― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

期待度が上がると…  ― 今夜かしら明日かしら ―

2009-11-21 | ちょっと考えさせられたお話
何でもそうだと思うんですが、
美味 しいとか、上手いとか、素敵とか、楽 しいとか …
事前に 良すぎる情報をもらってしまうと、期待度 が上がってしまって
結果的に、自分が初めて感じる以上に 厳しい評価 になってしまうこと、ありませんか!?
また、 まったく 逆のケース が あったりも しませんか!?
例えば 人気のラーメン屋さんには             
並びたくなる方も多いと思いますが、初めてだと 期待度も 高い!
   <並ぶくらいだから 美味しいはず> という 期待  
でも <好み> というのは人によって さまざま!
こってり系・あっさり系、 とんこつ・鶏がら・海鮮 といったスープ味、麺の太さ、形状、茹で加減、具材 etc
いつも一貫しているものから その時によって変わるものまで かなり複雑でもあります。
好まれている大半が若い人だったりすると、
年配者は 「こんなに並ぶほどの味!?」 と疑問に思う時があり、当然 逆も有り得ます。
以前 私も 娘達が 「すっごく美味しいんだよ~!」 といって連れて行ってくれたお店のラーメンが
こってりとし過ぎていて食べられず、<嗜好の違い> に驚かされたことがありました。
      試 してみないと人には勧められない けれど、           
               自分の味覚も 完全なもの、人と同じものではない ということですね!
でも もし、期待 し過ぎることがなければ、印象は もう少し違っていたのかも しれません。

好意的にとれるのは、テレビで見た場合などに多いようです。
「美味 しい~!」 なんて聞いてしまうと なんかとっても 美味 しく見え、美味 しく思え、
美味 しいという 刷り込み・刻印付け が出来てしまって、食べて見たいという期待度が 急上昇!
頭が勝手に 「美味 しいに違いない!」 と思い込んで、食べた時も そう思える なんてことが起きたりします。
   石ちゃんや ギャル曽根が 美味しそ~に食べていたら 絶対美味しく思えてしまいますもんね!
   自分が食べる前に 「美味しいね~!」 なんて 好評価を聞いてしまうと 同様なことが起きたりも します。


                               
カラオケのお店の場合を例に挙げると、
「ここの評判を聞きつけて、来週 道場破りが乗り込んで来るよ~!」 とママさんがよく云うんです。
聴くことが好きな私は どんな歌を聴かせてくれるのかと 期待 してワクワク して しまうんですが、
そういった方達が 1週間以上も前に予約を入れて わざわざ遠くからやって来るのは
   <上手い人の歌が聴きたい> という 期待 からなのか !? 
   <自分の歌を聞かせて うならせたい> という 期待 からなのか !? 
果たして どちらの思いが強いんだろうな~ と 毎回 ちょっと気になります。
   <道場破り>って、<他流試合を申し込んで 総なめにするくらい強い挑戦者>っていう意味でしょ!
   そうなるとやっぱり 聴かせたい人達が多いのかな~!?

                               
実際、道場破りさん達は <乗り込んで来る> と言われるだけあって 実に堂々としていら して、
パフォーマンス入りの自信作を熱唱 し、しっかりと足跡 を残 していくようです。
ボックスでみっちり練習 してからいらっしゃる常連さんの存在を知り、その熱さに驚いたことがありましたが
数曲で印象付けなければならない道場破りさんの熱さは それ以上!
審査員多数> みたいな感覚で 捕らえているのかな~ なんて思うことがあると
それが 快感 なのか 内心はドキドキ なのかも ちょっと気になるところです。
  聴くほう は、どんな方どんな歌どんな風聴かせて くださるのか    ワクワク!
      歌うほう は、どんな歌どんな風 に歌ったら 感心 してもらえるのか    ワクワク!?

   意気込みの違い> は あったとしても、人それぞれの楽しみかたで いっぱい楽しんで、
   最後に 「来て良かった!」 「来てくれて良かった!」 で終われたら良いですね!

