― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

顔面キッス!  ― キッスは目に して ―

2009-08-28 | 想い・思い・体験 話
先日 暑い日の夕方、
お約束のあったお店に 歌いに行こうと家を出たら 少し気分が悪くなりました。
休むところがなく ますます怪しくなってきたので    
お店に近づいた時、 「早く行って休もう!」 という思いで 少し急いだら
一瞬 意識が薄れ、 
     気づいた時には 地面が目前!
普通なら手が出て 身体をかばうのに、そのまま着地 して、
顔面を コンクリートに 打ち付けてしまいました。
                                           
<目から火花> と言うよりは ぶつけた時の衝撃音が 頭の中で  ゴーン!
鐘のように響いた 感 じでした。
それでも 地面目前で ハッと して とっさに顔を かばおうとしたのでしょう。
顎をあげようとしたのに まったく間に合わず、額だけを かばったような状態になりました。

たぶん もうすぐ私とすれ違うくらいの位置にいたと思われる女性の声が 驚いたように
   「きゃ~ 大変! 大丈夫ですか~!」
そういう時は 早いもので、
気分が悪かったことなんかすっかり忘れて 慌てて立ち上がり、
   「大丈夫です!」
その頃 頭の中では
  「えっ えっ どうしちゃったの!? 何が起きたの!?」
  「恥ずかしい! どうしましょう!」
  「痛い! きっと酷いことになってる! どうしよう!」
そんな思いが入り混じって、大パニック状態!
悲惨な状況に陥っていることだけはわかるので
すぐにバッグからハンカチを出 して 顔面を押さえました。
   「大変! 血が出てますよ!」
その女性の声がしましたが、そちらを見る余裕など なし状態の 私!
幸い お店は目前だったので
   「びっくりさせてすみません! 大丈夫です。 そこで休めますから …!」
   「ありがとうございました。」

そう言って、目も合わせられないまま お礼と会釈を して お店に入りました。
   「すいません。 そこで転んじゃって …!」                 
顔を押さえながら入ったら みなさんが いっせいにこちらを見て
   「どうしたの~!」 「やだ~!」 「大丈夫か!?」
この場で 「一瞬 意識がなくなって …!」 なんて言ったら 余計に心配すると思ったので
   「早くみなさんに合いたくて 急いだら そこで コケちゃって …!」
   「あらヤダ! 急ぐことないのに …! 危ないねぇ!」
   「ホントだ、大変! 急いで 冷やした方が良いよ!」

   「私もやったことあるけど、冷やすのが一番良いと思いますよ!」
お店のママさんが オシボリを くださって
   「酷いよ! 血が出てるから トイレに行って そ~っと押さえたほうが良い!」
顔が ズキンズキンしているから 当然わかります。
鏡を見るのが恐いくらいでしたが 恐る恐る覗くと、
   鼻の中央部左側 が、2センチほど 縦に切れて 出血 し、腫れ上がっている!
   右目の目じり下 が、2センチほどの円形に擦り剥け、血が滲んで真っ赤になっている!
   前歯を打ち、上唇の中央部内側 が、腫れ上がって お猿さんのような顔になっている!
そして、
   右肩の付け根の骨の後方 が、3センチほどの円形で擦り剥け、血が滲み、
   左ひざ関節部 に、内側 中央 外側と 内出血になりそうな 打ち身痕!
   どういう転び方をすれば こんなにも 複雑な痕 が残るのでしょう!?
   <顔面 アスファルトキッス> なんて 二度としたくないけど、二度は出来ない体勢みたい!
   どんな格好だったのかと考えると なお 恥ずかしいですし、
   顔の <2センチの傷> というのは <顔に占める割合>としても、<女心の傷> としても 大きい!

我ながら
   「酷いな~! これで人前に出るには悲惨過ぎる!」 と思いましたが
このままトイレを占領するわけにもいかないので
   「酷い顔~! すみません、お騒がせして! 少し休んでますから大丈夫です。」
と言って 席に座りました。
   「とりあえず 冷やしていたほうが良いよ!」
そんな意見が飛び交い、ママさんが小さめの 保冷剤 と オシボリを持って来てくださったので、
オシボリに保冷剤を包んで 顔面を冷やしました。
帰りのための マスク を買いに行ってくださった方もいらっしゃいました。
すぐに冷やしたのが良かったのでしょう。                    
1時間ほどすると 顔にズキンズキンと感じていた痛みが 少し遠退いて、
肩のヒリヒリ感を 感じるようになりました。
   顔が痛かった時は 肩の痛みにまで 神経が行き届かない!  痛みが和らいできた証拠です。
それでも 保冷剤を取替えながら 冷やし続けると 腫れは治まってゆき、
その頃には 化膿予防の塗り薬 も いただいて 塗りました。

