今年の ごあいさつ は、
私にしては これでも ちょっと早いほう!
(平成 29 年)
今年の 干支(十二支) は 酉 です
かなり落ち着かず、あまりいいイメージのない 猿 さんから
鳥 さんへと バトンタッチ。
だけど、鳥 さん って 多種多様 な上に、
それぞれが 固有のイメージ を持っているから
可愛い、賢い、ずる賢い、優雅、落ち着きがない ... なんて まとまりがない。
どうなんだろうと思っていたら
"酉年" の "鳥" は、
人間に益をもたらす最も身近な鳥 との認識が強い ニワトリ に
ほぼ定着している との記載がありました。
ニワトリ が
家禽(かきん)化 された始まりは、
美しい声 や 朝一番に鳴く声 を求めた
祭祀用 と
鶏どうしを戦わせる
闘鶏用 であった と推定されているそうです。
しかしすぐに
肉や
卵 が
食用 とされはじめて、やがてそちらが飼育の主目的になり、
羽 までが
防寒具 (衣服) や
寝具 として利用されるようになっていったようです。
改めて、ニワトリさん には 感謝 しなくちゃいけないわね~!
酉(とり) は
「緧
(しゅう)」、ちぢむ という意味があり、
果実が成熟 しすぎて固まって行く状態 を表している とされるそうです。
<
酉の刻> は 24時制の 18時を中心とする 前後 約2時間
(17時~19時)。
午前0時を中心と した 23時~1時に 十二支の 「子」 を割り当てたため、
10番目の 「酉」 は 午後の5時~7時となります。 正刻の鐘 は 暮六ツ。
<
酉の月> は
旧暦 8月 (太陽暦では 9月頃)。
古代中国では、冬至を含む月(陰暦の11月)が年初 とされ、
「子」 が割り当てられたため、「酉」 は 8月に当たるそうです。
<
方角> としての 「酉」 は
西 になるようです。
<
干支 (えと) > とは、
十干十二支 (じっかん じゅうにし) の略で、
<十
干> と <十二
支> を組み合わせたもの。
★ <十干> は
「甲 ・ 乙 ・ 丙 ・
丁 ・ 戊 ・ 己 ・ 庚 ・ 辛 ・ 壬 ・ 癸 」 の10種類の漢字からなる。
<陰陽五行説> に基づいて 万物の元となり天運を表す 「 木 ・
火 ・ 土 ・ 金 ・ 水 」
の五行 に 「陽 ・
陰」 を 一対 として配置。
「陽」 は、 「兄
(姉)」 を意味 し、 「え」 と読ませて、 「剛」 を表わす。
「陰」 は、 「
弟(妹)」 を意味 し、 「
と」 と読ませて、 「柔」 を表わす。
十干の訓読みは、
き の え (木の兄/甲) ・ き の と (木の弟/乙)
ひ の え (火の兄/丙) ・ ひ の と (火の弟/丁)
つちのえ (土の兄/戊) ・ つちのと (土の弟/己)
か の え (金の兄/庚) ・ か の と (金の弟/辛)
みずのえ (水の兄/壬) ・ みずのと (水の弟/癸)
☆ 今年の十干 は 丁 で 陰 の火 となります。
<干支> は、等級区別 に使われる。
★ <十二支> は
「子 ・ 丑 ・ 寅 ・ 卯 ・ 辰 ・ 巳 ・ 午 ・ 未 ・ 申 ・
酉 ・ 戌 ・ 亥 」 の12種類の漢字からなる。
<陰陽五行説> に基づいて これにも 「 木 ・
火 ・ 土 ・
金 ・ 水 」 を 四季 として配置。
その際 「木」 が <春>、 「火」 が <夏>、 「金」 が <秋>、 「水」 が <冬>、
そして 「土」 は 各季節の最後の月にあたり、<季節の変わり目> を表す。
また、「陽 ・
陰」 は、<子>から始まって 奇数番目が陽、偶数番目は陰となる。
十干に四季を配置すると、
春 … 寅 (木/一月) ・ 卯 (木/二月) ・ 辰 (土/三月)
夏 … 巳 (火/四月) ・ 午 (火/五月) ・ 未 (土/六月)
秋 … 申 (金/七月) ・ 酉 (金/八月) ・ 戌 (土/九月)
冬 … 亥 (水/十月) ・ 子 (水/十一月) ・ 丑 (土/十二月)
☆ 今年の十二支 は 酉 で 陰 の金 となります。
<十二支> は、年・月・方角・時間を表わす。
★ <干支> の組み合わせは 60通り。
今年は 34番目 の 丁酉 (ひのと とり ・ ていゆう)。 この年は 「
物事が頂点まで極まった状態の年」 と云われているようです。
草木の形が充実 して まだまだ伸び盛りの状態 を意味する 「丁」 に対して
果実が成熟 しきった状態 を意味する 「酉」。
ちょっと矛盾 しているように思える 概念の違い。
こんな年に 何かを決断 したり 新たな一歩を踏み出すとしたら、慎重に ...!?
