― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

つくしを見つけた & 小さな「わーっ!」たち & WBC 2023

2023-03-26 | 植物 に関するお話
 
歩いていると見つける 何か。
その"何か"で感動する嬉しさが堪らない!
人によっては 地域によっては
そんなことで?と思えるような 当たり前すぎる出来事も
私にとっては 新鮮だったり 見逃さなかったという嬉しさだったりで
心が満たされていくのだから幸せといえます。


お散歩の時だけでなく
お買い物に出た時にも 思わぬ出合いがあって幸せを感じる時があります。

   お買い物は 基本 歩いて行ける場所で行います。
   近場、ちょっと足を延ばしてお散歩がてら などなど。
   同じ場所に行くにしても いろいろ考えて出かけるので コースはさまざまとなり、
   まとめ買いもするため 同じ道を歩くのは久しぶりとなることもしばしばです。


この日、まずは 白いスミレを見つけました。
「白いけど、これってスミレなの?」

そこから気になって ずっと歩道脇を見ながら歩いていたら
なんと つくしを見つけることが出来ました。

これぞ つくし! イラストになりそうな構図です。           

            しっかりすくすく伸びたのねー!
   大きな道路に平行して走る歩道。
   その横には 人家やマンション、お店や小さな工場、 駐車場などがあって
   その道はすべて舗装されています。
   それでも 歩道脇には アスファルトに隙間が出来ている部分があり、
   そこから雑草が生えているなどという光景は 日常的に見受けられます。
   そういった中に 今回 ちょこんと咲く白いスミレを発見。
   一瞬「ん? これってスミレ!?」となりました。
   白いスミレは目立ちませんが 可愛さには何の変わりもありませんでした。
   このあと 何かあるかもという期待感で ずっと歩道脇を見ながら歩くことに…!
   おかげで なんと つくしを発見することが出来て 大感激でした。
   地下茎を長く伸ばし 節からも地下茎を出して繁茂する スギナ。
   そこから出る胞子茎である つくし
   これらは ある方々にとっては ただの迷惑もの。
   雑草扱いになってしまうのでしょうが その愛らしさは格別と思えてしまいます。


それから1週間後の雨の日。
今度は帰り道で同じコースを通りました。
 「つくしちゃんたち 元気かしら?」

雨に打たれたせいなのか            
これぞつくしちゃん の1本が 折れていて、          

             他の子たちも 首が曲がっていました。

ただ 勢い付いたスギナだけは ぐんぐんと成長し 青々としていました。

こんな所にも つくしがある と思ったら            

ここにもある となり、

             こんなにあった になって

よくよく見たら 奥に向かって 点々と見つかって…            

          集合しているところや

1~2本のところなど さまざま。

フェンスのこちら側を撮っていたつもりの写真にも
向こう側にいっぱい生えていたのが写り込んでいて驚きました。

背の高い子たちも            

背の低い子も、どの子も可愛い!

路面が濡れているため 肩から下ろせない荷物が重すぎるので
そろそろ帰ろうかと思ったら
駐車場と駐車場の間の草むらにもいっぱい生えているのを見つけて

           根性勝負で パチリパチリ!


限界が訪れる前にと頑張って撮影はしてみたものの ただ撮ってみただけ状態!
さすがに疲れ切って帰路につきました。

   ブロガーさんのブログにお邪魔させていただいた時
   つくしの写真をアップされている方が何人かいらっしゃいました。
   公園でも見かけることがない私には それが羨ましく思えたので
   思いがけない出合いが とても嬉しく感じられました。
   それでも 実物の良さを写真で引き出すのは難しい!
   写真は思い出のひとコマ。 見返す楽しさは充分にありますが
   一番満足できるのは やっぱり 実物を見ている時になります。


 
つくし と スミレ。
自生しているものを見るのは 貴重な目の保養ですが
アスファルトのスキマに生えているものや駐車場の傍らにあるものなども
雑草扱いにはなってしまうんでしょうね。
今 見かけることが少なくなってしまったものは
摘み取らないでくれたらありがたい なんて思ってしまうのだけれど、
それはその場の状況にもよるわよねー!