当初は 恥ずかしくて、悲惨な顔を 隠 しながら 冷やしていたんですが、
   「ここでは 隠さなくても大丈夫だよ。 顔なじみなんだから!」
   「気にするのは 帰る時だけにしたら?」
 
などと言っていただき、
これ以上 心配をかけては申し訳ない という思いと、開き直りたい気持ち も あって
   「まぁ 私という人間の 自然体。 いろんな面を見ていただいたほうが 良いですもんね!」
   「それに 動かしたほうが 血行も良くなるでしょうし …!」

なんて、酷い顔のまま みなさんに混じって 歌い始めました。
   鼻が かなり腫れて 鼻づまり気味にはなっていましたが、息苦しいほどではありませんでした。
   歌っている時は 動かすように …、 歌っていない時は 冷やすように …!

この 治療法!?により
             気分は 晴れていき、傷の腫れは ひいていった!
そうは言っても 帰りには もちろん マスク!                    
帰ってから すぐに 洗顔 & シャワーで さっと傷を洗い流し、
我が家の秘薬である <テラマイシン軟膏>を すべての傷に 薄~くすり込みました。

結果的には そのすべてが良かったのでしょう。
次の日 かなりの<青タン>になると思われた 各部所も、
赤みや傷はあるものの アザとなったのは 膝のお皿付近のみ!
あんなに酷く腫れたのが 嘘のようでした。
  鼻の 重さ感と まだ残る 軽めの ズキズキ感。
  右目じり下と 肩の ヒリヒリ感。
  上くちびるの ボワ~っとした 腫れ感。
転んだことは 夢ではなく、相殺されたわけでもないので、痛みも 傷も 残るのは当たり前ですが、
それでも 思ったより 酷くならなかったことが 嬉しい!
               後処理の大切さ を 改めて学んだような気がします。
余談になりますが、                                  
落ち着いたところで 思い出 したのは 人に対する言い方の問題 でした。
  転んだのは 自分の責任 として受け止めては いても、
  どんなに平気そうに振る舞っては いても、
私も 一応 女ですし、 その時 心は かなり 傷ついていたんです。 
腫れがひいてきた時に
   「言っちゃ悪いけどさ。 初めは あまりにも酷いから 思わず 横向いて笑っちゃったよ!」 
大丈夫そうだとわかったから言った言葉でしょうし、その方の性格もわかっているから いいんですけど、
それでも けっこう 心には グサッ!
その上
   「あれは 明日になったら <青タンお化け> だね!」 
人に そんなことを言ってるのが聞こえちゃった時には、さらに グサグサッ!
  気ごころは わかっていても、
  たとえ 冗談半分 のことで あったと しても、
そういうことは もっと 時間が経ってから 言ってほしい!
弱っている時には よけい きつく感 じられてしまうものです。
   相手の立場を考えること。
   ひとりの人間の人生にだって <波> というものがあって、
   しっかり波の上に立てている時、あるいは波に向かっている、身を任せている時は 大丈夫でも
   流されたり 溺れたり、傷ついていることもある。 弱い時には より 気づかう心 を …!

これは 性格の問題で お年寄りだから ということではないと思うんですが、
歳をとってくると
若い時には出来なかったことが 平気で出来ちゃったりすることが あります。
逆に、若い時には出来ていたことが 出来なくなってしまうことも ありますよね。
それが <良い目> として出れば 良いけれど、
気づかずに 人を傷つけるようなことだったりしたら 自分にだって マイナスです。
            無神経 にならず、いつまでも 細やかな神経 を 持っていたい!
自分を含めて、気をつけないといけないな~ と、 これも 再確認 したことでした。

             転んでも、ただ では 起きない!  痛い思いはしたけれど、
                                   学ぶものは ありました。



※おかげさまで、
  後処理と テラマイシン効果で、あんなに凄かった 顔の傷は、なんと 1週間で 目立たなくなりました!

