高山の交換会の友人が、板院展の作品を摺る映像を見せてあげる。とおしゃって下さって、スカイプで摺りの実演を拝見した。
(最初、PCのカメラで手元を写せるのかな?全体映像だと、観たいところが見れないなあ~・・・)
と思ってたのですが、PCを移動させてくださったりして、見やすくしてくださいました。
道具をセッテングして摺りの準備が出来てから、電話をかけてきてくださり、
「今から始めます」と・・・・・
道具の説明から始まって、摺りの実演・・・・・
最初、同じ工程が続くから、30分位かな・・・・・・とおしゃっておられたけど、1枚(1色)摺りあげるまで見せて戴いた。
前の日に摺られた、グレーの版の上に、薄い黄色を載せるのですが、一度に摺りあげようとしないで、3回ぐらい色を載せて摺られた。
部分的に、ゴマになってるところを最終的に再度、摺られて、出来上がり。
結局、9時から初めて、10時半ぐらいになってしまいました。
そういう実況映像をやっていなかったら、もっと早く摺りあげれたのでしょうが・・・・・・申し訳ないと思いました。
大事な作品を摺るのに、私だったら、玄関に鍵をかけて、電話にも出たくない・・・そんな心境で集中して摺らないと、うまく摺れないと思います。
おまけに、普段お参りもしないのに、こんな時ばかり
”神様!お願い!!うまく摺れますように・・・・・!!”なんて~~~~~~~神頼みまでするありさま・・・・・・
彼の作品の出来上がりは、とても美しい摺りで・・・・・・・作品の仕上がりが楽しみな作品です。
改めて・・・・
自分の高山の交換会の作品を眺めてみると・・・・・・ゴマだらけ・・・で摺りもいい加減。
恥ずかしくなってしまいます。
こんな恥ずかしい作品を作っていて”あすなろ先生”と言われているなんて・・・・・・・修業がたりないなあ~とつくづく反省ばかり・・・・・