いつどうなっても対応できるよう、次の手も考慮 しておく くらいの配慮が必要かも!
★ 十干 と 十二支、<五行の互いの関係> は
その組合せによって 吉凶 を占うことができるとされているようです。
五行の互いの関係 には
「相生 ・ 相剋(相克) ・ 比和 ・ 相乗 ・ 相侮」 という性質が付与されていて、
「比和」 意外の4つ には、それぞれに さらなる分類があるそうです。
ちなみに、今年は 相剋 の 火剋金 となるそうです。
相 生 (順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。)
木生火 ・ 火生土 ・ 土生金 ・ 金生水 ・ 水生木
相剋 (相手を打ち滅ぼして行く、陰 の関係。)
木剋土 ・ 土剋水 ・ 水剋火 ・ 火剋金 ・ 金剋木
(火は金属を熔かす。)
(土は水を濁 し、水は火を消 し、火は金を溶かし、金は木を切り倒す。
天地の平衡が失われるため 凶 とされる。)
比 和 (同じ気が重なると、その気は盛んになる。
その結果 良い場合は ますます良く、悪い場合は ますます悪くなる。)
相 乗 (乗とは陵辱する、相剋が度を過ぎて過剰になったもの。)
木乗土 ・ 土乗水 ・ 水乗火 ・ 火乗金 ・ 金乗木 ・
土虚木乗 ・ 水虚土乗 ・ 火虚水乗 ・ 金虚火乗 ・ 木虚金乗
相 侮 (侮とは侮る、相剋の反対で、反剋する関係にある。)
木侮金 ・ 金侮火 ・ 火侮水 ・ 水侮土 ・ 土侮木 ・
火虚金侮 ・ 水虚火侮 ・ 土虚水侮 ・ 木虚土侮 ・ 金虚木侮
また、相生 と 相剋 は、お互いの中にもある と云え、
森羅万象の象徴である五気の間には、この2つの面があって初めて
穏当な循環が得られ、五行の循環によって宇宙の永遠性が保証される といえるそうです。
なお、相生相剋 には 主体客体 の別があるため、細かく区別することもあるそうです。
自らが他を生み出すことを 「洩(泄)」、 自らが他から生じられることを 「生」、
自らが他を剋すことを 「分」、 自らが他から剋されることを 「剋」
何度見ても ややこしすぎて 理解 しにくい!
ニワトリ は、
鳥綱、 キジ目、 キジ科、 ヤケイ属、 セキショクヤケイ種 に属する
鳥類 の1種。
代表的な
家禽 として 世界中で飼育されている
養鶏 。
※ 家禽 : 肉 ・ 卵 ・ 羽毛などを利用するために飼育する鳥の総称。
野生の鳥を人間の生活に役立てるために品種改良 し 飼育しているもの。
(肉・卵用、 観賞用、 大会・勝負用、 ペット、 実験用 etc)
※ 養鶏 : ニワトリを飼育すること。
◇ 成鳥の特徴 は 装飾器官 。
・ 鶏冠 (とさか) ・・・・・ 頭部
・ 肉髯 (にくぜん) ・・・・ あご
メスよりもオスのほうが大きい あの ビラビラ は、どちらも 皮膚が発達 したもの
だそうですが、見ていてあんまり気持ちのいいもんじゃないわよね~!