                               
                    でも、もう アスファルトとの 強烈キッス は ゴメンです。



      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

道路に キスを しないように … ということで
1981(昭和56)年 7月25日 発売
ザ・ヴィーナス の  『キッスは目に して』。  
       (作詞 = 阿木燿子さん。作曲 = L. Van Beethoven)。

「罠 罠 罠に落ちそう  誘惑の恋 私をさそう」
     <罠に落ちそう>じゃなく、 実際に <罠!?に落ちた> 私!
     誘惑の甘い罠なら、女性と して見てもらえた ということで しょうが、
     <路面キッス> なんて、まるで <サタンの口づけ>のよう! (ちょっと歌が違いましたネ!)
     しかも お猿になった なんて、おしまいで しょう!
     だけど…、 お猿さんの中では 美人なほうなのかしら!? ちょっと 気になります!
                                              (これが 女ごころ?!?)

「キッスは目にして 罪は薔薇色 あなたの鼓動を ハートで感じる」
     顔面キッスで 目に映ったのは、薔薇色なんて きれいな色 じゃなかった!
     感 じたのも、あなたの鼓動 じゃなくて 傷の鼓動! (ズキンズキン!)
     まったくもって 色気のないお話 です。

「予言の書は どうでもいいわ」
     こういう時は <予言の書> が ほしい感 じ!
     いろいろと学ぶ点はあったけど、被害には 遭わないほうが良いですもん!

                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
「ザ・ヴィーナス」 は
1974(昭和49)年、男性5人のバンドと して、当時は 「ヴィーナス」 という名で デビュー。
途中でメンバーチェンジが あったり して、1979(昭和54)年、同名で再デビュー。
その後も メンバーチェンジは あり、最終的に 女性1名、男性4名の 5人グループになりました。
そして 再デビューから 2年近く経った頃 発売されたのが この曲。
この年の <カネボウ 秋のキャンペーン> のイメージソングに選ばれたことから 火がつき、
中央で歌っていたコニーさんが 大きなリボンを結んだ ポニーテールを揺らしながら リーゼント男性
4人を従えて、元気にツイストを踊り 歌うという インパクトの強さも 目を引いて 大ヒットとなりました。
   近年、ドラマとタイアップ した曲が 売れるように、1970年代中頃からは 必ずと言っていいほど
   化粧品のCMに起用された曲が 売れていました。 曲が売れれば 商品も売れる! 
   競い合いは 主に カネボウ と 資生堂の間で 行われていま した。

50~60年代を知る人には懐かしく、若者には新鮮に映 り、 ノリノリで踊れて、歌える歌 として
当時のシングルチャートの 最高で11位。 50万枚近くを売り上げたそうです。
スクールメイツ出身のコニーさんは キャンディーズの伊藤蘭さんと同期だったそうで、
現在もロスでソロとして活躍中だそうです。

この曲は
ザ・ピーナッツがカバーした 「情熱の花」 と 同様、 ベートーベンの 「エリーゼのために」 が原曲ですが、
                (1959年、カテリーナ・ヴァレンテさんの 「PASSION FLOWER」 。)
何となく 懐かしいような響きがあるのは そのためでも あるのかも しれません。
クラシックのピアノ曲を ロカビリー調にすると こんなに楽 しい曲になる。 (編曲は井上大輔さん。)
アレンジの違いは 大きいですね。
   2002年発売、宇多田ヒカルさんの 「幸せになろう」 も そのようです。

この夏、ちょっと弾けて歌ってみたい曲なのに、なんだか盛り上がらない夏です!
まだ8月! 子供たちはまだ夏休み中だというのに … !


ちなみに、                                
キスを <目> に したことは ありますか?
私は 毎日、何度も、しています。
くちびるに あの窪んだ感 じが なんだか とっても 気持ち良いんですよね~! 
<愛 しい> という思いが 強いと したくなる。   
そんな気が します。
<鼻の頭> にするのも 大好きですし、<鼻同士の スリスリ> も たまらない~!

           ハグハグ も ギュ~ギュ~ も … って、 あんまり しつこくすると、嫌われちゃうのダ!





