ウナギ味のナマズ
量産へ近畿大学など新会社、事業化めざす
日経ビジネスの12月14日号に掲載された「水産資源の枯渇救う見慣れぬ魚たち」という記事が面白い。
その中に、鹿児島の大隅半島の中央部にある東串良町の牧原養鰻の「ウナギに近い味のナマズ」のことが掲載されている。
これは、近畿大学と共同研究しているもので、量産化を目指し、事業化するものだそうだ。
牧原養鰻が中心となって養殖の新会社を設立。近大農学部で養殖を研究する有路昌彦准教授らがノウハウを提供し、量産化を目指し、来年夏に100トンのナマズをかば焼き業者向けなどに出荷する計画とのこと。
ナマズは餌の種類を工夫したうえで、養殖池にきれいな地下水を使うと特有の泥臭さが抑えられて、ウナギに近い味になるという。今年8月に資本金5000万円で「日本なまず生産」(鹿児島県東串良町)を設立し、2%出資した有路准教授を取締役に迎えたそうだ。
ウナギは養殖に使う天然の稚魚(シラスウナギ)が減り、価格が上昇している。
ナマズを活用することで比較的安い価格で消費者へ提供、ウナギ養殖施設の有効活用にもつながるとみているとのこと。果たして、消費者に受け入れられるか。興味津々だ。
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