今日は、今年になって初めての版画教室でした。
生徒さんの中にお茶を習っている人が居るので、今日は、版画をしないで、生徒さんにお茶を点てていただこうとお茶菓子を買って
持参しました。
早くも、今年の日本版画会に出品する作品の試し刷りを持ってきた方もいたり、昨年初入選した人は、昨年より大きな作品にして
下絵を描いてこられて(相倉の合掌集落の雪景色)中間の雪に埋もれた杉の樹の塊とか、落葉樹に雪が積もってまるで、桜の木のようになってる
のをどうしたらいいか?と聞いてこられて・・・・雪は真っ白にしてはいけない、
雪の中にも色があるからと・・・・影を入れてみたり、杉の樹の影とかも、注意したりしました。
秋の日本版画会に出品する試し摺りの作品を持ってこられた人は、その作品を去年の暑中見舞いで作った作品を大きくしたのですが、
京都の嵯峨野の竹林なのですが、竹が皆同じ色合いで摺られており、題名が”木漏れ日”なのに、地面は黄色の塊になっている。
暑中見舞いでは、平刀で地面の版を手前を広く、奥に行くにしたがって細く、さらうように彫って、表面のガサガサした状態を残すように
と指導。竹の色をもっとメリハリのあるように摺る・・・・
なんだったら、版をもう1版彫らなければならないかも・・・・・・と。
他には、私が戴いた年賀状のファイルを見たり、昔の作家の版画の本を買ったので、それを見せて参考にしてもらうと・・・・・・
今日は、娘が中国人の研修で仕事だったので、主人も除雪で仕事に出ているので、孫を連れて教室に行った。
孫は、黒板に、昆虫や動物などを書いて遊んでいた。
生徒さんが
「あら~絵が上手なのね、。。。この絵を版画にすればいいのに・・・・・・」って誉めるものだから、孫も調子に乗って、黒板中に大きく書いていました。
私が見ても上手だったので、あとで、写真を撮ろうと思ってたのに、消してしまっていました。