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お酒と歌とお話と  ― 酔いしれて ―

2009-08-20 | 想い・思い・体験 話
唐突ですが、
お酒の楽 しさ って 何なんで しょう!?  
本音で話せる とか リラックス出来る とか!?
飲まなくたって お話は出来るんですが、
お会いするのが 夜だったりすれば
やっぱり 飲みながらの方が 落ち着ける感 じが します。

お酒は、相手との コミュニケーションを図るための 潤滑油 の よう!
お酒の場は、一番 手軽に
  相互理解、意思の疎通 が とりやすくなれて
  信頼関係、親睦 を 深めやすい、
そんな場 のような気が します。

今でこそ ちょっと強くなったような気が している 私ですが、
昔から あの 和やかな雰囲気は 嫌いではありませんで したし、
反対に、飲めるようになった今だって、ひとりで飲んでも あまり美味 しいとは 思えない。
   飲みたいなと思うことはあるけれど、味は 明らかに違う気が します。
お酒は やっぱり 誰かと … 
     例えば こんな方たちと ご一緒の時が 心地良い~!
博学な方の場合                                           
知らなかったこと、 本の中から学んだこと などを わかりやすく お話 してくださるので
話題の豊富さ や 話術 に 聞き入って しまうことが 多いんです。
   穏やかで、大人だな~と思える話 し方。 何だか 凄く 説得力が あるんです。
   必ずと言っていいほど、教わることがあるのも 嬉 しい時間です。

幼なじみの場合                                           
昔からずっと 見て来て、いろいろと わかってくれている部分があるから 遠慮のない話ができ、
優 しい、そして 時には 手厳 しい指摘 が 嬉 しかったりすることも 多いんです。
   美味しい物を 食べたり飲んだり しながらだと、けっこう 納得できたり しちゃえる気が します。
   言ってもらえるのって 嬉 しいものですし、たとえ意見が分かれても、話合える点が良いんです。
   それに、普段は同性みたいに付き合えるけど、どうも頼りなく見られているようで、保護者のように
   しっかり守ってくれる感が 安心出来るのかも しれません。 性格は違っても 気の合う人となら 楽です。

歌好きな方たちとの場合                                      
カラオケのお店だと 聴く方に集中 しながら、静かに飲んで 静かに話す その穏やかさが 何とも言えず、
飲みに行くと、歌の話で 知らないうちに盛り上がれる 一体感が良いんです。
   趣味が同 じだと 感性が似ていたりするので、一緒にいるのが楽 しいんです。
   その場によって、静かに…だったり 賑やかに…だったりと、一定 していないのも いいのでしょうか!?


お相手によって変わる雰囲気。
いずれに しても、楽 しく 和気あいあいと飲んでいる時が 一番美味しいお酒 なのでしょう。
最近の私、 すっかり ビール党 になりました! 
以前は ワイン焼酎の○○割り というのが 多かったのに、何の変化なんで しょうか!?
というより あんまり美味 しいと思う ワイン、○○割りがないので ビールになった という感 じなんです。
そして、今までは わからなかった 泡の美味 しさ、 泡の <違いがわかる女> になった!
                  昔、<違いがわかる男 のゴールドブレンド>というコマーシャルがありました。
   何だか 偉そうかしら!? 今さらですが、ちょっと胸を張って、 大人になった気分!
   キメ の細かい泡は 美味しい。 キメ の細かい肌の女性は きれい。 キメ って 決め手 かな!?

夏 でもあることですし、お相手が良ければ ビールも なおなお 美味し! ってことで、
美味 しく飲める方と お会いする機会を 期待!?しましょう。
歌好きさんの中には 日本酒党の方も いらして 勧められることが あります。 
もちろん 嫌いではないので いただいてしまうのですが、
飲みやすくて 美味しいお酒でも 日本酒の場合は 匂いが気になる!
それに 帰りに かったるくなちゃうことも 多いので
たしなむ程度 という 曖昧なあたりでの撤退が 最良の手段かな と思われます。
   かったるくなるのは けっこう辛いので、日本酒は、責任をもって ちゃんと送り届けてくれる幼なじみと
   一緒の時か、実家あたりで飲むのが 一番 安心出来そうです。
   だけど、<お酒を酌み交わす> って 一番 近くなれるのかも!?  一度試 しあれ!


日本酒は 女性には魅力ある品でもあります。
日本酒の原料に含まれる コウジ酸 には、メラミン色素の生成を抑える働きがあるので、
  シミが出来るのをおさえ、美白効果 が期待できる。
  保湿効果 も あるため、乾燥を防いで お肌はしっとりと うるおいが保たれる。
  細胞の老化を防ぎ活性化する作用も ある。
良いことずくめ です。
飲まなくたって 肌に塗ったり、風呂に入れたりすれば良いわけだから 使い方次第。
ただし、匂いさえ 気にならなければ です!
   鼻栓を してなんて考えられないし、私は 鼻づまりの時 限定かな!
   それでも、酒粕のお味噌汁は好きなので、今度 酒粕ドロドロパックでも してみようかしら。
   塗った状態は、違う意味で ドロドロ かも しれませんけど … 、 夏だから … ちょうど良いかな!
   だけど、肌に塗ったら、酒粕だって 臭い?

