ゼミ生たちの出した本『女子大生と学ぼう「慰安婦」問題』に対して、あちこちから意見をいただいています。特に「慰安婦」問題は存在しない、あるいは「慰安婦」は戦争にはつきものでしょうがない、今さら古いことを、もう済んだことをほじくり返してどうするんだ・・・というような考えをお持ちと思われる方々からの電話やメール、またこのブログへのコメントをいただきます。
発行元に対していろんな意見を寄せられるのは構わないのですが、ただそのようないずれの意見にも共通するのは、この本を読んでもらっていないということです。ゼミ生たちが一生懸命書いた本、そのものに目を通すこともなく、読むこともぜず、理解しようともせず、ただ「慰安婦」問題を扱っているから、反日的だから?、気にくわん奴らだから、戦争のことを何も知らない若い奴らが何を言っているんだ、紹介した「朝日新聞」が気に入らないから・・・等々、どうもよくわからない理由で一方的に意見を送りつけられてきても対処に困ってしまいます。それって、ゼミ生たちに失礼ですよ。いい大人の人たちがすることではありません。
どうかとりあえずはまず本を買って読んで、ゼミ生が何を言っているのかを理解していただいて、その上でご意見がおありでしたら、本の中に感想を書いてもらうハガキを挟んでいますので、そこに記入いただいてお送りください。切手を貼らずに投函いただけますのでよろしくお願いします。いただいたハガキやメッセ―ジ、コメントはすべてゼミ生に伝えていきますので、ご安心ください。なお、本を買うのが嫌な方は、どこかの図書館で借りて読んでいただくとか、もしその図書館に入っていない場合は、ぜひリクエストしてくださいね。
以上、よろしくお願いします。