夕方、次男と三男がそれぞれの高校軽音部で組んでいるバンドのライブがあるというので、茨木のJACK LIONというライブハウスへ行った。チケットの地図を見ると阪急南茨木駅からすぐのところのように見えたので、これならすぐわかるだろうと歩き始めたが、行けども行けども見つからない。そのうちモノレールの沢良宜駅に着いてしまい、改札口に張ってあった地図で確認するとさらにもう一駅南二に行かねばならないと分かる。結局駅2つ分歩いてようやく到着した。
入り口で1ドリンク500円のチケットを購入し中に入る。長男の岳大が友人と来ていたので近くに陣取る。しばらくすると「猫の手」というバンドの演奏が始まった。ものすごい大音響に圧倒される。ドラムがやたらと大きい音なのだが、長男に聞くとこんなものだという。1曲目が終わるとキーンいう耳鳴りがする。そのうち何曲か演奏が進むにつれて耳も慣れてきたみたいである。女性ボーカルのバンドであったがなかなかよくまとまっていた演奏であった。
観客はほとんど出演者の友人やクラスメートのようで、ドリンクは高校生試用でアルコール類の販売は今日はなし。ジンジャエールを注文し元の場所に戻る。このバンドの次が次男のバンドで「BLACK&BROWN」という名前。次男が2年生でギター、あとボーカル、べース、ドラム、リズムギターの4人は3年生という編成である。今日はこのバンドの演奏がラストになるそうだ。三男のバンドは一番早い出演時間だったようで今回は間に合わず見ることができなかった。
「猫の手」の演奏の後、準備に結構時間がかかるようで15分ぐらいの休憩を終えて「BLACK&BROWN]の演奏が始まった。CDでは聞いていたが生で見るのは初めてである。思ったよりはうまい。曲の合間のMCでメンバーの1人のおかあさんが今日6人目の子どもの出産だという紹介があり会場から拍手が沸き起こった。3月26日には難波のBIG CATというその世界では知られたライブハウスに出演することになっている。これは吹田と茨木のライブハウス主催のコンテストで選ばれたバンドが出れるものらしく、よくわからんが本人たちにとっては栄誉あることのようで、そっちのライブも見に来いと盛んに言われているところだ。
中1のときギターを始めたころはFのコードはおろかEmさえも弾けなかったのにそれが今では人前で演奏をするという上達ぶりである。ギター暦35年の私は完全に追い越されてしまった観がある。うーむ、恐るべし、少年の伸びる力である。
演奏する次男です