お酒を飲むと リラックス出来るから 歌う時にも楽 なんだと 再認識 した 近ごろ ! 

慣れてくれば まだ良いんですが、 
自分が主になって話すより 人の話を聞いている方が 好きで、
自分から人の中に入り込んで行くのが 苦手な性格だから
平気そうに見えてはいても けっこう大変だったりすることも あるんです。
そんな時に お酒があると 少しだけ、
そして 少しずつ、
打ち解けることが出来るようになるんです。
   「何だよ! 飲んだ時の方が 硬さが取れて 全然良いじゃん!」
最近 ご一緒させていただくことが多くなった 歌好きさん。
   「俺も 似てるから わかるんだよな~。」 って言っていただくんですが、
何でしょうね~! ホントに似ている気がするんです。
お話を していて 気持ちがわかる点が多いと 楽になれる。 
幼なじみと同じように、わかるからこそ言ってくださる言葉が … やっぱり 響きます。

そんな風に、考え方が似ていると、安心感が増 したり、
お話しのし方で 落ち着けることってありますよね。
   自分と似ている人からは 安心という、 穏やかに話す人からは 落ち着ける、
   そんな オーラ が出ているような 気が します。
   エネルギッシュな方からも、そのエネルギーを分けていただける。
   ノリノリ演歌などを聴いていると それも快感になって エネルギーチャージ!

話し方と同じように                                       
歌でも感 じるのは、好きな声質 や 歌い方。
   人の好き嫌いとは まったく別の話で、人として嫌いだと思う方には 滅多にお目にかからないものです。
よく ボリュームがあり過ぎる声を マイクを離すことで 調節なさっている方が いらっしゃいますが、
あれって けっこう凄いと 思うんです。
ご自分の声が 人の耳に 一番良く聴こえる状態を 知っていればこそ出来ることで しょうからね。
自分にも メ リット なので しょうが、人にも優 しい ってことになるわけですから 凄いです!
私も 時々 自分の声は 耳に優 しく聞こえているのだろうかと 気になってしまうことが あります。
   ボリュームがあり過ぎるという心配は ないでしょうが、聞こえ方は 歌によっても 違いますからね。
   人のことはわかっても 自分のことは わかりにくいもの。 だから ひと声 が ありがたい!

聴きやすい声聴きにくい声 というのは 確かにあるもので、           
同じ歌でも 聴く側 には 違って聞こえてしまうことも あります。
あまり歌い慣れていない方より
耳に突き刺ささる、鼻にかかり過ぎる、甘ったるい などの方が きつい と感 じてしまう時が あります。
もちろん 100人いれば 100通り!
感じ方も 100通り!
人によって 好みの違いも あるでしょうね。

いろいろ言ってはみても、基本は やっぱり 歌が好きであること!

楽しく歌っている人を見ると 癒されます。
歌は 上手さだけがすべて では ない!
ひとりひとりを 見て 聴いて、個性を感じる。
聞き上手な方が好きな私は そういう方と 飲みながら 静かに聴いていることが好きなんです。
歌い終わったら 賛美の拍手 と ひと言の声かけ!
そんなことが 励みにも なるものです。
自分がされて嬉しいことは 人だって 嬉しいはずだから 倍返 し!
そんな思い。
私の歌を 聞いていただいたんだから しっかり聴こう!
それが 私の 基本姿勢です。
   それが普通だと思うのですが、「歌は 静かに しっかり聴きましょう!」 の文字が見受けられる店も
   あります。 いちいち注意されるのも 恥ずかしいこと! あまり厳し過ぎるのも どうかと思いますが、
   大人なんですもの、大人らしい対応は したいものだと思います。

同 じような考えかたの方といる時が楽なのは 言わなくても 気持ちが通じるからなのでしょう。
歌好きさんたちと ご一緒 している時は、少々 しおれかけていても 復活 して 生き生き!
そこに お酒があれば、肩の力が抜けて なお 生き生き!
精一杯楽 しみ過ぎて、帰りには 心と身体の力が抜けてしまうのが 困りものですが … 。 

いずれにしても、
   お話も 歌も、 自分に合った方 楽しみながら 飲みながら
                              というのが 私の 癒しの時間 になっています。

         関わりのある方は みんな 歌好き!   聞き上手で 飲み上手!
                                良い方たちと 巡り合えました~!