前回と前々回の はみ出し分。(撮影日は 3月6日)
歩いて見つけた嬉しさの「わーっ!」になります。
少々小さめともいえますが、こんなちょっとした心の動きでも癒しになってくれています。

「わーっ、枯れたつるに可愛い実!」
つる植物だということはわかりましたが ヘクソカヅラの実 だとは気づきませんでした。
前回投稿したヒイロタケとは違って落ち着いた色味の こんな可愛い植物に、
「事情はわかっても 口にし難い こんな酷い名前を付けるなんて可哀想すぎやしませんか?」
どうしてもそんな風に思えてしまいます。

「わーっ、きれいな色!」
こちらは つやつやな ノシラン の青い実。
こんなにきれいな色だけど 葉の陰に生っている時は あんがい目立たないようです。

 「わーっ、真っ白で可愛い!」
小さな株の 白い 沈丁花 です。
香りの強いお花だけれど まだ株が小さく マスクもしているので あまり香ってこない。
でも顔を近づけたら あの特有の香りが 鼻から体全体に広がっていくようでした。

「わーっ、今年もやっぱりここで見られた!」
シロバナタンポポ は 毎年この辺りで見かけるので楽しみにしていました。
もうすでに綿毛になっているものもあったのには ちょっとびっくり!

比較的 目にする機会の多い クリスマスローズ ですが、
根元の名札をよく見たら びっくりしてしまいました。
「わーっ、お花の名前じゃないじゃない!」
「とるなって書きたくなるほど持って行っちゃう人がいるの!?」
これって管理者からの警告と悲痛な叫びなんでしょうが きっとお花さんも同じ気持ち。
安易に持ち去るのはマナー違反です。 欲しいならちゃんとお店で買ってくださいな!

 
ここでの「わーっ!」に大差はありませんが
小さなものにもいいなと思える気持ちは大事にしたいと思っています。
ここ数年のマスク生活で表情が顔に出難くなってしまったと言われる中、
マスクが自身の判断となった今なら なおさら
感情を表に出して表情筋を鍛えることは大事になっていきそうですね。


最後に、                       
WBC(ワールドベースボールクラシック)
優勝おめでとうございます。
侍ジャパンの活躍は本当に素晴らしいものでした。
   準決勝も決勝も 気が入り過ぎた感がありました。
   特に 準決勝では 途中で気分が悪くなるくらいヤキモキして
   もはや 神様を含め 誰に願っているのかわからないくらい、
   胸の前で組んだ手の色が変わるくらい 祈りまくり、
   逆転勝ちした後は疲れて しばらく横になりました。ꉂ(ˊ͈ ᗜ ˋ͈๑)
   決勝戦では 好投していた投手を次々交代させる不安もあって
   ダルビッシュや大谷の投げる姿を見たいと思う一方で
   打たれてほしくない恐怖感が働き モヤモヤ!
   自分でも以外だったのは どちらも 前の5試合とは違って  (中国.韓国.チェコ.
   「わーーーっ!」の気持ちに声が付いていかないことでした。 オーストラリア.イタリア)
   手を大きく天に向けて伸ばす 万歳状態!
   それになぜ声が乗らないのか 不思議でなりませんでしたが
   以前のユキ丸くんの気持ちが ちょっとだけわかったような気にはなりました。(๑˃▿˂๑)
   優勝が決まったあとの選手たちの動向を見ている時には
   もうすっかり安心感に包まれていたため
   途中で配られたTシャツの大きさが気になるなど ホッコリモード!
   何度も試合の様子やその後の様子を見続けながら
   どれだけ報われただろうかと その都度 ウルウルしてしまいました。
   侍ジャパンに関わられた皆さま。 本当におつかれさまでした。
   こんなに大きな感動をありがとうございました。
   そして ほんとうに ほんとうに おめでとうございましたー!


 
どんなに疲れても 心地よい疲れ!
そうはいっても 若くても
疲れは どんだけー!のものだったのでしょうか?
喜びを爆発させたあとも ゆっくり休んでいる暇のなさそうな面々に
大変だなーと思いながら
おめでとうの言葉に 今後のご活躍を祈る思いも添えて
感動に 感謝 感謝の WBCでした。


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「わーっ!」の感情の差が面白い② & WBC 2023

2023-03-18 | 言葉 に関するお話
 
お散歩をしていると よく発する「わーっ!」という言葉。
それは心の中の声であることも多いのだけれど
歳を重ね 感動などが素直に口に出るようになったんだろうな
とも思えるようになりました。


以前見つけた 大きな木から生えていた マンリョウ が 今はこんなことになっていました。
                  (見つけた時の詳細は 木々たちの声 で ご覧ください。)

