会員企業と鹿児島大学とのマッチング
この不況時がチャンス
今、鹿児島に進出してきている製造業の皆さん、特に自動車関連企業の受注は非常に厳しい状況にあります。
昨日、鹿児島大学の工学部の教授と関西から大隅半島に進出されている企業経営者との意見交換を取り持ちました。
車メーカー等の販売不振を受け、自動車関連の仕事は、全く動きがない状況にあるので「工場を帰休」することになり、その空いた工場で何かものづくりが出来ないか?ということで、大学で研究中の装置、あるいは温めている課題の実験を一緒にやるための両者の話し合いの場を持ちました。
大学を離れ、企業の空いた工場・設備機器等を使い、「装置づくりや実験」をやっていくという両者の取り組みについて基本的な方針が確認されました。
これから細かな進め方については、更なる話し合いが必要ですが、大学と企業の共同の取り組みによって、現在のピンチをチャンスに変えられる機会になるのではないかと、とても注目されます。
一つの事例として、ぜひ両者の取り組みが成功につながることを期待しております。
かごしま企業家交流協会