      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

お酒に 歌に お話にと …
2003(平成15)年10月 1日発売、 (アルバム「岸洋子 特選歌カラ ベスト 3」)
岸 洋子 さん の  『酔いしれて』
          (作詞 = 音羽たかしさん、作曲 = 高寄潤司さん)。

「恋のせつなさ 恋の甘さが 今夜も私を 酔わせるの」
     歌の楽しさ 話の上手さ。
     それに お酒が加われば、とても良い感 じで 酔わせてくれます。


「熱いくちづけに 酔いしれながら いつか眠った すぎし夜よ」
     楽 しかった夜は その余韻に浸りながら、幸せな気分で 眠ることが出来ます。
     嫌なことは 忘れて、楽 しかったことだけを 覚えていたいですね。


「あなたのやさしい あまい言葉が 今夜もわたしを 酔わせるの」
     優しい語り口調や 態度、優しい歌や 歌い方、甘ったるくない 甘い声質 …etc
     そんなものが 酔わせてくれる 心地よさ。

                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
岸さんといえば、すぐに
『恋心』 『夜明けのうた』 『希望』 といった 名曲が 思い浮かびます。
才能を認められ オペラ歌手を目指 しながら、
1957(昭和32)年、22歳の時に 心臓神経症を患って 歌を断念。
それでも 逆境を乗り越えて カンツォーネ や シャンソン を 志 し、
1961(昭和36)年に シャンソン歌手として デビュー。
その実力は 素晴らしく、
1964年(昭和39)年発表の 『夜明けのうた』 は 第6回日本レコード大賞歌唱賞を 受賞。
1970(昭和45)年、『希望』 が 大ヒットしていた時期に 膠原病(こうげんびょう)に侵され、
闘病生活を 余儀なくされ、
第12回日本レコード大賞では <大賞確実!> と言われながら 歌唱賞に とどまる。
闘病生活を続けながら、ステージに立ち続けましたが、
1992(平成2)年12月、敗血症のため 57歳で 天国へ …。
この 『酔いしれて』 という曲。 
知っている 岸さんの曲の中で 私としては 一番好きな曲なんです。
シャンソンって ちょっと枯れたようなイメージがあって、
昔の熱い思いを 懐かしむような響きを感じることも多い。
歌手の方が出した曲は、当時 収録されたものより
歌い込んでいった方が 味が出てくることが多いものですが、
初回版を聴くと、こんな歌い方をしていたんだな~と 驚くことも多かったりします。
岸さんの場合も
情熱的で切ない 官能の世界 から
淡く優しく物憂げな 哀愁の世界 に 変わって行っているような感 じが します。
どちらも好きとは思いながら、私は 昔に想いを馳せる 哀愁 を 歌いたいな~ なんて!
岸さんの場合は 病気だったこともあって、
意に反して、思うように歌えなかったのかもしれないのですが、
歳を重ねて感じる想い というものも あるのですから
思い巡らすと、味わいは それぞれに深い 気が します。
毎日歌っていらっしゃる大物歌手の方たちでさえ、
お歳を召すと <声> が、<高音> が 出ない なんて お話はよく聞きます。
それを考えると、重い病を抱えながら、岸さんは 物凄く頑張っていらしたものと思われます。
シャンソンを 身近に感じさせていただいた 本当に 素晴らしい方。
<あちらの世界> で お会いする機会があったら、歌に対する想いを 伺ってみたい!
熱く官能的な カンツォーネ風。
そんな感じでも 歌ってみたいけれど、私じゃ~ 官能的には … ならなさそう!
暑い時期は 情熱的が似合いそうだけど、
秋になったら なおさらに、
私は やっぱり … しみじみと 歌いたい!


この曲は 今話題の 秋元順子さんが アルバムの中で カバーしています。

              歌に 酔いしれ、お酒に 酔いしれ、 これで、<酔いしれる人> で も いればねぇ! なんて!?
                    適度なお酒を飲みながら、歌ってる方に 酔いしれていられれば 大満足~ぅ!