小さい体に あんなにいっぱい実を付けていたのに

「わーっ! 実がぜーんぶ無くなっちゃってるぅ!」

   小鳥さんが完食したのか 自然に落下したのか?
   彩りを添えていた真っ赤な実がすっかり無くなってしまっていて
   哀愁を漂わせるような地味な姿が ちょっと淋しい「わーっ!」を誘発。
   でも また来年 実が生るか 本数が増えている可能性も皆無ではないと思うと
   負担になる古木さんには悪いけれど 楽しみは残されている気がしました。
   マンリョウさんも古木さんも フレーッ フレーッ!
   微力ではありますが応援しています。



その古木さんの後方に、落ち葉と枯草に紛れて 切られた木の枝が落ちていて
そこにきれいな色の キノコ さんが生えていました。

同じような色味で さほど目立たないけれど、落ちている枝に何か付いているような…!?

近寄って見てみたら それは カバ色のキノコさんでした。
「わーっ、きれいな色!」

このキノコは 広葉樹の枯れ木などに群生する ヒイロタケ
(緋色茸)というもので、

このきれいな色はキノコ染めに使われることもあると知りました。


   「こんな色だから 毒キノコ?」と思ったのだけれど
   食用には適さないながら 毒キノコではないことがわかりました。
   サルノコシカケ科と書いてあったので納得していたら タマチョレイタケ科
   であることもわかりました。
   それ以上に驚いたのは キノコ染めという言葉。
   思わず「わーっ、キノコ染めなんてあるんだー!」となりました。
   いったいどんな色になるのか、仕上がりを見てみたい気がします。


そのすぐそばの木の枝にもキノコを見つけました。

「わーっ、こんな所にもキノコが生えてる!」

たぶん 2種類と思われるキノコさんたちは
隣接はしているけれど きちんと分かれて生えているようでした。


同じ枝のさらに上のほうには ヒイロタケもありました。     

   この木も古そうなので キノコさんたちに栄養を取られて大変なのでしょうか?
   コケのようなものが生えているのも気になりました。
   この子たちがみんな 相手を思いやれる存在だったらいいのにな!
   そんな願望も生まれます。
   どうか相乗効果がありますように…! 願いながら 見守りたいと思います。



こんな所で 恐ろしいものに遭遇しました。

枇杷のお花みたいな色味が目に入りました。
もちろん葉っぱが違うから枇杷なはずはないわけで…

   さっそく 樹木に掛けられた名札を見てみたら スギ とありました。            

           「わーっ、これ スギだったんだ!」
          こんなに身近な所にあったなんて びっくりでした。

慌てて 目を細め 息を殺しましたが 後の祭りか!?          

それでも気になって

息を止めたまま どんな風になっているのかを観察。

枝先に付いた茶色い部分が 成熟し密生した雄花のようです。

松ぼっくりのように見えて可愛いけれど

これが多くの人を困らせている原因なのね!

   スギ だと分かった瞬間に その場を立ち退こうとも思いましたが
   こんなに間近で見る機会なんてないと思ったら
   しっかり見たいという意識のほうが勝っていました。
   さらに この時は 無風状態!
   お花の写真などを撮っている時 いつもいつも風に悩まされる身としては
   こんなことも滅多にない状況だったので
   息止めの最大限+一呼吸でパシャパシャ撮って その場を後にしました。
   毎年 何かしら症状が出て 花粉症を煩わしく思うことはあるのだけれど
   まだ自分が我慢すれば…と思えるレベルと思って年を送って来た身にも
   この時ばかりは 今後を心配する思いはありましたが 幸い大きな変化はなし!
   この公園に1本だけ生えているこの子にだって罪はなく、
   嫌われてしまうこの時期を早く抜け出してほしいと願うばかりです。
   花粉を出さない品種が発見されたという報告もあり、効果的な薬の開発も進めば、
   近い将来 スギによる花粉症は克服されて 昔話になるかもしれません。
   期待したいところですね。


 
マスクは 使用しなくてよい状況になっても
お出かけの際にはバックの中に一枚は入れておくのが最良と思えます。
人間の都合で 増やしたり
激減させてしまったりするものが多いのも事実な自然界。
もちろん病原菌などは別ですが、
今回は 共存を感じた「わーっ!」となりました。


