― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

秋への気配

2024-08-22 | 散歩
 
歳のせいもあって
昔のように夏を楽しむという意識が薄れてしまい、
猛暑続きに体力が奪われるようで うんざり気味!
それでも少しは動かなきゃと日傘を差して出かけてはみるのだけれど
照り返しや湿度の高さにやられて汗ダラダラのグッテグテ!
帰宅後にはすぐにシャワーを浴びないと不快でとても休む気にならないという状況です。
そんな猛暑の中 毎日頑張ってくれているクーラーさんにも休める時間をあげたいと
夕方あたりから何度か窓を開け 外気温や風の具合を探る日々ですが
たとえ止めたとしても扇風機さんと交代してもらうのがせいぜいという暑さです。

そんな中、
久しぶりの公園で
何か呼ばれているような…
そんな予感がして周りを見回したら
懐かしいものが見えた…ような気がしました。
気がしたと言ったのは まだ確信が持てたからではなかったからなんですが、
よくわからない自信のようなものはありました。
でも このあたりでは一度も目にしたことがなかったので
〔こんな所にある?〕という思いもありました。

暑いので人気がない公園散歩の帰り際

呼ばれているような気がして見回したら…       
 「えっ! こんなところにある!?」 そう思えるものが見えた気がしました        

        近づいてみたら

やっぱり! カラスウリだ!      

スイカみたいな しましま模様が可愛いなぁ!

ひと足先に色づいたこの子は ちょっと傷ついているようでした
ここまで育ったんだから大丈夫だよね? ちゃんと赤くなれますように…!

カラスウリのツルはこの低木の周りをグルっと何周も廻っているようでした

これから育つおチビちゃんを見つけました

2015.07.31に撮影した旧家の目の前に咲いていたカラスウリの花たち
夜に咲いて朝には萎んでしまうため 今は見ることができなくなってしまいましたが、
こんなきれいな花が毎日見放題だったなんて なんと贅沢だったことか!
今さらながらに懐かしく、ちょっと寂しくも思えました
 
   カラスウリは雌雄異株で 一つの株には雄花か雌花かのいずれかのみがつくとされます。
   なので 今回見つけたのは雌株。 花筒が非常に長いカラスウリは 夜行性で長い口吻を
   持った大型のスズメガ級の蛾を引き寄せて受粉させるために 非常に特殊な目立つ花を
   咲かせるようになったとされています。結実した雌花は ウリボウと呼ばれる縦の線が
   通った緑色から 濃い目の黄色やオレンジ色、朱色へと色を変えていき、枯れたツルに
   ぶら下がった姿は まるで提灯のように風に揺れ秋を彩る。
   旧家で見たカラスウリたちは雄株だったため果実は見たことがありませんでした。



花茎の付け根に膨らんだ子房があるのが雌株の特徴のひとつ   
       この子はほぼきれいにお花を萎ませられたようでした

お花が枯れて萎むにしたがって果実が大きくなっていく    
                クルンとなったガクの裂片が可愛い!

こんなお花もありそうですが          

こちらも これから咲きそうにも見える咲き終えた花
レースのようになった部分をきちんと仕舞うのはかなり難しいようです

この子は まだ閉じ切っていないので花びらがよくわかります           

          どうやら閉じる際にレースの部分が葉に引っかかってしまったようです

大きな葉が果実を守ってくれているように見えます

もうすでにかなり大きく育ってきているものが多いことにびっくりでした

元気に育って赤い提灯が見れますように…
 
 
猛暑が続き、
この暑さはいったいいつまで続くのだろうか!?と
不安になる日々も続いています
そんな中で見つけた秋への気配!
もう少しの頑張りと思わせてくれたカラスウリちゃんに
感謝です
それにしても、遠めの緑の中の緑色によく気が付けたものです
やっぱり呼ばれたとしか思えない!


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可愛そうなのに可愛くて笑っちゃいました

2024-08-02 | ロック・ユキ丸・チャチャ丸 話
 
我が家の可愛い3ニャンたち。
みんなが甘ったれのため
いつも誰かが触ってアピールをしている感じで
それに応えていると写真を撮るのも忘れてしまう。

ところが今回
ロックの写真を撮らずにいられない状況となり… 
可愛くて載せておきたくなりました。

   ロックお嬢が首の後ろあたりを掻き壊してしまって
   薬をつけても また掻いてしまうから なかなか治らない。
   
   そこで軽く包帯を巻いてみたのだけれど
   うまい具合にカバーできなかったため
   百均で使えそうなものを見繕って購入し試行錯誤。
   痛々しく見えるので 触らないようにさせたいのに
   試している時の様子が 可愛すぎる&面白すぎる で
   目が離せなくなってしまいました。



ぬいぐるみやマスコットに着せて楽しむコスチューム。
(ちなみにこれは パッケージを撮るために後日撮影した色違いです)

      初めはそのまま被せてみたのだけれど

耳の部分が浅くて浮いてしまうので      

       そこを切り落として耳を出すようにしてみました。

でも 喉の下のリボンをあまりきつく締めるわけにもいかないので            

どうしてもちょっと浮いてきてしまう感じ!


       気分は浮かないけどね!

少し動くと                  

        耳が中に入っちゃう!


もう一度 前を深めに被せながら


可愛ーい!って言ったら 横向かれちゃいましたが …

可愛くなくていいから取りたいなー!

抵抗することもないまま寝ちゃいました。     

     でも… 起きたら取れてました。

取れちゃった!


次に挑戦してみたのは 膝用のネット包帯。

そのまま被せたら 長くて首の部分にいっぱい余ってしまってちょっとキツそう!

その分を前に戻したら 今度は顔がキツそうになっちゃいました。

目が見えないんですけど…!

そこで 半分に切って耳の部分にも穴を空けました。

メイドさんみたいだけれど すでに ほつれてきちゃってます。      

お手入れはソーッとしましょう!

お顔がちょっとプクッとなって まだ保てているようでしたが…       

      我慢できなくて掻いちゃったため

急にボロボロになってしまいました。     


 そこで次に使ってみたのは タオル地のアイマスク。

ゴムの紐を切って前で結びました。      

      耳も邪魔にならずきつくもないため一番楽そう!

…ということで 最終的にはこれで過ごすことになりました。

それにしても このおとなしさ。
治そうと頑張っている私を見て 察してくれている
あるいは 自らも治したいと思っているのなら嬉しいのだけれど
抵抗しても無駄だと悟っているのか
好きにすればと諦めているのか
その心情が知りたくてしかたがないミッチーでありました。


お薬を付けて 触らないようにすれば 治りは早い!
ここに辿り着くまではちょっと大変でしたが
お嬢が良い子でいてくれたおかげで助かりました。
その良い子さが笑いも誘って ますます愛おしさが募ります。


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