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   「イラスト工房」 「GTA」 「フリーイラスト集【(株)タカミコーポレーション】」

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デジカメで 迷カメラマン 復活!  ― 思い出のアルバム ―

2009-08-10 | 想い・思い・体験 話
                                               (※ 試しに 行間を 詰めてみました。)

私は昔 フィルムの会社に勤めていたことがあり、その影響も あって 写真 を撮るのは 好き でした。
でも、お勤め を している頃は 回 りに 写真家さん達 が たくさんいら したので
自分で撮るよりは 撮ってもらうことの方が 多かったように思います。
私が 写真をよく撮るようになったのは 子どもが生まれてから でしょう。
当時は 本当に よく カメラを 持ち歩いたものでした。
        子どもが生まれると 誰でも みんな カメラマン に なりますよね。
          
私は 重い 一眼レフ と 交換レンズ
バカチョンカメラ や 主に急場使用 の インスタントカメラ まで 持ち歩いていたんです!
   若い頃から 肩こりの酷かった私が、よくもまあ あんなに重いものを持って歩いたものだと
   感心 します。


                   
  特に、 長女が生まれてから
           次女が小学校を卒業するまで
                       この一瞬一瞬 を すべて残 したい という思いから
  まるで 撮影依存症 かと思うほど 撮 りまくりました。 
   そんな病名はありませんが 、一番たくさん撮ったのは 生まれてから 幼稚園 に上がるまで
   ずっと 家にいる期間。 幼稚園の頃も 大差はなかったかも しれません。
   小学校に通い始めると 少し減って、旅行や 行事の時に 集中 して撮ることが多くなりました。

                              
当時は、最大限に増やした 増えるアルバム が 年に 10~15冊。
ピントが甘くて ボケて しまっていても、
同 じようなカットが あったと しても、
二度と撮れないものを 省いて しまうなんて勿体ない という思いが強くて、
小さく切り抜いたり、ずら して貼ったり して、ほぼすべてを 使用 していたので
実家にあげるなどする時は、必ず 焼き増 し を していました。

          
長女が 5、6年の時には 担任教師が 型破りであった おかげで
子ども、親、家族が 一緒 に楽 しめることを たくさん企画 し、
クラスの子ども達全員、そして その家族の方々とまで 仲良くなって
物凄い量の写真を撮 り、みんなに配ったな~ と 懐かしく思い出されます。
   始発で行った山登り、2年連続 泊まりで行った海での野外活動 など、家族全員参加 OK。
   今考えると、凄いことを していたな~と思いますが、みなさん本当に楽しんでいらっしゃいました
   から、その思い出を 残 したいと思ったら、自分だけでなく 全員に 差 し上げたくなりました。
   特大サイズの 重~いビデオカメラを担いで 記録 し続けてくださった お父さんも いらっしゃいました。

       
撮った写真は 写真屋さんに持って行き、数日後に取りに行く。
出来上がって来るまでは どんな仕上がりなのかを 知るよしもなく、
がっかりすることも しばしば あったものでしたが、
当時は それが普通でした。
                               
娘たちが 中学に入ると、お互いの日常が忙しくなって、
カメラを 持つことは めっきり 少なくなりました。
そして だんだんと 撮る回数が減っていき、一眼レフ からも 遠退いて、
旅行に持って行くのでさえ バカチョン くらいになっていってしまいました!
ところが …、 近年の デジタルカメラ の普及。 
すっかり写真から遠退いていた私も、 彼氏、 ブログ、 娘の結婚、 孫の誕生
またまた カメラを持つ機会 が 増えてきました。
                   

デジカメの登場 で 普段から 気楽に写真を楽 しむ人 が 急増 し、
いまや 写真は 私たちの生活の一部 のようになっています。
撮りながら 画像が見れるため、
  よく撮れた とか ブレたから 撮り直し などの 確認が出来ること。
  失敗 しても、削除 して 何度も 撮り直しが出来ること。
メモリーカードに入る限りは 何百枚も 撮影できること。
   フィルムのように 枚数を 気にすることも なく、失敗の心配が減ったのは 大きいです。
             下手な鉄砲 も 数撃ちゃ 当たる!
そんな感覚で 誰でも気軽 に 手に 取れる。  写真を 撮れる。
   安心感があると、ちょっと大胆になることさえ出来たりしちゃいますよね。
これが デジタルカメラの成せる業 ということでしょうね。

