4月3日(日)PM2時~ 高山グリーンホテルにて高山版画同好会が開催されました。
まず、第30回高山グリーンホテルにての木版画年賀状展の入賞作品の授賞式。(本館天領閣2F 天山の間)
そのあと、HGS木版画同好会 平成27年度会計報告があり、その後、休憩があり、竹の子の作品交換。
今年は、52枚 でした。
5人の方が退会され、新しく2人が新入会員になられましたが、このままだと、あと3年したら無くなるかも知れない。・・・・・・と。
寂しいくて残念でなりません。
交換会が終わった後、各部屋へ・・・・・・今年は、本館和室・和洋室が与えられていました。 PM6時から天領閣2Fにて懇親会
懇親会では、恒例のじゃんけんで勝った人から順に、岩田先生や各参加者の寄付の作品や商品などがもらえます。
最初に会員の方だけで、じゃんけんをして、その後、付添いの家族の方たちだけでじゃんけんをします。
わたしは、じゃんけんが弱く、毎回負けて、先生方の作品を戴けませんが、首飾りを戴きました。
そのあと、演芸が始まり、最初は、富山から来られたWさんの奥様のカラオケの熱唱。
次は、執行部の方が歌に合わせて踊り、わたしとRさんは波の音を出す係りだったのだけど、会場がざわざわしてて、”波の音”は聞こえなかったと・・・・
あとで聞きました。
それが終わると執行部のW夫妻が、”おわら踊り”をテープに合わせて踊どられて、場を盛り上げてくださいました。
そのあと、これも恒例全員参加ののフラダンス。
舞台の上で、執行部の方々が衣装を着て踊り、会場では全員、レイを首から下げて、腰にはナイロンの紐で作ったものを巻きつけて
全員でフラダンスをします。
舞台で踊っている方あげる腕や手が反対になったりしながら曲に合わせて踊るのですが・・・・・それがまた、恥ずかしいやら楽しいやら・・・・・・
1次会が終わった後は、隣の部屋で、これも恒例の、岩田悦郎先生が、会員の交換作品の批評が始まりました。
岩田先生は、私の作品を
”上手にできている。岩の手前に「黒」をいれたらもっと良かった”と言われました。
そして、
”あんたは、うまいなあ~~~~。以前の紫陽花の作品は何とも言えない良い出来だ!”と言われたが・・・・・わたしは、紫陽花の版画
作品は、交換会に出した覚えが無いのだが・・・・・テッセンと間違ってるのかな?と思ったが、あえて、言わなかった。
今回の作品も、版ずれが出てる作品もあり・・・・摺り直ししようか・・・とも思ったが、時間が無くて、そのまま配った方もいます。
ごめんなさい。
あと3年・・・・と言われて、残り3年間は、もっと頑張ってみんなに喜ばれるような作品を目指したいと思っています。
宿泊の部屋は、本館和室でしたが、いつもご一緒される I さんは、御主人とご一緒されたので、ご夫婦は一部屋があてがわれますので、
私たちは、Rさんと二人でした。
遅くまで話をしてて・・・・・朝も早かった(5時半に起きて風呂へ行く)から、少し寝不足でした。
朝食が済んでから、仲良しの6人で、街へ繰り出すのですが・・・・・この日は朝から雨だったので、”ひかりミュージアム”という美術館へKさんの
車に便乗させて戴いて行ってきました。
素晴らしい美術館でした。中で写真撮影が出来る場所があり(恐竜が飾られている)、そこで写真撮影をして・・・・昼食に。
昼食の時、エンデングノートの話をされた方がいます。
エンデングノートは、自分が急に亡くなった場合、家族の方が困らないように・・・・と言うために、書いておくノートです。
どんなことを書くのですか?と聞くと
『例えば、亡くなったら誰に案内状を送るのか?その名前と住所を書いておく、それと、通帳とハンコなどがどこに置いてあるか?そういうこと
を書いたらいい。」と・・・
すると、
『うちの旦那は、誰にも案内しないというのよ~年賀状が来ても返事をださなければ、そのうち来なくなるだろうというし・・・」って。で、
『それでもいいのだが、例えば、Rさんが亡くなったことを、あすなろさんが知って、他の我々に知らせて、線香を挙げさせてほしいといきなり
来られたら、葬式の時はお返しを準備しているが、日がたつと準備してないし、部屋も掃除してないかもしれない。そんなところへ遠方から
訊ねてこられたのに、玄関で失礼はできない。お茶の一杯も飲んでもらわなければならないが、お菓子も用意してない。・・・そんなことでは
困るだろう。・・・・』というのだ。・・・・・なるほど・・・・・
そして、年賀状も、昨年整理したと言う方も・・・・・どうやって?って聞くと
”年賀状の題名の下に、「長い間、年賀状交換をさせていただき有難うございました。今回をもって交換を辞めたいと思います」と書いたと・・・
「それでも来たらどうするの?」って聞くと
来ても出さない。出すとまた同じことになるから・・・・・と。
(わたしは、整理された方に入らなくて良かった・・・・・)
2時ごろ、高山グリーンホテルの駐車場に戻ってきて、又の再開を願って、各々帰路に着きました。
じゃんけんで勝った方に出す作品を寄付してくださいと言われます・・・・過去の作品など沢山持ってるし、ここで整理したいところで、寄付したいのだが
私の作品が人に喜ばれるかどうかわからない。
売れ残ったら・・・・・恥ずかしいのでとても出せません。
いろいろ考えさせられることが沢山あった。・・・・・
交換会で、作品に摺りのことや道具のことや・・・・版木のことなど・・・・隠さずに教えていただき・・・・・・・本当に楽しい会でした。
版画は、どうしても技術を伴うので、取得した技術を人に教える人は少ない。・・・・・
だが、この会の方々は惜しみも無くすべて教えてくださって・・・・・・本当に有難かった。
これが、あと3年・・・・と思うと・・・・・何度も言うが・・・・悲しいなあ~~~~。