ちなみに、                      
「わーっ!」が止まらないものが もうひとつありました。
WBC(ワールドベースボールクラシック)を戦っている 侍ジャパン
本当に凄いです。
   近年 高校野球は見るけれど プロ野球に興味が持てなかった私が、
   初めから「見るぞ!」という意気込みでテレビ観戦をしていました。
   すると その心地よい強さと 試合以外からも伝わってくる人柄に
   「わーっ!」が止まらない!
   試合でなんか「わーーーーっ!」です。
   そして試合後の選手たちの動向に ホッコリさせられて「わーっ!」となる。
   昨年12月に行なわれた ワールドカップの時にも話題となった 日本人選手たちの
   ロッカールームの使用法や サポーターたちの応援後の掃除などと同等の行ないが
   今回も報道として取り上げられ、その優しさやさりげなさが世界中で称賛されて、
   その強さや心意気と相まった行動のすべてが「日本って凄いでしょう!」と
   思わず自慢したくなるくらい誇らしい気分にさせてくれています。
   「一流は凄いなぁ!」
   上り詰めて行く人は みんなこうあってほしいと思う お手本のようです。

   今日から始まった 高校野球。
   この中からも将来 活躍する選手が出て来るのだろうと思うと楽しみです。
   みんなー WBCで見た選手たちを公私ともに見習いながら大きくなってねー!



WBCは あと2試合!
もちろん決勝まで行くことを願って応援します。
がんばれ 侍ジャパン!
感動の「わーーーーっ!」を何度も言わせておくれーっ!



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「わーっ!」の感情の差が面白い ①

2023-03-10 | 言葉 に関するお話
 
お散歩をしていると 必ずと言っていいほど何かを発見する。
そんな時 よく「わーっ!」という声を発したり
実際に声には出さなくても 心の中で叫んでいるなんてこともありがちです。

その発見は ほんの小さなものであることのほうが多いのだけれど
それが例え よく目にするものであったとしても
 こんな所で見つけたとか
 いつもより早い時期に目にしたとか
 よく見ると面白いとか、
ほんの些細と思う気持ちより 遭遇できた喜びや驚きが勝り、
そんな心の動きが嬉しくて ひとりニヤついてしまうこともありがちです。


この日は まず 杭の上に置かれた 松ぼっくり を見つけて「わーっ!」となりました。

   公園の道には 平地以外に小高い丘のような所を通る散歩コースも存在しています。
   その辺りは片側が高くなり 反対側は下に落ちてしまう可能性も考えられる道。
   そのため 誤って落下しないよう 杭が打たれ、ずっとロープが張られています。
   何気なく歩いていたら その杭のひとつに 何かが乗っているような…!?
   違和感を感じて近寄ってみると 松ぼっくり が置かれていました。
   それは風に飛ばされて巧い具合に着地したとか カラスさんが運んで来たとか
   そんな様子には思えないたたずまいで鎮座しいていることから
   散策していた人が見つけて置いたのだろうなと思われました。


   その姿は 松ぼっくりと言われて想像する物とは ちょっと違い、バラの花に似た形状。
   すぐに シダーローズ と呼ばれているものだとわかりました。
    「わーっ、シダーローズ だ!」
   なかなか目にすることがないので嬉しくなりました。

     松に出来るから 松ぼっくり。 けれど 松にも種類があるので
     松ぼっくりにも違いがあるはずですが その差はわかりにくいものも多い。
     けれど シダーローズ は独特なフォルムをしているので迷いなくわかる種類です。


誰かが見つけて置いて行ったと思われる シダーローズ。

ちょっと崩れちゃってはいますが、バラの花のような見た目が特徴的です。

少し厚めではあるけれど、ヒダがカンナの削りカスみたい!      
年輪のようなものも見えました。       

      お腹が空いていたせいか なんだか 鮭の切り身にも見えるー!
 (〃艸〃)

切り身にしては薄っぺらいけど ホントに こんな形状してるいるわよね!   

ひっくり返してみたら 裏側はこんな風になっていました。       

       お花の中心のように見えるところが枝に付いていた部分なのね。
      上方に何だかよくわからないものも付着していました。

   この子の親は ヒマラヤ杉
   松じゃないじゃない! と思ってしまいますが マツ科の植物です。
   そういえば、この公園に1本だけあることには気づいていて、
    〔木の上に鳥の卵?〕と思うような 白くて大きな球果を目にしてからは
   ずっと気になっていたのだけれど 落ちているのを見たことは無し!
    〔落ちた松ぼっくりは どこに行っちゃうんだろう?〕と思いつつも
    〔手芸や工作に使用するため インターネットで購入する人もいるというから
     早々に拾われてしまっているのかもしれないわね!〕
   ずっとそう思っていました。
   だから 今回 目視できたことは 私には嬉しいこと。
    〔あの巨大な松ぼっくりが、落ちる頃にはバラの花のようになっている
     なんて、自然って神秘的ねー!〕
   しっかり感心もした 嬉しい発見の「わーっ!」となりました。