自信の見え過ぎが、好感度を下げてしまうという場合もありますが、  
熱さが一生懸命さに映れば 癒 しとなり、また来てほしいと思う方が増えるほどに 繋がりが出来てゆく。
適当な緊張感や刺激は活性にもなるので、たまになら 良いのかも しれません。
   ママさんは 常連さん達が凄いと思っているから、乗り込まれることが 嬉 しくてしかたない様子!
   常連さん達も どんな歌が聴けるのかを期待 しながらも、動 じることは ない様子!
   <迎え撃つ?ほうの余裕> って感 じなんで しょうか!?
   そんな凄いお店だからこそ、道場破りさんが 来たくなってしまうのかも しれません。


  期待は 道場破りさんと お店側の 双方に、いろんな思いと してあるのでしょうね。

                               
先日、友人が 「イケメン 連れて行くよ~! あなたも 惚れちゃうかもよ~!」 と言ってきました。
でも、<イケメン> って 個人的評価だし、基準があるわけじゃないし、
テレビを見ていても 人が騒ぐのがわからないことの多い私には 期待する気持ちも起きてこない!
それどころか 事前に言われてしまうと どこか構えた目で見てしまうのか、
イケメン好きな彼女には悪いけれど、やっぱり <趣味の違い?> を感 じてしまいました。
   体系とか 顔立ちとか、確かに 多少の好みはあるとは思いますが、
   男性に惹かれるとするならば 包容力男らしさ といった <人目惚れではない部分>!
   合うか合わないかは 自分を わかってくれるとか、話していて気持ちが通じ合うとかの 相性
   合わなかったら 自然に遠退いていくでしょうし、合う人なら だんだんと <自分にとってのイケメン>、
   <いい男> に見えてくるんじゃないのかな~ なんて思ってしまいます。
   今回のように、ただ <イケメン と思うか 思わないか> とだけ聞かれると、
   私の範囲は やっぱり かなり狭いようです!

最近の <イケメン> さんって けっこう女性寄りになってきているような気がするんです。 
<美系> が持て囃され、男らしい感 じの人が 減少 し、
ラフやおしゃれな格好は似合っても、ビシッと背広を着こなす人が少なくなってしまっている!
   自分の主張を出 したい ホストさんのようなお仕事の方になると、普通とは違った匂いが しますし、
   疲れた背広のサラリーマンからは、魅力ではなく 悲哀や 哀愁が感 じられます。

そんな折、接待の帰りに立ち寄ったという歌仲間の背広姿に、
あちこちから 「わ~ カッコい~い!」 という驚きの声が上がるということが起きました。
顔立ちや体系を際立たせる気負いない着こなし! ギャップの大きさによって受ける印象の差!
実例 を見せていただいて 得 した気分 になりました。
   男性の背広姿には 昔から 憧れのようなものがありました。
   だけど、いくら背広が上等でも 中身が付いていけなかったら 七五三のようになってしまいます。
   以前 幼なじみに、「ごく一般的な背広やネクタイの集団の中にあっても 決まって見えるのが
   本当のカッコよさなんじゃないのかな~!」 と言ったことがありましたけど、今も 同 じ! 
    <渋い> というよりは <渋め> といった感 じで、<大人の色気> とでも言うのでしょうか
   歳相応の落ち着き のあるその人は、背広が似合う <超イケメン> に見えました。


事前に言われてしまうよりも 突然の方が、強い印象を受けるのではないでしょうか!?

                               
お笑い の場合には、
よく <ハードル> という言葉を 耳にすることがあります。
ハードルとは 期待度!
   <プロなんだから面白いはず!> という 期待  
ウケようとしても ウケなかったりするのは このハードルが上がってしまっているからで、
期待が大きくなっている時ほど、はずしてしまう確立も高くなっていることになるのでしょうね。
   <会場を沸かせてやろう!> という 期待  
ネタに夢中になりすぎて場の雰囲気をきちんと見れない場合などに 危険は起こります。
人気があることや、いつもウケるという 変な自信が 邪魔をすることもあるようです。

こういうハードルの高さには 挑戦 したくないですよね!

                                
だけど、<期待感が何にもない> というのも つまらないものです。
ティータイム、食事、買物、カラオケ、映画、コンサート、旅行 etc
出かける前からの ワクワク感も 楽 しいものなのに、
「どうせ こんなだろう!」 って 予想がついて しまうのも 味気ない!
パターンが決まってしまうと ワクワクすることもなくなってしまうから
期待度の針もゼロの方向に傾いてゆき、低すぎるハードルは飛ぶ気にもならず、
それ以上 何かしたいと思う気持ちも起こらなくなってしまいます。
大好きな人となら 「一緒にいられさえすれば良い!」 なんて言えますが
そうでない場合は 出かけることや いることに 無意味感や違和感を感 じたりしないよう
期待度があがる方法を 少し模索 したほうが良いのかも しれませんね。

           期待を したい時、しないほうが良い時、 されたい時、されたくない時、
                                     考えると 難しい!