◇
品種 には 4つの品種群が存在する。
・
卵用品種 ・・・・・・・ 卵の生産に重点が置かれる (白色 レグホーン etc)
・
肉用品種 ・・・・・・・ 食肉の生産に主眼が置かれる (ブロイラー ・ コーニッシュ ・ 比内地鶏 etc)
・
卵肉兼用品種 ・・ どちらにも重点の置かれる (プリマスロック ・ 名古屋コーチン etc)
・
観賞用品種 ・・・・ 観賞用として飼育される (尾長鶏 ・ チャボ ・ 東天紅鶏 etc)
ただし、
< 肉用品種 >でも 卵は生むことがある。
< 卵用品種 >でも 卵を産まなくなった場合は 廃鶏 として食肉市場に回されることがある。
< 観賞用以外の3品種群 > においての区分は さほど明確ではない。
観賞用品種 の中には 軍鶏 (シャモ) のような 闘鶏専用品種 や
ペット の他、 実験動物 として飼育されるものなども含まれるようです。
品種名 には お馴染みの名前も 多く見受けられますが、
特に 肉用品種 に 近年 地元ブランド が増えてきている気がします。
◇
起源 は 2つの説が存在する。
・
単元説 ・・・ 東南アジアの密林や竹林に生息している セキショクヤケイ を祖先とする説。
・
多元説 ・・・ セキショクヤケイ、ハイイロヤケイ、セイロンヤケイ、アオエリヤケイ のいずれか
複数の種が交雑 して
ニワトリ となったとする説。
ニワトリ (鶏) といえば チキン。
アメリカ映画 などで 「チキン」 といえば 「腰抜け」 とか 「卑怯者」 なんて意味に
なるようだけど、闘鶏用もいるくらい 種によって性格もさまざまあるようです。
警戒心が強い、神経質、落ち着きがない ・・・ etc
ことわざや慣用句などを見ても あまりプラスになるような例えがない。
凡人、物覚えが悪く 物忘れが激しい、見識が狭く世間知らず ・・・ etc
人間に益をもたらす最も身近な鳥 という割には ひどい云われようの 鶏さんです。
でもあの 餌を食べる仕草 などを見ていたら、簡単に何にでも飛びついて
あちこち突っつくようなことには注意 しないといけないかな とは思えてきます。
だけど
"酉" は
取り込む に繋がり、
運気 も
お客 も 取り込める として
商売繁盛 に繋がる年 とも云われています。
習い事 ・ 学問 などでも、
成果が得られる となれば、試 してみたい気もするわね~!
そういえば、 <組織>のためより<個人>、 <世界>より<我が国>、
<便利さ>よりも<快適さ>、 <男性>より<女性>、 <青年>より<老年>、 <企業>より<人間>、
<コラボ>より<単独>、 <物>より<心>、 <偏差値>や<マニュアル>より<個性>や<独自性>
といった発想が時代に味方される なんて記事もありました。
インターネット時代だからこそ <個別意識>や<特異性>が強みとなって、小規模で独特
なことが一挙に広まる可能性が高く、<体力>や<根性>より<知恵>、 <知性>より<感性>、
<左脳>より<右脳> が勝つと考えられるんだそうです。
グループより個人を見据えて 解散を選んだ
SMAP や
活動休止
(放牧)を選んだ
いきものがかり、 自国主張の強い
トランプ氏、
意味は違うけど それぞれ 男性より活躍 しそうな
小池都知事 や
ベッキー!
・・・ なんか わかるような気がします。
※ ちなみに <左脳>は「言語脳」、 <右脳>は「イメージ脳」 と云われています。
人生をゆっくり考えるもよし、積極的に活動 してみるもよし ってところなのかな!?
けっきょくは 自分の責任で、自分が信じたいものを信じ、行動を起こす時は 慎重に ...
を心がけていればいいんじゃない!?
2007(H.19)年( 亥 )7月20日から始めたブログも まもなく 10年半。
ちょうど 干支(十二支)の並び順と同じ <子> から始まったお正月も
10 回目を迎えて、酉 まで来ました。
(子) (丑) (寅) (卯) (辰) (巳) (午) (未) (申) (酉)
帽子を嫌がる子どものように、
我が家の 小鳥ちゃん達? も かぶりものは大嫌い!
去年は顔の部分に顔が納まる形だったから まだよかったのだけれど、
今年は顔の上に顔だけがあって
まるで 丸呑みされてるようにも見えます。
我が家の <破壊魔たち> を呑み込むなんて
恐ろしいほど凶暴なニワトリちゃんです。
そんな恐怖のニワトリと戦っているような この子たちが可愛くて、
笑って見ている私。
そっちのほうが ある意味 怖い?
こんな私 と 破壊魔ちゃんたち。
(ユキ丸) (ロック) (チャチャ丸)
本年も よろしく お願い致 します
お読みいただきましてありがとうございます。
右の<自分らしさ>か 下の<日本ブログ村> を クリック して
ランキング投票にご協力いただけると嬉 しいです。 にほんブログ村
※ 関連歌はお休み中です。
詳しくは こちら で ご覧ください。
イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。/
「賀詞工房」 「今日もわんパグ」
「イラストAC (FreebieAC)」 「しろたさんの鳥」