中小企業の創業者の決断は速い。
生き延びるためにすぐやっている自己改革
今週は9日から11日まで「企業家クラブの定例会」や「企業訪問」、「当協会役員会議」等のために関西に行ってきました。
関西・東海地区の企業、特に自動車や電子関連企業の経営は、大変厳しいものがあります。 前年比の6割から7割減の状況だそうです。
この対応策として、
・社員の給料を下げる。工場部門の社員を帰休する。
のはもちろん、社長自ら示して見せたことが、
・社長自らの給料を1/3にする。
・社長自ら接待はもちろん、接待ゴルフをやめる。
・社長車を「レクサス」から安い車に乗り換える。
・身内の役員を切る。 など、
社長自らやれるものはまず削減してみせている。自分も痛みを感じる対策を打ってきている。
やはり、中小企業の創業者は、生きるかどうかの時は素早く思いきった対策を打っている。
これをしなければ生き延びていけない。このような判断をすぐに決断するのが創業者なのだと強く感じました。
やむなく社員をカットした企業も数社ありました。
どこまで、この不況が続くのかで、対策も変わったものになると思われるが、 ここ数ヶ月で、中小企業経営者の目の色がはっきりと変わってきている。皆さんの緊迫感を強く感じました。
ぜひ、この難局を乗り切って頂くよう切望しております。
かごしま企業家交流協会