      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

期待 … ということで
1974(昭和49)年 3月 1日発売、
テレサ・テン さん の  『今夜かしら明日かしら』
            (作詞 = 山上路夫 さん。作曲 = 筒美京平 さん)。

「いつもの道 あなたと回り道して 知らないところへ ゆきたい私」
     楽 しい時間はあっという間に過ぎてしまうから、帰るのがもったいなくなって よく寄り道をする
     という人がいます。 すぐ近くの馴染みのお店に寄るという人。 帰る道沿いにあるお店に
     飛び込みで入るという人。 男の人はいいな~! そのうち機会があれば 短時間でも 挑戦 したい!


「今夜かしら 明日かしら 今夜かしら 明日かしら 心がさわぐの」
     久しぶりにお会いする時。 好きなことを しに行く時。 ワクワクするのは期待感!
     楽 しいこと、美味 しいもの、嬉 しい人。 何かと出会えたら <幸せ感>が味わえます。


「今夜はまだ 家には 帰りたくない きれいな月さえ 昇ってきたわ」
     毎回、気持ちよくみんなで飲めたり 歌えたり …!  楽 しければ楽 しいほど、電車やバスの時間が
     関係なかったら、 近かったら良いのにな~って思いながらの帰り道は寂 しいものです。
     これからは特に、月も冴え渡って、目に沁みる季節になってくるんでしょうね~!

                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                                 
台湾では大スターだった彼女ですが、1年半ほど前にデビューして すでに人気者となっていた
アグネス・チャンさんに続けとばかりに、この曲で日本デビュー。
曲調もアグネスのように 軽快なポップス調だったのに、残念ながらあまり伸びず、
7月に少し大人っぽい歌謡曲調で発売 した 『空港』 が当たって、第16回レコード大賞新人賞に輝きました。
1979(昭和54)年にパスポート問題で 一時は国外退去処分となりましたが、
1984(昭和59)年の再来日でレコード会社も変わり、『つぐない』、『愛人』『時の流れに身をまかせ』と
立て続けにヒットを飛ばしました。
1995(平成7)年5月8日、タイ・チェンマイのホテルで不慮の事故により、42歳の若さで死去。
新曲として発売される予定だった 『泣かないで』 は、七回忌に当たる2001年に
『忘れないで - time to say good-bye -』 として アグネス・チャンさん、北原ミレイさんにより、
同時発売されて、追悼の意が表されました。
20年ほどの間に、たくさんの歌を発売 した彼女。
その声と歌には 本当に癒され続け、今でも 歌える曲は かなり多いです。

    <アジアの歌姫> と言われるにふさわしい彼女は、 今も変わらない <日本の歌姫> で も あります!





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バスに関するお話  ― 冬が来る前に ―

2009-11-08 | ちょっと考えさせられたお話
こんな風にあってほしい。 そう思うのに、
なんか物足りなくて 寂 しいと思うことは けっこう 多いものです。

今回は … バスに関するお話を 少し。     

我が家の近くを通っているバスのうち、よく利用する路線のバス。
運行間隔が空いているのに、<遅れる><抜かす> で とても困ることが多いんです。

大型のショッピングモールが出来、
駐車場に並ぶ車が増えたことによる渋滞が 特に日曜祭日に多く、
途中に 混むことのある道もあり、最近までは駅前工事も!
遅れても仕方がない状況が ある というのも わからないわけではないのですが、
<遅れて当たり前!> ではなく、
簡単な事情説明 と 「すみません」 のひと言くらいは 言ってほしいと思う時があります。

悲 しいかな、現代人は 時間で動いていることが多い。
バス停で待っている人は みんな 時刻表や時計を見ながら イライラ しているんです。
そんな気持ちを 少し 解消 してくれるのが <言葉> なんじゃないのでしょうか!?

