先週、ミカンの木に小さいセミがいることに気づいた。近づくと、飛び立ってビワの木に止まった。
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検索してみると、これがニイニイゼミだった。これまで庭にいるのは、クマゼミとアブラゼミだけと思っていたので、不思議な気がした。何年か前に、鳴き声からニイニイゼミがいるのではないかと思って探したことがあったが、そのときは見つからなかったのである。
ニイニイゼミの鳴き声を検索してみると、「チー・ジー」である。クマゼミやアブラゼミとは違った鳴き方で、これはたしかにこれまでも聞いていたような気になる。昼頃は、クマゼミが鳴き止み、アブラゼミがまだ鳴いていない時分だが、「チー・ジー」や「チィ・ジィ」と聞こえるのは、ニイニイゼミなのだろう。これまでもクマゼミやアブラゼミと一緒に鳴いていたのだろう。
今日、昼近くになって、庭に出てセミを探してみると、まず、ニイニイゼミが数匹見つかった。
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クマゼミよりも、アブラゼミよりも、早く見つかったのである。不思議な気がする。今年は異常に発生しているのかもしれない。