最近では メッキリお会いする機会が減っている <名古屋の君> ですが、
メールを出したり いただいたりする度に
せめて夢の中で … と デートの約束 をすることだけは継続中。
(そんなお話は こちら にも書いています。)
お歳だから 早く就寝されるということもあり、
だいたい私が 後から出向く ということになるんですが
「今日は 蛍の乱舞する小川で …」 とか
「北山の星の下で …」 とか
よく添付くださるきれいなお花の写真がある時は、
「そのお花が咲いている辺りで …」 とか 「花園で …」 とか
時々ニュースで流れると 「流星群を見ながら …」 などなど
たわいないことですが、あちらもいろいろと心病むことがおありのようなので
メールが ホッとできる癒 しタイム になっているようで、
不定期便ながら どちらかが 週 に1回 は 送信!
それに対 してのやりとりが 2~3度続く というのが現状です。
今回も 各地で <大雨による被害> が起きているので
「水害による被害はないですか?」 と メール し、数度のやりとりがありました。
すると翌日(8日) 16時56分、今度は 緊急地震速報が流れてびっくり!
〔 だったら 近い辺りは 壊滅的!?! 〕
〔 それとも 地震連鎖が起きる っていう意味!? 〕
かなりの恐怖を感 じました。
何はさておき、すぐに逃げられるよう <ロック>だけは確保 して 待機!
でも 何も起こらず … ホッと しました。
そして 後に 誤報だったとわかり、
〔 心臓に悪いから 誤報はやめてよ~! 〕 と思いつつも
〔 誤報で良かった~! 〕 と胸を撫で下ろしたという次第。
奈良と聞いた時は <名古屋は近い> と思って心配 しましたが 誤報で良かった。
そこで、
「今日の緊急地震速報は怖かったですよね~!
いつもはメールにも気づかないくらいのマナーモードにしてあるのに、
けたたましく鳴る携帯に ホントに怖い思いをしました。
しかも奈良だなんていうから 名古屋は大丈夫かしらと心配 しちゃいました。
そちらは大丈夫でしたか? (…まだまだ続く…) 」 などとメール。
あちらからは
「ありがとう。 地震速報 びっくりしたね。
仕事で浜松に来てたんだけど、一瞬 皆さんの動きが止まりましたよ。
(…まだまだ続く…) 」 などと返信がきました。
そして最後は いつものように 待ち合わせ場所を決めて
「待っていますよ。 おやすみなさい。」 で締め括り。
ところが次の日、
ヤマト運輸のクール宅急便で ブドウ が届き、
早速 お礼メールを打ったので
三日連続での メール交換 と 三日連続での 夢デート となりました。
<ピンポーン!> チャイムが鳴った時点で すでに好奇心マックスの ロック!
いちいち しつこいほどのチェックを入れてくるので 見るのに ひと苦労!
「危険物や薬物が入っていないかの調査中です。 終わるまで近づかないように …!」
好奇心 などと 邪推(じゃすい)せぬよう願います。」
まだ早いのではないかと思われる ブドウの時期。
いただいた種類を見てみたら、
◆ ピオーネ
収穫時期は 早期が4月~8月、主に9月~11月。
<巨峰> と <カノンホール・マスカット> の交配種。
いただいたものは 種なしで、「ニューピオーネ」 とも呼ばれているようです。
果皮は紫黒色で、硬いため 通常は剥いて食べますが、私は全部いただいてしまいます。
果粒は巨峰より やや大きい丸型で、水分が多く、甘みと酸味のバランスが良く、
巨峰、デラウェア に次いで 日本では 3番目に栽培が多い品種だそうです。
◆ サニードルチェ
収穫時期は 8月~9月下旬。
<バラディー> と <ルビーオクヤマ> の交配種で 山梨で生まれてものだそうです。
太陽 (サニー)をたっぷり浴びた甘美なスイーツ (ドルチェ/イタリア語) という意味だそうで、
