まいど、日本機関紙出版です。

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お客さん好きなミケ

2009年11月06日 | 岡田裕の山登りねこ、ミケ@安曇野

 さて、その「登山猫 ミケ」の本の相談で信州・安曇野の岡田山荘を訪ねました。生憎の雨模様でしたが、夜ちょっと遅めに到着すると、玄関でミケが出迎えてくれました。

 いつ、誰が来ても気を遣うことなく宿泊できるように整頓されたちょっとユニークな部屋に案内されました。窓からは北アルプスの山々が展望できるという山好きにはたまらない部屋なのです。

 この山荘のことについては本に出てきますので、ここでは省略しますが、実に岡田ご夫妻の山に対する想いが感じられる建物なのです。

 お休みまでの時間、ビールを飲みながら話をしていたのですが、ずっとその間、ミケは私のすぐ横に座ってくつろいでいます。どうも自分も話の仲間に入りたい、そんな雰囲気です。

 指をミケに差し出すと、ぺろぺろと優しく舐めてくれました。本当に人好きな、見知らぬ人でも気にしない猫です。

 先日60座目に到達したと報告しましたが、すでにその後、61座目の山にも登っていました。15歳というかなりの高齢猫なのですが、まだまだ元気でマイペースで登って行くそうです。

 さてそろそろ休もうかという時間になると、ミケはドアの下部分に開けてある専用口から出て行きました。でも夜行性の動物なので、これからの時間帯が岡田さんたちにとってはたいへんなのです。

 夜中の2時頃になると、鳴いたり騒いだりして、深い眠りにある岡田さんを起こそうとするのです。起きないとそこらじゅうにあるものを散らかしてしまい、仕方ないので起きて相手をしてやります。

 なぜか玄関に向かい、ドアを開けろと要求し、ちょっと外に出て戻って来る。するとおとなしくなることが多いそうです。でも、夜中に起こされるというのも辛いものがありますね。


 

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「登山猫 ミケ」のタイトルを巡って激しく・・・

2009年11月05日 | ただ今、編集作業中の本

 先日、長野に行く前の日のこと。自宅で「登山猫 ミケ」の本の宣伝チラシをパソコンで作っていると、次男が外から帰ってきて画面を覗くなり「うわぁー、なあに~、そのタイトル! ダサ~っ」と大声で叫びました。ああ、うるさい奴に見つかってしまったなあと思ったもののすでに遅しでした。

「おとん、ちょっと、そんなんじゃああかんで~、俺にやらせろ!」と続きます。

「ええ? 何が? これでええやんか!『登山猫 ミケ 60の山頂に立ったオスの三毛猫』、これで決まりやで~」と私。

「そんなん作ってるから売れんのやないか~」と次男。

「いや、これでもうずっと来てるんやから、これで決まりや。ブログにももうこれで宣伝してるんやから」と私。

「なんでやねん、この本でこれまでの出版の路線を変えるんやろうが~。これまでのような堅い本じゃなくて、もっと若者が読んでくれるような本にしていくんやろう」と次男。

「そんなこと誰も言ってへん。山に登るから登山猫、これでええやんか!」と私。

「登山猫~? そんな難しそうな、なんか厳しそうな、一部の人にしかわからないような名前やったら売れへんなあ~。登山が売りなんか、猫が売りなんか、どっちやねん? 登山する人に売るんか、それとも猫好きの人に買ってもらうんか、ええっ? コンセプトは何やねん? コンセプトは?!」と次男。

