NPO法人の経営は企業経営と全く同じ責任
市民バンクの早急な設立を!!
NPO法人を経営してきて6年8ヶ月。この間企業の経営状況を色々な視点で見聞きしてきました。
この間、企業経営は簡単ではない。倒産や、買収、後継者難など、色々な企業経営上の問題が発生すること。特に、中小企業経営者は、そういう問題を常に抱えていることを実感してきました。
NPO法人経営も事情は全く同じだ。
専業でやる経営者、何かの経営をしながら兼任でやる経営者、色々なパターンがある。専任の場合は、自分の食い扶持は自分で稼がないといけない。又、社員を抱えていると、その分も稼がないといけない。やはり、企業経営と全く事業経営・資金環境は同じだ。
昨日も、私達NPO法人仲間の一人から、資金難の相談が有った、今週に迫った支払いに資金が足りない。誰か融資できないか?、再来週の初めには、確実に資金が入るので返せるとの相談。
NPO法人の資金を、短期間といえども右から左には動かせない。当然、個人の資金をとなるが、これ又、家庭、生活があり、簡単でない。丁重にお断りして、最後は、経営者として、支払い延期願いか、入るべき資金を早めてもらうか、身をもって当たるしかない旨のアドバイスしかできなかった。
以前から、仲間のNPO法人が、NPO法人向け、「市民バンク」の設立の提案をしているが、今度こそ、その存在、役割、必要性を強く感じたことはない。
このNPO法人は、地域にしっかり根を下ろし、地域振興に取り組んでいるNPO法人だけに、何とか生き延びてほしいと願っているしかできないのが、残念でならない。
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