皮ごと食べられる 赤色ブドウ新品種であり、高級種でもあるそうです。
果皮は 薄く きれいな鮮紅色で、果粒は楕円形。
房にびっしり付いていて取り難いくらい。 トウモロコシを取るような感覚でした。
果肉は硬めで 青リンゴのような風味があり、シャリシャリとした食感が新鮮でした。
糖度や酸度は巨峰より低く、さっぱりしていますが、希少品種な上に 裂果することもあり、
市場には出回り難くなっているようです。
◆ リザマート
収穫期は 8月中旬~8月下旬。 <カッタ クルガン> と <パルケント> の交配種。
雨の少ない砂漠の国、旧ソ連のウズベツク共和国で作出された品種。
果皮は 薄く 深紅色で、果粒は長楕円形。
皮ごと食べられ、歯ごたえがよく、酸味は少ない。
今回いただいたものの中では ダントツに甘く、驚きました。
裂果が発生し易く 市場にはほとんど出回らないことから 『幻のぶどう』 と呼ばれ、
とても美しい色と優美な姿からは 『ぶどうの女王』 とも云われる高級種だそうです。
半分に切っても果汁が滴るということがないので、デザートやサラダに使うこともでき、
皮ごと食べると さくらんぼにも似た風味があります。
お皿に盛った果粒は サニードルチェ と似ているようにも見えましたが、半分に割ってみたり
味わってみれば、判別はすぐにできます。
◆ 天山
収穫期は 8月頃。
中国原産の< ベジャーガン> と 山梨県で生まれた< ロザリオビアンコ> を
掛け合わせて作られた新品種で、収穫時期の短い 希少品種だそうです。
果皮は 薄く 少し黄色掛かった翡翠色で、果粒は短楕円形で大粒。
<粒も値段もビッグ> と云われ、巨峰の2倍以上あるものも存在するそうで、
食べごたえもあり、甘さと酸味のバランスがよく、渋みも少なく、爽やかな味わいでした。
左 : リザマート 上 : ピオーネ 下 : 天山 右 : サニードルチェ
ブドウ って 世界中で一番生産されている果物 なんだそうですが、
そのほとんどが ワインやブランデーになってしまうようです。
果粒に多く含まれるブドウ糖や果糖は 疲労回復に効果があるので
暑い夏のエネルギー補給には最適 だというお話。
なんだか かったるい今日この頃。 体力ないから ちょうど良かった!
そういえば、
ブドウは木から垂れ下がるように生っているので
甘み成分が下(房の先)のほうに沈殿する とか、
房に近く太陽に当たっている上のほうが栄養が来ていて甘い だとか
いろいろ云われているようですが、
食べ比べてみたけれど それほどの違いは感 じませんでした。
また、果粒の表面に付いている白い粉は、果粉(bloom ブル-ム)と呼ばる蝋(ろう)物質で、
病気や乾燥から果実を護るため ブドウ自身が出す天然物質で、人体には無害!
成分は パラフィン・アルコール・飽和脂肪酸 で、
これが均一に濃くついているものほど新鮮であるようです。
ブドウの果皮には、視力回復や活性酸素の除去に効果がある
ポリフェノールの一種 <アントシアン> が多く含まれているため
悪玉コレステロールの発生を防ぎ、血液をきれいにする働きがあって
動脈硬化や がん予防にも効果的だとか。
そのため 〔 捨てるには勿体ない! 〕 と、近年 私は皮ごと食べるようにしています。
赤ブドウには さらに、強い発がん抑制作用を持つ < レスベラトロール>
というポリフェノールも含まれているそうです。
毎年送ってくださる度に、
〔 こんな早い時期だったかしら? 〕 と思い、
〔 そうだったかもね~! 〕 と思い返 して、季節を感 じます。
こんな高級なブドウをいただいてしまって申し訳ないようですが、
これで 美容と健康に効果が出たら 嬉 しいな~!
シワが … くすみが … たるみが … なんて気にせずに、
今なら 夢の中でも 明るい場所でお会い出来るかも~!
店頭で見かけるより も 格段に 高価な ブドウ!