そして、さらに、このデジカメも 進化を続け、
画質の向上。 ブレない。 暗がりでも平気。 赤目補正 など、
性能が 段違いに良くなって、弱点も どんどん 改善されているんです。
その上、動画撮影 や レコーダーと して 会議の録音 などにも使える。
メモリーカード には 写真、音声 以外にも
ワード や エクセル などのデータも 保存出来るのだそうです。
さらに ボディは コンパクトになり、使い方も 簡単。
メモリーカードも 急激に安くなって、フィルム並みの価格。
これでは フィルム内蔵型のカメラが 太刀打ち出来なくなったのも 当然です。
フィルム代、現像料、インデックス、写真枚数分×1枚の価格 ・・・
       いろいろ考えると、 <一球入魂> ならぬ 一押入魂!
そうそう安易には撮れません。
   だからこそ、<魂が入った 良い写真が撮れる> のかも しれないんですけどね!
アナログカメラ は この時代、すっかり 趣味びとや こだわりびとの 持ち物 になってしまったようです。
でも、一眼レフ は やっぱり 良いですよね。
今や 何でも デジタルの時代 で、大好きだったシャッター音も 健在。 軽量化も されている。
あんな大変な思いも なく、気楽に撮れるようになった。 まさに 良いとこ取 り状態 です。
その場にあったなら 是非とも 使いたいと思う 一眼レフ。
憧れは あっても、あの頃のように、デジカメのように、ずっと持ち歩くのは …  
今はもう きついのかな~! 
   壊 して買い換えた 今のデジカメが ピントが甘くて 使いづらいから、一眼レフが なお懐かしく
   思えます。 ないことを考えたら 贅沢は言えませんが、撮りたいように撮れないのは けっこう
   辛いものです!


                           <腕が一番> だ とは 言え、
          カメラは やっぱり 使い勝手が良いもので ないと 後手間が 増えて しまったり して、 良くないのだ!




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思い出が詰まっているのは アルバム … ということで
2002(平成14)12月 4日(アルバム)、
2005(平成17) 3月24日(シングル) 発売
芹 洋子 さん の  『おもいでのアルバム』
         (作詞 = 増子としさん。作曲 = 本多鉄麿さん)。

「いつのことだか 思いだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう」
     アルバムを開けば 思い出が広がる! 一瞬にして あの頃が 蘇える。
     あんなことや、こんなことや、そんなことまでが 蘇えって、笑顔になっている自分がいます。

「うれしかったこと おもしろかったこと いつになっても わすれない」
     うれしくて、楽しくて、笑う娘たちの顔。 それを見ていると、こちらまで笑顔になっていた。
     娘たちが小さかった頃は 本当に 笑っていることが 多かったなぁ~と 懐かしく思い出されます。

「一年じゅうを 思いだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう」
     日々 変化があったように思える あの頃。 アルバムを開けば 思い出が蘇える!
     何年分もの思い出が ページをめくるごとに 浮かんできて、頭の中がいっぱいになっていきます。

                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
1959(昭和34)年発行の 『増子とし全集』 で発表。
NHK 「みんなのうた」 では、1981(昭和56)年 2月と 3月に ダーク・ダックスで、
1982年 2月と 3月には 芹さんの歌声で放送されています。
    「もものおはなも きれいに咲いて もうすぐみんなは 1年生」
幼稚園の卒園式では お馴染みの歌ですよね。
作詞者の 増子としさん は 東京都墨田区にある キリスト教系 保育園の園長先生、
作曲者の 本多鉄麿さん は 東京都調布市つつじヶ丘にある 仏教系 (神代)幼稚園の(初代)園長先生。
このおふたりが協力し合って <卒園式に歌うための歌> として作られた作品です。
本多さんは、2000曲以上の作品を残され、
亡くなられた30年後の1996(平成8)年には 常楽院に この歌の歌碑が立てられました。
当初は ダークダックスが歌っていたのに、翌年以降のリメイクは 芹洋子さんに変わられ、
カラオケなどでも 芹さんの歌として登録されていると思います。
芹さんの歌声も もちろん 素敵なんですが、私には、ダークダックス の印象の方が強い歌 です。
            (1951年結成の男性4人ボーカルグループ。
             私は バスを担当していた 遠山一さん(愛称 ゾウさん)の低音が好きでした。)

芹さんが歌っている 「四季の歌」 のように、この歌にも 四季 があります。
そして 冬だけに 歌詞が2つ!?
なんだか不思議に思っていたんですが、
<キリスト教の幼稚園では5番の歌詞> を、
<それ以外の園では6番の歌詞> を歌う という配慮がなされている のだそうで
ふたりの園長さんによって作られたからこそ の 心配り だと 納得&感心 してしまいました。

                 懐かしい思い出も 蘇えり、 いくつになっても 口ずさみたくなる、
                                      そんな歌です。






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