まいど、日本機関紙出版です。

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1枚1枚、手作りCDを貼り込んで作りました。

2008年10月01日 | 編集・営業ふらふら雑記

 先週末からこの数日間は『パソコン〈新聞&ビラ・チラシ〉編集入門』の委託配本準備に追われ、やっと今日発送が終わった。すでに販売されている書店さんもあるにはあるのだが、一応6日から店頭に出る予定。B5判252ページで当初予定していた用紙が使えず変更したため、すこし重い。CD付きで1冊約650グラムある。厚みもあるので1ケースに入る部数は40部と他の本に比べるとかなり少ない。その分発送費が余計にかかるので、それはそれでたいへんなのだが、それよりも今回はCDを添付したのでその作業に時間がかかった。

 まずCDの作成。3000枚のCDの作成である。普通に考えればどこかに発注しプレスすれば簡単に済むのだが(台湾などで作るのが多い)、そこは超零細弱小地方出版社(だんだんと表現の仕方が卑屈になってくるが・・・)、そんなアホなことはできない。とにかく安く作ること。定価が安いに越したことはない。これに尽きる故、1枚1枚手作りする。私が作業するのではないが、パソコンで1枚1枚データを焼き込み、プリンタで1枚ずつ表面を印刷していく。この作業を印刷技術部門にお願いしてようやく今日までに、半分の約1500枚が仕上がった。初版部数3000部だからあと1500枚作ってもらうことになるのだが、ここから私が仕上がったCDを1枚ずつ薄い不敷布付きビニールケースに入れ、裏側に両面テープを貼り、表紙をめくり見返しに貼っていく。その作業をずっとやっていたので結構な時間がかかってしまった。ようやく今日までに委託配本部数相当の枚数が仕上がったので発送できたというわけだ。これからはそんなに一度にたくさんの注文が入るわけではないので、残り1500枚をボチボチ作っていけばいい。やれやれ、何かと疲れる作業ではある。

 さて、相変わらず取次の新刊配本部数は厳しい。今回はトーハン350部、日販100部、大阪屋150部、太洋社50部、栗田40部、中央社20部、新日本図書300部の合計1010部であった。コチラの希望通りいかなかったところが3取次。まあ、こんなものかな・・・。この本、前作は3刷で4500部までいった。在庫切れ後も結構たくさんの注文がずっと来ていたので(すべて品切れ扱いで返送した。ああ、もったいない)、惜しかったなあという思いはあるのだが、ソフトがバージョンアップしたので仕方がなかったのだ。今回は3000部。果たしてどうなることやら・・・。コツコツと宣伝をしていくしかあるまい。

 さて来週からは女子大生本が出来上がって来るぞ!!
 

 

 

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