ハミルトンは空間ベクトルを4元数の虚部と同定した。これをハミルトンの止揚とよんでみよう。そのこころは?
ハミルトンは平面のベクトル「複素数」(2元数)と対応させて空間ベクトル「3元数」を構想した。
簡単にたどってみよう。
2元(1,i)
↓ 第3の元jの発見
3元(1,i,j)
↓ 第4の元kの発見
4元(1,i,j,k)
↓ 虚部に着目
3元(i,j,k)
3元の間に着目すると、
3元(1,i,j)
↓ 4元 (1,i,j,k)
3元(i,j,k)
ハミルトンは1を「止」めて、kを「揚」げたのである。
ハミルトンは平面のベクトル「複素数」(2元数)と対応させて空間ベクトル「3元数」を構想した。
簡単にたどってみよう。
2元(1,i)
↓ 第3の元jの発見
3元(1,i,j)
↓ 第4の元kの発見
4元(1,i,j,k)
↓ 虚部に着目
3元(i,j,k)
3元の間に着目すると、
3元(1,i,j)
↓ 4元 (1,i,j,k)
3元(i,j,k)
ハミルトンは1を「止」めて、kを「揚」げたのである。