〔 ちょっと 破壊魔ちゃん達用の草を取って来てやろうかな! 〕
そのくらいのつもりで歩きに出たら 道に迷ってしまって、
この際だから ... とメチャクチャに歩き回っていたら
思いがけず
公園近くまで行ってしまいました。
「なんで近くで道に迷うんだ!」 って思われるでしょうが、利用する道 って
最短距離だったり 歩きやすい道だったり … と 限られていることが多い。
知らない道に入ってみると意外な場所に出たり 新たな発見があったりします。
家の造りやお庭の花、周りの風景。 そんなものに興味をそそがれ 楽しくなる。
最近は どんな細い道でも舗装されていて 美味しそうな猫草が見つかりにくく、
空き地も少ない。 ワンちゃんのおしっこまみれのじゃ嫌だし ... なんて思ったら
歩き回ってました。
野良猫ちゃんにも誘われて しばらく構い、
ここまで来たんだから ... と公園内に入ると 黄色く色づいた葉っぱたちが目に入りました。
〔 これはもう 紅葉を楽しんで帰るしかないわね! 〕
上を見ながら歩いていると 小石を蹴ってしまい、その石が池のほうへ …
ふと目が行くと
〔 あれっ なんか変!? 〕
よくよく見ると
池に水がないように見えるんです。
あれっ! 水がないんじゃない!?
「えーーーっ、なにこれ! 水不足???」
思わず ひとり言が出てしまいました。
昔から比べたら ずいぶん整備された園内。
移り変わってきた様子は目にして来たけれど
池に水がないのを見たことなんて 1度もありませんでした。
ひび割れが出来てるくらいだから 何日か経っているのかしら!?
「どうしちゃったんだろう!?」
「ここにいた鯉たち、どうなっちゃったの!??」
心配になって 池の中を凝視 してみたけれど うごめいているようなものはいない。
〔 そりゃそうよね、こんな風になる前に 管理者が救うに決まってるもんねぇ! 〕
そう思いつつ
「毎年ここに来ていた 水鳥たちだって これじゃ困るでしょう!」
「ホントに どうしちゃったのかしら!??」
ぶつくさと ひとり言が出て 首をすくめ、
その動作でまた 〔 さすがは"亀"ね! 〕 と苦笑い!
(今回は"のろい"という意味ではないけど ...!)
実際、3つある池が全部 こんなだったら 水鳥たちも死活問題でしょう!
落ちたイチョウが折り重なって 黄色くなっている池とその周辺。
〔 やっぱりなんか変な気がする! 〕
〔 これって絶対 水を抜いたとしか考えられないわよね。 〕
〔 そうよ 以前 外来魚のブラックバスやブルーギルが増えて駆除 してたもの。 〕
〔 でも あんなやりかたじゃ 駆除 しきれるものじゃないものね! 〕
〔 増え過ぎてどうにもならなくなったから 一度全駆除することにしたんじゃないかしら!? 〕
〔 ここにいた鯉たちも 他の池に放てば きっと それほど問題にはならないでしょうし ...! 〕
〔 そうだ、本当に水不足なら 次の池を見ればわかることじゃない! 〕
途端に急ぎ足になりました。
そして ... 通常風景である お隣りの池を目にすることができました。
<中の池> には 景色が映り、水を湛えているのがわかります。
水鳥たちの下には鯉の姿も …! この中に <上の池> にいた子も いるのかな?
「やっぱりーぃ! よかったーーー!」
確信はあったのに なぜかホッとしていました。
広い池だから 鯉たちが増えているか まではわからないけれど、
水鳥たちはいっぱい集まっていて、
潜ったり はばたいたり、のびのびと動き回っていました。
鯉やカモの餌やりを楽しむ人の姿をよく見かける場所です。 お池にお水があってよかったね!
お掃除するのは大変なのに、落ち葉ってきれい!
ちょっと寒々としてるけど 秋らしい景色。 四季があるのって やっぱりいいわね~!
左側 には 水を湛えた <中の池>、右側 には 現在水のない <上の池> が あります。
掃いたわけでもないのに中央がきれいな道。 落ち葉さんの いたずらなのか 優 しさか!?
白の隣りにピンクの山茶花。 緑とのコントラストが美 しく、花びらの形の違いが不思議!
秋の七草のひとつである 萩の花。 最近は見かける機会が減ってしまったなぁ!
"尾花"とも呼ばれるススキも 秋の七草のひとつ。 昔はどこででも見かけたのにね~!
野アザミの ポンポンみたいな丸い形も タンポポのような綿毛も 可愛いわよね~!
こんなお花も咲いていました。 きれいね~!
反対側 に回って来ました。
山茶花も 池の中も きれい! お掃除 大変だったで しょうね~!
スイレンと 左下は ヨシ? アシ? マコモ? ミクリ? 似たような植物は多いけど、
派手さもないから 枯れてしまうと汚くしか見えなくなって よけいに寒々しく感 じられます。
入って来た時には気づかなかったけど、こんな大きな池から水がなくなっていたのね~!
そこから振り返ると入って来た入口付近。 ここにもすでに水はなかったのにね!
紅葉に気をとられて上を見て歩いていたから
入ってすぐの所にある 石積みの噴水が乾いていたことにも
子ども達がよく遊んでいる 人工の川あたりに水がなかったことにも
まったく気づきませんでした。
イチョウの黄色い葉が落ち、
水連の葉が地面に張り付き、
汚い色になってしまった水際の長い葉たちが風になびいている
水のない池。
滅多に見られる光景ではありません。
きっと しばらくは日にさらし、
悪い菌なども太陽光で殺菌してから水を張るんでしょうね~!
これで快適な池になったらいいわね~!
そんなことを思いながら 公園を後にしました。
あとで気付いたことですが、
水を抜いた理由のひとつには もしかしたら、
釣りをする人が後をたたなくて 公園側も困っていた
ということがあるのかな と思い付きました。
現に、私がいる間にも
「釣りを している人はやめて すぐに柵の外に出てください。」
そんな放送が何度も流れていました。
そういう意味でいったら ひと池だけやっても意味はない!
… と考えれば 順番にきれいにしていく可能性は高いのかもしれません。
まさか 鯉を釣って持ち帰る人はいないと思うから
外来魚がいなくなれば 釣りをする人は 明らかに減るんじゃないでしょうか。
[釣り禁止] [立ち入り禁止] 。 そんな看板も 効果はないんでしょうね~!
そのくせ 溺れたり怪我を したりすれば 公園側の責任も問われることになる
んだから大変です。
この日は、 [銀杏拾い禁止] という看板の傍らで 堂々と拾っている ご夫婦
らしき方たちも いらっしゃいました。
県立だから 県のもの。 個人が持って帰ってはいけないのでしょうけれど、
看板なんて効果薄 なんですかねぇ! だけど 無ければもっと問題になる
可能性がある とも考えられるんだから 面倒なお話です。
池の水を抜くのも 鯉を救出し 外来魚などを駆除するのも、
捨てられていたゴミを取り除く作業も、
やり始めたら きっと想像以上の大変さがあったことでしょう。
これからまた 水を張って 鯉たちを戻す作業も大変な手間!
公園はみんなのものなのだから
もっと大事にして きれいなままの池であり続けられるよう
飼っていた亀や魚、ゴミなどを捨てないよう
個々が気をつけていかなければいけないなと強く感じました。
お水を張ったら透明で
池の底が見えるくらいなのかしら?
すごーく楽しみね~!
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