「コンセプト? そんなもん・・・、山好きの人にも猫好きの人にも買ってもらうんや!」と私。

「猫が重点やろう、猫が!!」と次男。

「・・・・」沈黙する私。

「もっと親しいやすいタイトルがあるやろう」と次男。

「どんなあ?」と私。

「うーん、俺やったら、『山に登るネコ、ミケ』。これやなあ!」と次男。

「『山に登るネコ』? そのままやないかい!」と私。

「だってそれだけで珍しいんやからそれでええやんか!」と次男。

「うーん、イマイチやねえ~」と私。

「オトン、まあええから、とにかく俺を通せ、俺を! 俺がチェックしたるから」と言ってパソコンを操作し始めた次男。

「なんでやねん。とにかく明日持って行かんとアカンのやから放っといてんか!」と私。

 そうこうする内に、長男が帰って来てこの争いに参戦してきました。

「ええっ、登山猫? こんなんで売れるわけないやん」と長男。

「そうや、そうや」と次男。

「登山猫なんてアカン、アカン。もっと女子大生とかにアンケートとか採って聞けよ!」と長男。

「なんやねん、その女子大生って?」と私。

「ゼミ生の子とかじゃあー」と長男。

「そんなことできるわけないやろう」と私。

「しかも何?そのチラシ。ワードなんかで作ってるし・・・ああ、最悪!」と長男。

「別に構へんやんか。こんなもん、書店の人はやなあ、急がしくて時間がないからタイトルと値段と中身がわかったらそれでええんや!」と私。

「もっとふさわしい文字は無いんかい?」と長男。

「フォントは高いんやからあるもので勝負するしか無い」と私。

「そんなんやったら俺が考えたる」と長男。

 以下、略。

 こうして「登山猫 ミケ」の本のタイトルを巡って激しいバトルが我が家では繰り広げられ、その翌日、さてどうしたものかと悩みながら著者の岡田さんを訪ねたのでした。


 

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あり得ないアクセス急増! たぶん阪神ファンの人たちでしょう・・・

2009年11月04日 | 編集・営業ふらふら雑記

 休み明けでこのブログを見て驚きました。留守中の2日間にわたってアクセスカウントが異常に増えていました。何やろう?と思いながらアクセス解析を見ると、ものすごいことです。休み前に書いた城島選手の記事について阪神ファンの人たちが見に来てくれていたのです。まったく予期せぬことだったのでちょっと驚いています。

 まあ、内容がちょっと阪神ファンの人たちを刺激するようなものとして受け止められたのかも知れないですね。それにしてもすごい反応でした。恐ろしやネット世界という感じです。今日はもう普通に戻っていますが、あんまりこういうテーマの記事は書かない方がいいのかな・・・。

 おっと、自主規制、自粛ですね。でも言いたいことは書きたいことなので、やっぱり書くでしょう。でも一応は出版社のブログなので公私混同はあまりしないほうがいいのかなあとも思いますが。


 

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この数日間・・・

2009年11月04日 | 編集・営業ふらふら雑記

 先週、金曜日は仕事に追われていました。

 土曜日は地元の5中校区の行事で中学生たちを中心にした「わいわいフェスティバル」というお祭りのお手伝いでした。グラウンドに10張りのテントを設営、集まって来る地域の子どもたや大人たちに対していろんな模擬店を中学生たちの力で切り盛りし、大人はそのお手伝いをするという行事で、体育館の舞台でもあれこれ演じられていました。

 この主催者は前夜まで、インフルエンザのことを考えて開催をどうするか悩んだそうですが、子どもたちの「やりたい!」という声に勇気づけられて当日を迎えたそうです。終了後の「やってよかった!」とうれしそうに話す生徒会役員の姿が良かったです。

 日曜日から昨日までは信州・安曇野へ。半分は「登山猫 ミケ」の本の打ち合わせという仕事関係で、あとの半分はあれこれの美術館&温泉巡りでした。

 今日の午前中は、休みでほったらかしになっていた留守電やFAX、メールほかの対応に費やし、午後はその中からの急ぎの注文を出庫、発送するともう今の時間になってしまいました。毎日、時間が過ぎるのがとても早く感じられます。

 時間の経過が早く感じるということについて、「50歳の人は10歳の人に比べて5倍の早さで人生を生きている・・・」というようなことを、この前ラジオで言っていました。なるほど、うまいことをいうものだなあと感心していたのですが、合点がいくように思いました。

 さて、今日はもう帰ろっかなあ・・・。

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