いろんな色があり、きれいで高価で、ひと粒ひと粒がまるで 宝石のようです。
この時期だけは もしかしたら少しだけ きれいになっている なぁんてことも あり かしら?
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<ブドウ> といえば 昔 よく聞いていたこの歌。 ブドウの定番色でもある … ということで
1978(昭和53)年 6月25日発売、
高田みづえ さん の 『パープル・シャドウ』
(作詞 = 松本隆 さん/作曲 = 都倉俊一 さん)
「帰ってくるよ いつ? いつでもいいさ
君との愛を忘れてなけりゃ 窓に一房葡萄飾るよ それが あの日の あなたの言葉」
「パープル・シャドウ 私の手首にくちびる寄せて 残した小さなうす青のしみ」
「パープル・シャドウ 季節が早くて 青い葡萄が
あなたの窓へと風に揺れてた 窓へと風に揺れたわ あゝ 一房の葡萄」
少女の ブドウを見つけた時の喜びが伝わってくるようで 嬉 しかった この曲。
私も、 いただいたブドウから 名古屋の君の優しさを感 じて 嬉 しかった上に
<季節の早いブドウ> から すぐにこの歌を思いついて、さらに嬉 しくなっちゃいました。
(※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
『パープル・シャドウ』 は、高田みづえさんの 5枚目のシングル曲です。
ここでいう <パープルシャドウ> とは、彼が手首に付けた キスによる<紫色のアザ>。
一度 離れ離れの時を過ごしたけれど お互いの気持ちは変わることがなく …
だけど、愛の証明のため <窓にひと房 ブドウを飾る> って あんまり思い付かない発想。
それでも <紫色のアザ> と <ブドウの粒> を重ね合わせたあたりが なるほどと思わせたり、
アザは消えても想いは消えない という表現が 現在と過去を混ぜ合わせたような
ちょっと変わった構成になっていて、面白くもあり 好きでもありました。
なにしろ どんなことがあっても 最後の最後には<ハッピーエンド> であってほしいと思ってしまう私。
2年半前の1975(S.50)年12月に発売した 太田裕美さんの 『木綿のハンカチーフ』 では、
都会に行った彼が、けっきょく戻って来ずに別れてしまったので、それが残念で
こちらのふたりは どうなるんだろう と気になったものでした。
だから最後に 彼の気持ちが変わっていなかった という歌詞が嬉 しく思えた。
作詞は同じ 松本隆氏でした。
ポップな曲なので 自分が歌うと うまく口が回らないこともありますが、とても好きな歌でした。
レコードも 10万枚近く売上げたそうです。 B面は 『火の鳥』。
ちなみに、1978(S.53)年といえば
キャンディーズ が 後楽園球場でのコンサート 「ファイナルカーニバル」 をもって解散 し、
サザンオールスターズ が 『勝手にシンドバッド』 で メジャーデビュー した という
2大グループの 明暗を分けた年でもあったようです。
現在は 相撲部屋の <おかみさん> である彼女。
ご主人は、現役時代 <南海の黒ヒョウ>の異名を取った 大関 若嶋津(わかしまづ/六夫) 氏。
1985(S.60)年に結婚 し、同年 引退。
若嶋津は 1987(S.62)年に引退 して 二子山部屋の部屋付き親方(松ヶ根親方)になられました。
フジテレビのオーディション番組 「君こそスターだ!」で 第18回グランドチャンピオンとなり、
1977(S.52)年3月25日に 『硝子坂』 で デビュー。
連続ヒットで、同年 新人賞(第19回日本レコード大賞)、最優秀新人賞(第6回 FNS歌謡祭)、
優秀放送音楽新人賞(第8回日本歌謡大賞/同受賞 清水健太郎氏) などを受賞。
榊原郁恵さん、清水由貴子さんと共に <フレッシュ三人娘> と呼ばれていたそうです。
彼女が発売した曲は シングルで 26枚になるそうですが、
2/3以上は口ずさんでいたな~ と懐かしい。
果たして口が回るのかどうか、 『パープル・シャドウ』 今度歌ってみようかしら!
それって 老化確認にもなりそうだもんネ!
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