やたらと忙しくしてるこの2日間。明日、常備セットの更新出庫をしなければならないのでその準備に追われています。とりあえずなんとか品出し、スリップ挟み込みまで終わり、明日は荷造り発送です。ぎりぎりセーフの仕事でした。
常備品は書店の注文品ではなく、出版社が書店に1年間置かせてもらう本のことで、たいていの場合、いろいろな分野ごとにセットを組んであります。
書店さんはその本が売れれば必ず補充しないといけないという仕組みになっていて、出版社は1冊売れて初めて注文が立つということになります。全部が全部売れればいいのですが、ほとんどそういうことにはならなくて、まあ1年間に1冊回転すればいい方でしょうか。
なので1年後にはごっそり返品がほぼ丸ごと返ってきます。その労力と費用を考えれば止めてもいいのではないかとも思ったりしますが、商品が棚に必ず陳列されること=読者の目に触れる機会は増える、その本だけでなくいろいろ宣伝になるなど効果も大きいのです。
以前はかなりの点数でセットを組んでいたのですが、最近は点数をかなり減らしています。といって売れ筋ばかりの本にするのも本当はよくないのですがね。