枕崎の業者等がフランスに進出・拠点
かつお節工場完成
「本物の日本のだしを欧州に」との熱い思いが現実に。
鹿児島県枕崎市に本社を置く水産会社「枕崎フランス鰹節」(大石克彦社長)は、フランス西部ブルターニュ地方のコンカルノーに初の本格的なかつお節工場を完成させ、31日完工式を開いた。
和食人気が定着してきたた欧州で、和食の味の決め手となる「だし」の原料となるかつお節を現地生産することになった。
欧米市場向けに日本のかつお節を現地生産する工場は初めてとの試み。工場は約3400平方メートルの敷地に建つ平屋建て約920平方メートル。欧州一円の日本料理店や商店向けに生産を開始するという。
同社は2014年4月、枕崎水産加工業協同組合などが設立。原料のカツオはインド洋で漁をするフランスの水産会社から調達し、当面は1日約200キロのかつお節生産を目指すという。カツオを削り節まで加工し、40グラム詰めなどのパックで出荷する。既に試作段階に入り、10月に流通開始するとのこと。
欧州での和食文化の拠点として、今後、和食関連企業の進出にも繋がれるきっかけにしてもらいたい。
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