この日、池に異変が見られて 「えっ!」 のあと 「わーっ!」となりました。

   いつものように何気なく池に目をやると いつもとは違う光景が飛び込んできました。
    〔あれっ!〕で二度見。 すぐに〔えっ!?〕
   目を凝らすと そこには 網で括られた石のようなものが点在していました。
   初め それは 大きな置き石のように見え、〔わーっ! こんなの置いたの!?〕
   よく見ると 池に捨てられたゴミのように見え、〔わーっ! 何故? 汚い!」〕
   よくよく見たら 網で括られた石の束であることが判明。
    〔わーっ! これ 石を集めたものだったんだ!〕
   普段は水量があるから気づかなかったのでしょうが
   こんな景色を見たのは初めてだったので かなりの驚きとなりました。
    〔これって 自然に水位が下がったものなの?〕
    〔それとも 池の水を抜いているのかしら?〕
   真相は分かりませんでしたが 自然にしては下がり過ぎな気もします。
   でも 桜見物で人が増えるのがわかっていて、少しでもきれいにしておきたいと
   思うであろう時期に わざわざ池の水を抜くなんて考えられません。
    〔じゃぁ やっぱり 自然に水位が下がってるってことになるのかな?〕
   それが本当なら ある意味 自然の怖い一面を見た ということになりそうです。
   池のへりに近いほうは こんなにも浅いんだと知ったことも驚きでした。
   ただ 水鳥さんたちは 日向ぼっこをする場所が出来て とても快適そう!
   たぶん亀さんたちも喜んでいるんだろうなと思えました。


あれっ、置き石したの?
えっ、池の底からゴミが出てきたの!?
わーっ、石の束なんだ!

池のへりに近い部分は浅いというのは分かったけれど、         
まるで置き石のようになっている石の束が           
尋常とは思えない水位低下を物語っていました。          

           池を一周するほどではないようだけど 沈めた石の数は凄そうです。
          見る限り お世辞にもきれいとは言い難い状況でした。

かなり広めの場所も出来ているようだけど          
枝が落ちていたりすると お手入れ不十分感も漂って見えちゃう気がします。         

          さらに この網が ゴミ感をあおっているようで
          見た目では かなり損をしているように思えました。

とはいえ 鳥さんたちには好評のよう!
休む場所なんてなかった池に 突如現れた休憩所は快適なんでしょうね。
ネットも滑り止めになっていそうだけど、足を引っかけないよう気をつけてね!

ペンギンさんの居そうな島もあって ちょっと楽しそう!
 (ˊ͈ ꇴ ˋ͈๑) 

   思わず 二度見したほどの 池の変わりよう。
   置き石!? ゴミ!? 石の束か!!
   口から何度も驚きと戸惑いの「わーっ!」が飛び出しました。
   でも 鳥さんたちが喜んでいそうな姿を見たら 私もホッコリ!


 
「わーっ!」には感情の違いが出ます。
見つけて嬉しい時も 驚いた時も、文字で書けば「わーっ!」ですが
表情も声のトーンも それぞれ!
その場では意識することもないけれど
その時の気持ちが出やすい言葉なので
思い返してみたら その差が面白いなと思えました。


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おばあちゃん家へ

2023-03-02 | 孫・家族 に関するお話
 
久しぶりに 娘たちと一緒に母のところに行きました。
この日は母のお誕生日でした。

   娘たちが生まれて成長していく中、
   いつしか 父のことは おじいちゃん、母のことは おばあちゃん。
   そう呼ぶようになっていきました。(父だけは 大じじ と呼ばれた時期もありました。)
   孫が生まれてからもそれは変わらず、(本当なら曾祖夫、曾祖母になります。)
   なので 実家は おばあちゃん家。
   父が生きている時からそう呼ばれていたのは
   女系家族だったので 女同士のほうが気安さが勝り、
   おじいちゃん家 というよりは しっくりいく感じだったのだろうと思います。
   
   今回行かれることになったのは急な話。
   コロナになってからは特に プレゼントを贈る程度になっていたのを
   久しぶりに娘たちとお祝いに行こうということになりました。
   母がデイサービスに通っていることや
   娘たちも 子どもが幼稚園や学校に通っていると
   帰宅時間なども気にしなければいけないなどの制約があって
   人が増えるとスケジュールを合わせるのが大変。
   行かれる日も限られてきてしまいます。
   それが今回 都合がつくことになり 一緒に行くことが出来ました。





おしゃべりをしていたら あっという間に お昼。
予定していたお店から予約がいっぱいだと断られて 違うお店になったとはいえ
予彩りもきれいな「自然薯とろろの仕出し弁当」は目の保養にもなりました。




テーブルの上を片付けた後 花束とプレゼントを渡しました。


食べ切りサイズのケーキでお祝い

ロウソクを消すのは やっぱり嬉しいみたいでした。

お誕生日おめでとう。 いつまでも元気でいてね!