                               
時間の間隔が空いているはずなのに ずっと くっついたまま 走っている二台のバス。
遅れている前のバスは、降りる乗客以外を 後続のバスに任せ、一刻も早く駅に着いて 遅れを回復し、
待っている人たちが感 じているイライラ感を 少しでも軽減するよう努めるのが 最良だと思うのですが、
特別急ぐ様子もないまま 降りる人がいなくても 乗る人がいれば 毎回停まり、
後ろのバスは いつまでも ただくっついて走っている!
少しは 最善策というものを 考えないんだろうかと 不思議でなりません。 
通常でないなら 通常に戻そうとする努力。
お客様(乗客)が感 じている不満を 少しでも 解消 してくれるのが <行動> なんじゃないのでしょうか!?

                               
始発地点のバス停に たくさんの人が待っているにも かかわらず、
回送> や わざわざ<違う方面> の表示を出 して 時間ギリギリまで来ないバス。
車内点検 や トイレタイム、眠気覚ましの運動 など、運転手さんの都合も 考慮しなければいけませんし、
ちょっと休憩 したい時も あるとは 思いますが、

                     
雨の日 や 強風の日。 寒い日 や 暑い日。 そんな時は 特に、
時間調整で ただ待機 しているだけの時間なら、 少し早めにドアを開けて 中に入れていただきたい。
普通なら 駅に着いた時点で すぐに次の行き先を表示するのに
それをせず 偽装などしてしまうのは どこかに<後ろめたいと思う気持ち> があるからですよね。
堂々と 点検を し、トイレに行き、体操を して、 そして なるべく早く来てください。
誰もが必ず 「助かった~!」 と嬉しく思うはずです。
それは <ほんの小さな一善> かも しれませんが、喜ばれるって 嬉しいもの。
そしてそれが また喜んでいただこう という気持ちに繋がってゆくもの。
そんなもんじゃないですか。  そんな気持ちを 持ってください。

                               
冷房や暖房に関 しては 電車でも思うことがあるんですが、
利き過ぎる時、入れて欲しい時、
もう少し 乗客の反応を 見てほしいなと思ってしまいます。
   電車の場合の冷房は 弱冷房車に移ることが出来るけれど、バスは逃げ場がないんです!
雨に濡れて身体が冷え切っている時や、男性より体温が低い女性の 夏の薄着に
ガンガンの冷房は ゾクゾクするほど身に沁みて 風邪をひく原因 にもなります。
梅雨時には反対に 湿気で 蒸し風呂状態 になっている時も あります。
同じ時期でも 決して同 じ じゃない 気温湿度室内温度
運転手さんは よく 窓を開けているから気づかないのかもしれませんが、
バックミラーを見て、もう少し乗客の様子に気を配ってくれたらいいのに と思います。
   窓を開けていたら 室内の温度加減はわからない。
   梅雨時の サウナ状態!
     そんな時は、空気が動くくらいの 微弱冷房でも 良いんです。
   お日様のない日や 冷たい雨の日の 身を刺すような冷房!
     送風口を閉めても 天井から出る冷房は止められません! 人数によっても体感温度は変わります!
   乗客の反応確認 による こまめな温度管理 が 重要なんじゃないのでしょうか!?


                               
駆けて来て やっと間に合ったと思ったら 動き出 してしまい、
合図を送っても 扉を叩いても 乗せてあげないバス。
前方なら当然気づくはず。 後方だって バックミラーで走って来る人は確認できるはずです。
気づいたなら乗せてあげればいいのに、
「もう動いてしまいましたので 危ないですから 次のに乗ってください」 と放送する方もいらっしゃいます。
優 しさがないな~! と思う状況は けっこう 目に します。
   走ってくる人がいたら 乗客となる確立は大きい。 待っても ほんの数秒のことです。
   タイヤが一回転 したくらいで すぐに信号待ち!  それでも乗せてあげない! そんな時もあります。
   遅れても 抜かしても 平気なのに …!  何でそうなるの!? (欽ちゃんじゃありません!)
   運行間隔が長い路線では 待つのも大変!
   たとえマニュアルには そうあったとしても、もう少し乗客の気持ちを考える優しさを持ってほしいです。



