対話とモノローグ

        弁証法のゆくえ

small caps

2016-09-30 | ノート
またはsmall capital。小さな大文字である。小文字と同じ高さの大文字である。例えば、FARADAYARADAY、ARADAYの部分がaradayと同じ高さの大文字である。これをLaTexでどのように表わせばいいのか調べてみると、うまい具合に{\sc}というコマンドがあった。
{\sc Faraday} と入力すると、FARADAYと表示される。ここはHTMLなのでLaTexのコマンドはそのまま表示されるが、FARADAYに書き入れているタグは背景に隠れてしまう。



辞書のツメ

2016-09-29 | 日記
辞書のなかの語を速く探せるように、国語辞典だと「あ」「い」「う」「え」「お」…、英和辞典だと「A」「B」「C」「D」「E」…、と階段状に印刷されている部分を指す。名前がついていた。今日、本を読んでいて初めて知った。比喩的な命名なのだろう。もっている辞典で「爪」をみたが、これにふれているものはなかった。

角川

2016-09-28 | 飛騨
ほとんどの人は角川書店の「かどかわ」と読むだろう。(JR東海)高山本線に角川という駅がある。これは「かどかわ」ではなく「つのがわ」である。この駅から5分ほどのバス停が映画「君の名は。」の聖地の一つになっている。これをきっかけに「つのがわ」という読み方が広まるといいと思う。

爪の表面と力

2016-09-27 | 日記
爪は巻く傾向がある。力がかからないとこれが顕著になり、歩き方が悪く、足の指が浮いていると、巻き爪になるという。力がかかると反対に爪は平ったくなる。すし職人の効き手の人差し指の爪は平面に近い。昨夜のテレビでやっていた。今日、右手の指の爪をみると、人差し指の爪は8割ほど平面である。中指は曲面だが先端の中央部が2割ほど平面である。残りの指の爪はすべて曲面である。また、左手の指の爪をみると、人差し指と中指の先端が少し平たいが、すべて曲面である。右手の人差し指の爪は平たいと感じていたが、鉛筆や箸を使うことで子供の頃から力をかけてきた結果であった。

荒地盗人萩の刈取り

2016-09-26 | 日記
アレチヌスビトハギが2畳ほど繁茂している。セイタカアワダチソウより強い。しばらく前まではピンクの可憐な花を咲かせていたので、生垣ふうに剪定していた。しかし、刈り取ることにした。節果が作業服につかないように注意したが、あまり効果がなかった。3時間ほどかかった。大きな束が6つ出来た。汗びっしょりで、とてもいい運動になった。

HTMLとLaTex

2016-09-23 | ノート
HTMLの初歩の知識があるので、このブログでも単にテキストだけの文書だけでなく、タグを書き入れて数式など書くことができる。しかし、限界がある。数式はLaTexである。今年、少しかじったが、なかなか慣れない。「ひろがるかたち」(弁証法の共時的構造)のアルファベット表示をHTMLの「テーブル」を使って表しているが、これはLaTexでもできるはずである。ところが、&&で混乱してうまくいかない。

かたつむり

2016-09-22 | 日記
雨の日が続く。蜜柑の木の枝を這うカタツムリ。「角」(つの)や「頭」(あたま)は出ているのではないか。カタツムリ・デンデンムシの呼称には馴染みがあるが、マイマイ・蝸牛(かぎゅう)はピンとこない。

気がつかなかった!

2016-09-21 | 日記
昨日、台風16号の影響でM鉄は2時間ほど運休したが、N市の地下鉄は平常運転だった。最寄りのI駅はM鉄I線の駅だが、N市の地下鉄T線の電車が30分に1本ほど走っている。K駅でM鉄I線と地下鉄T線が連絡する。家からN市の「栄」に行くには、I駅でM鉄の電車に乗ってK駅まで行き、K駅で地下鉄T線に乗り換える(N駅まで行き、地下鉄H線を利用することもできる)。あるいはI駅で地下鉄T線の電車に乗れば、乗り換しないで行くことができる。昨日、娘は「栄」でバイトだった。その帰りがM鉄の運休と重なった。台風が最も接近した時間だった。平常に戻るまで時間をつぶすと連絡があった。仕方がないと思った。K駅からI駅の間はM鉄だから、K駅で行き止まりだと思いこんでいた。しかし、30分に1本のN市の地下鉄T線の電車は地下鉄だから平常運転でI駅まで来ていたのである。待つ必要はなかった。娘はM鉄が平常に戻ったころ気がついたという。妻と私は娘から聞いて気がついた。

ファラデーを追う

2016-09-19 | εとμの複合
広重徹『物理学史Ⅱ』によれば、"Thoughts on Ray Vibrations”(1846年)でファラデーは「物質があろうとなかろうと、現実に空間を満たしているものは力線しかなく、光を説明するための振動はこの力線の中に生ずるものではなかろうか」と推測したという。
磁気作用は横波の形で実際に伝播する(カルチェフ『マクスウェルの生涯』)。ファラデーの描像をマクスウェルは追う。
The conception of the propagation of transverse magnetic disturbances to the exclusion of normal ones is distinctly set forth by Professor FARADAY in his "Thoughts on Ray Vibrations.” The electromagnetic theory of light, as proposed by him, is the same in substance as that which I have begun to develop in this paper, except that in 1846 there were no data to calculate the velocity of propagation.(A Dynamical Theory of Electromagnetic Field)
普通のもの(縦波)を除外して横波の磁気擾乱の伝播という着想は、ファラデー(Faraday) 教授によって彼の「光線振動に関する考察」にはっきりと述べられた。光の電磁場理論は、彼によって提案されたように、1846年には伝播速度を計算するデータがなかったことを除けば、私がこの論文で発展させ始めたものと実質的には同じものである。(Kazumoto Iguchi訳)