   母もけっこう認知症が進行しているので
   久しぶりに会う娘たちのことがわかっているのかいないのか
   はっきりしない面はありましたが 他人ではないのは理解しているような…!?
   妹のほうにも娘が二人いるので 誰が誰だか… という感じなのかもしれません。
   孫(母から見たらひ孫)に至っては もう全然わからない可能性もあります。
   昔は 年に2~3度は 大集合イベントが行われたものだけれど
   コロナで会えなくなって もうずいぶん経ってしまったので
   成長の早い子供たち、姪っ子や甥っ子ともなれば 私でも戸惑いそう!
   だから母には全員まとめて 子どもたち という括りになるのかもしれません。


夜に連絡を入れたら、
本日の出来事はもう忘れてしまったようで
今日もデイサービスに行ったことになっていたようでした。

   「えーっ!」とは思いましたが、認知症なら あるあるそう!
   重度の方々のことを思えば まだ困り果てるという域にまではいっておらず
   前ほどではないにしろ 食欲が減退しているというような様子もなく、
   家の中で 好きなように過ごせているのは まだまだ幸せであるとは言えそうです。
   とはいえ 足腰は弱っているので 転んだりしないよう注意してね とは思います。

認知症の人は 同じ話を何度も何度も繰り返し話します。
 〔今 言い終わったばかりなのに…!〕
 〔たった今 言ったことを忘れちゃうの!?〕
とても不思議に思えます。
それでも 何度かは 初めて聞くような顔をして 同じように聞き 相槌を打つ。
しかし これがあまりにも繰り返させると だんだん疲れてきて
違う話題を振ってみたりはするのだけれど その返事もまた繰り返される。
そして時には 口から出まかせを言うこともあって
これには 騙されてしまうことも しばしば!
ただ 本人は嘘を言っているという意識はなく
そう思い込んでいるように見えます。
 〔きっと 聞いてくれるのが嬉しいからテンションがあがっちゃって
  思いついた妄想のお話なんかもしちゃうんじゃないかな!〕
デイサービスに行っても すべての人に思い切り付き合ってくれる職員さんは
いないんだろうなと推測されるので
楽しい気分でお話が出来るのであれば 多少のいい加減さは
ご愛敬と思えばいいんじゃないかなと思えてきます。

   だけど 笑っちゃうこともあって、たとえば
    「デイサービスに自転車で来ている人もいるんだよ。」という母。
   一瞬 「へー!」となったものの、
    「ん、自転車!?」
    「そんなに元気な人がデイサービスに来るの?」と疑問に思ったら
    「それって 従業員なんじゃない!」で納得。
   確かに 通ってはいるから間違いとは言えないけれど
   母にはその違いは理解できていないらしい。
   また、「毎日違う人が来るから友達はいない。」って言っていますが
   曜日では同じ人たちが来るはずですし、けっこうおしゃべりもしているらしく、
   行けば楽しいようなので 適度に適応はしているように思います。
   ただ 目を合わさないようにしているのも 症状のひとつなのか、
   そう思わせる場面が多かったのが気になるところではありました。


認知症は 日によって 気分に差が生じることもあるようで
この日はとても穏やかな母でしたが 時にはテーブルを叩くこともあるといいます。
思い通りにならないことが気に障るということなのでしょうが
幼児のような自分本位さが出てきてコントロールが効かない時もあるのでしょうね。
まぁ 普通の大人だって そんな人はいっぱいいるって気もしますが
脳に起こる障害としては進行しないでほしいと願うばかりです。


認知症の人とは
大らかな気持ちで向き合わないといけないのだろうと思います。
表現もオーバーめでわかりやすくしてあげると
気持ちが安らいで 結果 お互いがイライラさせずに済むのでは?
だけど対応する方はけっこう疲れるから
いいことばかりは言っていられない時もあるよね!


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