      今 何を したら良いのか!?  何を しなければいけないのか!?
         そんなことを考え、臨機応変!  人に喜ばれる 良いお仕事を してください。

駅前の工事で、                    
最近 バス停に長い屋根が出来ました。
   作り始めた時は嬉しかった~! これで濡れなくなる って!
でも これが デザイン性重視かと思われる ちょっと残念な作り!
ビル風が やたらと強いのに 風除け対策が 何もなされていない上に 屋根が高く 幅も狭いから
少し強めの雨が降ると 濡れてしまう!
バス停横に取り付けた縁台のような固定のベンチは、やけに 前方に出過ぎているから
雨の日には席が濡れて 誰も座れない!
こんな設計を した デザイン会社も酷いけれど、これを通 してしまったのは 市!?
 事前に バス会社なども含めた話し合いはなかったのかな!?
 それとも、したのに こんななのかな!?
誰も この屋根およびベンチの問題点に 気づかなかったなんて 寂しい~!
きれいな駅前になっていくのに、初めから使い勝手に疑問を感 じてしまうなんて 残念です!
   せっかく作ったのに、「ないよりは 助かる!」 程度って 悲 しいですよね。
   しっかりとした 事前調査の必要性と重要性 を 実感させられた気がしました。



           以上が ちょっと残念だったこと。
                       ここからは とっても 嬉 しかったお話になります。 


                             

                         《ちょっといい話》 パート1 
道に出て 歩きだしたら、後から 乗ろうとしていたバスが来てしまいました。   
バス停までは距離があったので どうせ間に合わないだろうとは思いましたが
諦め半分ながらも 手を上げて合図を し、それでも必死で走っていたら、
「慌てなくて良いですよ。バス停で待っていますからね~」 って放送しながら バスが通り過ぎて行きました!
   「え~っ!!」
信じられないような嬉 しさを感 じ、なおさら必死で走りました。
やっと到着 して ハ~ハ~言いながら 「ありがとうございます」 って乗り込んだら、
その運転手さんから 「お疲れさまで したね!」 の言葉!
嬉しかった~!!
乗客の皆さんが 全員 私の方を見ていたので 恥ずかしかったけれど、
何だか皆さんの顔も優 しくて、心の中が とっても暖かくなりました。
   今どき そんな運転手さん いるんだなぁ~!
   こんな風に 心のある方が たくさんいてくださったら良いのになぁ~! 
   とても嬉しい感動体験で した。

このお話、 6月18日の 『いいはなシーサー』 で 投稿話として紹介されました。
これが 私のことだったのか、同じ運転手さんに こんな風に 乗せていただいた方が 他にもいらしたのか、
こんな運転手さんが 他にもいらっしゃるのか …
とっても 気になりました。
   それが 私のことなら、同 じ運転手さんを 素敵だと思われた方がいらしたわけだから、嬉 しい!
   同 じ運転手さんが 何度も そうしてくださっているのなら、なお 嬉 しい!
   同 じようなことを してくださっている運転手さんが 他にもいらっしゃるなら、なおなお 嬉 しい!


別のお話も あります。               

                         《ちょっといい話》 パート2 

前のお話とは違う方面のバスに乗ろうと思っていた時のことです。
道に出ると、もうバス停にバスが来ていました。
バスの前方にいるので 運転手さんに わからないわけはないのですが、
手をあげて走っても ほとんどのバスは 無視するように行ってしまいます。
無理だろうなとは思いましたが 手を上げてみました。
でも … バスは やはり出発 してしまいました。
   「やっぱりね!」
そう思った時、
私の横で ドアが開きました。
   「えっ! 乗せてくれるの!?」
一瞬 信じられないような驚きを 感 じました。
   「ありがとうございます!」
驚きと嬉しさが顔に出たまま乗り込むと、
運転手さんは 軽く会釈しながら 歯切れの良い 優しい口調で
   「いいえ、ご乗車 ありがとうございます!」 と云ってくださいました!
ほんの小さなことかも しれませんが、とても嬉 しい体験でした。
   バスの方が 迎えに来てくれるなんて、初めての体験でした。
   たまに、待っていてくださる運転手さんというのは いらっしゃいますが、それでも 嬉しいものです。
   乗り込む時には必ず 「ありがとうございます!」 と言います。
   だけど この時は その何倍も 嬉しかった~!
   どうせ バスはその方面 に行くんだから ただその場で待っているより 効率的でもあることなんですが、
   都会では なかなか お目にかかれない光景に、とても感動 してしまいました。


        こんな ふたつの出来事。
             遭遇するのは 最初で最後かも しれない なんて 思いたくないですね。 


小さな親切が とても心に響いて 嬉 しく思える!
そういうことが サービスだと思うんですが、
サービス業からサービス精神を感 じなくなっていることも多い 現代。
運転手さんの態度、対応にも 笑顔になれたり、腹が立ったり …。
決して サービスを受ける側が偉い というものでは ありませんが、
提供する側には、もう少し 自覚と姿勢は持っていていただきたいなと思う時があります。
バスだ、タクシーだ、ということだけでない 気配りを
ひとりひとりが もっと持てるようになったなら、
《ちょっといい話》 が い~っぱい書けるようになるんじゃないでしょうか 

               そんな心が いっぱいあったら どこかのお弁当屋さんみた いに ホッカホカ!



      ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

バスのお話 … ということで バスの出てくる歌
1977(昭和52)年発売、
紙ふうせん の  『冬が来る前に』
     (作詞 = 後藤悦治郎さん。作曲 = 浦野 直さん)。

「坂の細い道を 夏の雨にうたれ  言葉さがし続けて 別れた二人」
     気持ちが通じ合っている人となら 言葉がなくても大丈夫だと感じれることも多いけれど、
     お話が尽きないほどしゃべれるというのも素敵なこと。 普通は 言葉って大切です!
     誤解が生まれるのも 解消されるのも 言葉だったりしますもんね。


「冬が来る前に  もう一度あの人と めぐり逢いたい」
     肌寒くなってくると、人恋 しくなったり ひとりは寂 しいって感 じたりするのかも しれませんね。
     でも、別れた人と もう一度めぐり逢って うまくいくのかな~!?


「落葉つもる道は 夏の想い出道  今日もわたし一人 バスを待つの」
     夏の想い出を踏みしめながら バスを待つ。
     幸せな時は 待つことさえも楽 しく思えたりするけれど、寒い道で 来ないバスを待つのは辛い!

                                       (※ 詞の内容から、その時感じたままを 書いています。)
                               
1969(昭和39)年に結成 し、1974年(昭和49)1月に解散 した フォークグループ 「赤い鳥」。
ハーモニーが綺麗で、各人がヴォーカルをとれ、作詞作曲まで出来るという
60年代を代表するほどのパーフェクトなグループでしたが、解散理由は 目差す路線の違いでした。

解散後、
ギターの後藤悦治郎さん、ピアノの平山泰代さんは すぐに結婚して、
フォークのあり方を追求した 「紙ふうせん」 を、
解散前年に結婚していたギター同士の山本俊彦さん、潤子さん(ボーカルも担当)ご夫婦と、
ベースの大川茂さんは、都会的なポップスを歌うコーラスグループ 「ハイ・ファイ・セット」 を、
後期に入られた ドラム、キーボード担当の渡辺俊幸氏は
赤い鳥の後期を継承するような音楽性を展開する 「ハミング・バード」を結成。

中でも 「紙ふうせん」 は、名前を 「赤い鳥」 時代の 『紙風船』 から取り、
夫婦デュオ としての再デビュー曲となった 『冬が来る前に』 が 発売翌年にミリオンセラーとなりました。
もともと二人は 大学入学後に再会し、赤い鳥として本格デビュー以前の 1967(昭和42)年には
デュオを結成 していたという 高校時代の同級生。
自作曲を作るだけではなく、フォークの原点を探ろうと 民謡等各地の伝承歌を取り上げています。
泰代さんが唄う 『円山川舟唄』 は、船頭である亭主を想う女唄。
悦治郎が唄う 『いかつり唄』 は、大漁に賭ける漁師の心意気を歌い上げる男唄。
アメリカの伝承歌を唄う ピーター、ポール&マリーには 高校時代から影響を受けていたそうです。
赤い鳥のデビュー曲 『竹田の子守唄』 も 元は二人で唄っていたもの。
1979(昭和54)年スタートのテレ朝情報番組 「おはよう朝日です」 の主題歌 『朝(あした)の空』 は、
15年間も使用されたそうです。
1998(平成10)年には 『翼をください―新バージョン』 をリリース。
日本人の根底に流れてる心の大切さを歌ったこの歌は
日本サッカー協会のオフィシャル応援歌になりました。
2003(平成15)年には身体障害者補助犬法施行バックアップ曲
『あなたの風になりたい』 『補助犬トリオ』 を発表。
今でも年に一回 リサイタルを開催。

解散後に結婚した当初の住居は 神宮前4丁目で、本籍地登録されているようですが、
熱心な阪神タイガースファンの後藤氏の影響で、現在は兵庫県西宮市甲子園口に在住。
今も夫婦円満の二人三脚で活動しておられるそうです。

               暖かさをを伝えられるって 素敵なことよね~!





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