 以前にも
      牧村三枝子さんの 『花あかり』 という歌で 同じような経験を したような …!?
      同タイトルの 渡哲也さんとの デュエット曲が出て、
        〔 以前の歌は 忘れられてしまったの? 〕 と思った記憶が甦りました。
      調べてみたら こちらは 『花あかり ~ワルツ~』 というタイトルになっていて、
      私が知らなかっただけで、1995(H. 7)年に 一緒にシングル発売された曲でした。
      だけどこの曲、確かに 歌詞は同じだけれど 違う曲のように聞こえていました。
      これも けっこう紛らわしい!

捜せば こんなこと たくさん出てくるのかもしれませんが …               
デンモクや 配信曲名が載った本を じっくり見る機会がないから
そういったことに気づくことは少ない。
その上 新 しい歌、新 しく入った歌 との出会いも ほとんどなく、
いつ 配信されたのかさえ さっぱりわからない。
そんな中で 偶然に発見した 『花火』 という歌!
同じタイトルの歌が配信されるとは思えないけれど、
入ってほしい という思いは 今もあります。
感動して、ガッカリして、それでも思い直して ありがとう と思って、
今もまだ 時々は 〔 やっぱり淋しいな~! 〕 なんて思ってしまう。
『花火』 は けっこう忙しい ウルウル歌になりました。


感動 した後ガッカリすると 淋しくなっちゃうけど、
ウルウルは 目にも心にも優しさをくれるから 嬉しくもあるわね!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

時期外れだし カラオケでは歌えないけれど、やっぱり紹介したい … ということで
1995(平成 7)年 6月21日発売、アルバム収録曲
                       石川さゆり さん の  『花火』
(作詞 = 阿久悠 さん/作曲 = 弦哲也 さん)

「ドーンと弾けた夜空の花火 あなたが 強く手をにぎる
               このまま遠くどこかへ逃げて ふたりで生きてみないかと」
   「それが最初で わたしとあなた 一年二年三年と
                 見知らぬ町で肩寄せ合って 小さな夢を育ててる」
   「なんであなたと一緒に逃げた 今でもそれがわからない
                 花火の音に驚いたのか それとも色に染まったか」
     「花火がなけりゃ 私とあなた こうなることもなかったでしょう
                   いいのね これで いいのでしょうね あなたが良い人だったから」

   けなげに頑張っている姿が目に浮かぶ 優 しい歌詞です。
     さすがは 阿久悠さん。 弦哲也さんとのコンビネーションも いい感 じ!
     なにより 主人公の 幸せ感 が こちらまで伝わってくるようで、 優 しい気持ちになれます。
                                 (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

この歌に関しては ほぼ上に書いてあるので
こちらで改めて説明することはありませんが …

同タイトルの、DAMに入ったほうの 『花火』 が どんな曲なのか
わからないのは ちょっと淋しい気がします。
山崎ハコさんの作詞作曲だから きっといい歌なんでしょうね。
だけど私にとっては やっぱり 初めて聞いた時から思い入れのある
阿久悠&弦哲也コンビの歌の優しさが忘れられない!
だから、DAMに入ろうと入るまいと、
大好きである この歌を 多くの人に知ってほしいという思いがあります。
また、最近は特に
<見知らぬ町> と <小さな夢を育ててる> いうフレーズを聞くたび
  〔 きっと こんな感 じの幸せなのかな~!? 〕 なんて
すっぴんで 幸せそうに微笑んでいる
深津絵里さんのCM (Pasco イングリッシュマフィン 超熟) が浮かんできてしまうので
さらに身近に感じられるようになっています。

何が幸せか なんて、その人の感じかた次第。

相手を信頼して あんな笑顔で頑張れたら いいわよね~!


               (さゆりさん関連の記事や歌については 下記でごらんください。)
                春夏秋冬酒ありて人間模様、鴎という名の酒場沈丁花紫陽花ばなし
                心の酒夏の夜の夢惚れ神夏恋囃子酔って候越前竹舞い



      ※ 余談ですが、
        みんなで楽しんでいた いつものお店の夜の営業が 急に終わってしまいました。
        たまには昼間に顔を出したいとは思っていますが、今はこのことでも気抜け状態!
        また 出かけなくなりそうで、歌わなくなりそうで、ちょっと怖い気が しています。
        行く時は頑張っちゃうと思うけど、いろんな思いが交差 しているから 少し時間は
        かかってしまうのかな~! そんな予感も しています。



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   「イラスト工房」 「無料イラスト素材 ドットコム」

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