再びコロナが猛威を振るいだし、
その急激なグラフの上昇具合に
驚きと怖さを感じずにはいられない。
変異し続ける そのしつこさ!
眉間のシワが深くなりそうで嫌だなと思ったら
その感情でシワが寄ってしまって嫌になりました。
そんな陰な気分を払拭しようと、久しぶりに公園 に行ってみることにしました。
毎日 不穏な天候で、この日もお天気の急変があるという予報でしたが
お散歩中は熱中症が心配されるレベルの晴天。
いつもは賑わっている高齢者たちが集う小さな公園にも 人っ子一人おらず、
日陰になるものがない場所が夏には不向きであることを証明しているように見えました。
〔 高齢者ばかりだから 10人も集まると コロナ感染も気になるでしょうしね! 〕
〔 だいたい こんな暑い時間に わざわざ外に出ようなんて思う人、いないよねぇ! 〕
そんなことを考えながら 汗をかきかき公園へと向かいました。
こういう時 負担に思わず歩いていれば 何かしら面白いものを見つけることもあるものです。
自分で自分に絡みついているもの 傍にいる仲間に絡みついているもの
ヘビにも見えそうなくらい動きを感じます。
幹が鉄骨で出来ているみたいでオシャレ! ブーケのようにも見えて可愛い!(右)
色褪せてきているアジサイさんだけど、葉っぱは生き生き きれいな緑色でした。
公園内に入っても 予想通り人影はありませんでした。
〔 やっぱり こんな時間に わざわざ外には出たくないわよねぇ! 〕
でも、日陰は風も通って すごーく心地よく、
〔 暑い暑いと言いながらクーラーをきかせた部屋にいるより 数倍いいなぁ! 〕
〔 こんなに暑い日中でも こんなに爽やかな気分になれるのねー! 〕
改めて木陰の有難さを痛感させられました。
すると 少しずつ人の姿を見かけるようになり、
プールからは子供たちの歓声も聞こえて来て 驚きを感じました。
散歩中と思われる人や 虫かごとアミを持って虫取りに来たと思われるご家族、
お弁当を持って水遊びに来たらしいママ友家族たちは
そのほとんどがマスクをされていて、個々の判断に任せるとなっても
まだ安心できないという意識が働いているのかなと気になりました。
そういえば 近所ですれ違う方たちも まだみなさんマスクを着用されていました。
私もまだまだ外す気にはなれない派ですが、熱中症を考えれば
混雑のない屋外での少人数なら 外すことに問題はないだろうとは思っています。
また 〔 体力あるなー! 〕と感心する この猛暑の中を走る方々。
彼らのノーマスクにも異論は感じず、無理はしないようにと思いながらすれ違いました。
ただ、子どもたちのコロナ感染が拡大している中で、
日陰の全くないプールの賑わいは 二つの面で大丈夫なのだろうか!?
そちらはちょっと心配にはなりました。
緑にもいろんな色があることを こんな小さな雑草たちが教えてくれています。
そんな緑に花を添える小さなお花さんが抱えているのも緑の実でした。
葉っぱの上をアスレチックをするように渡ってみたくなりました。
太いロープに巻き付いている子は 安心してゆったりと這っているようです。
風に揺れて空中を舞う姿は まるで踊り子のよう!
お父さんとお母さんと子供たちなのかしら? 仲のいい家族のように見えました。
ロープの使い方にもいろいろあるようで、見ているだけで楽しくなります。
階段も ワンパターンじゃないのがいいのよねー!
木と木の間から覗き見る景色も いい感じ!
お花の咲いていない桜の木だって 充分すてきです。
久しぶりに見る 青い空と白い雲。 夏だなぁ!
緑も負けていませんよー!
春や秋にはありがたいベンチだけれど、夏は暑いし 冬には寒い。
こんな日にここで休憩する人は さすがに いないでしょうねぇ!
風に揺れる水面。 よく見たら お魚さんが集まって来ていました。
誰かが餌をやってるのかな? お水の中は涼しいのかな?
この水溜りのような場所を覗いたら ギュッギュッと声をあげながら何かが逃げていきました。
お水が汚れているからまったく見えませんでしたが たぶんカエルさんでは?
春には左のような状態だったのに 今では草だらけ!
混雑はしていても またその隙間に草が生えてくる。 みんな仲良しでいいね。
いろんな子がいるから見ていて楽しい場所です。
木を利用した階段にも いろんなのがあっていいのよねー!
害虫に浸蝕されていた桜の木さんも 元気でした。
私たちを癒してくれるだけでなく 自らをお日様の熱から守っている緑。
元気でいてくれると嬉しいなー!
なぜか ここだけ 粉まみれ! この粉 なんだろう??
たまたま真下にあった蜘蛛の巣は たぶん使い物にはならないことと思われます。
クモさんには悪いけど、きれいだし 虫さんが引っかからないのもちょっと嬉しい気分!
茂みの中のオレンジ色、生えてます。
お花って前から見ることが多いけど、後ろ姿も いいものよね。
大好きな コクサギさん も 元気そうでした。
4月~10月頃までお花を楽しむことができる 野あざみさん。
咲いているお花も好きだけど 枯れても素敵!
種は風に飛ばされて、今度はどこで咲くのかなぁ?
小さな竹林だけど スッと立っている竹たちの姿に癒されます。
稈たちとその隙間から差し込む光の陰陽感、上のほうの葉の重なり。 その加減も素敵!
頑固な竹の皮。
こんな風に 稈にくっついたまま伸びていくことってあるのねー!
※ ちょっと調べたら、
稈が成長すると それを包んでいた葉鞘(竹皮)が脱落するものを タケ といい、
枯れるまで稈に着生して残るものを ササ というと書いてありました。
…ということは これは 笹 なの?
ちなみに、メダケは 背の高い笹 だそうです。
公園 であっても、
広場など 日陰のない場所では危険が伴う 猛暑の日中。
それが 木陰に入るだけで 癒しがいっぱいの場所へと変化する。
浅くなってしまっている呼吸も 自然と深くなっていくような気がします。
そこで聞く セミ、カラス、ウグイス、小さな小鳥たち、カエルの鳴き声。
魚やカエルの跳ねる水音。 虫たちの羽音。
木々のざわめき、葉のすれる音。
鼻に飛び込んでくる 葉っぱたちの匂い。
目と体でも感じる 木陰を渡る風、木漏れ日。
青い空に白い雲 などなど。
忘れかけていたものを一気に味わえる贅沢感がたまりません。
緑 は 癒しの色 だと云われますが
本当にそうだなと実感できる時間は
目の開き具合も違っているように思えて嬉しくなります。
帽子を脱いだ時には 蒸れた臭いがするようでした。
それでも すぐにシャワーを浴びたら スッキリ爽やか!
1万歩以上歩いたとは思えない快感が残りました。
往復の炎天下歩きがなければいいのにとは思うけれど
それをしても 心地よさが上回る 緑の中のお散歩。
目で、耳で、そして鼻や体からも感じとることのできた 安らぎは
蓄積されていた負を緩和してくれる効果がありました。
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