会社の寿命が短命化
「3つの視点」を失った。
日経ビジネスの11月号に、標記のタイトルでの特集が組まれていた。
日本企業が短命化したのは、永続に欠かせない「3つの視点」を失ったからだ。と力説している。
その3つの視点とは、
「創業者視点」、「顧客視点」、「共創視点」だという。この3つの視点を取り戻し、「産業を高齢化でなく“抗齢化”する。日本経済が30年前の輝きを取り戻す方法は、それ以外にない。」というものだ。
まず、「創業者視点」では、2011年以降、激震に見舞われた大王製紙。創業家3代目、井川意高氏がカジノ遊興費の借り入れ事件を挙げている。
2つ目の視点では、「都合の悪いことは突っ込まないで無視しようという態度が表れていると評価されてもやむを得ない」。今年9月、外部の弁護士の調査報告書で断罪されたはカネボウ化粧品事件を挙げている。
3つ目の視点では、シャープは、「独創はできた。だが、共創が下手だった」。シャープ元副社長、佐々木正氏が話しているシャープの凋落。
この3つの視点を見失った具体的な3社の事例をあげた後、、最後にこの特集では、日本産業界の中でも、失った3つの視点を持ち続けている企業があるとして、1973年に永守重信社長が創業した「日本電産」を挙げている。
この日本電産の記事もおもしろいというか、すごい。興味のある方は一読をお薦めします。
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