月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

だいこん

2015-04-12 22:20:20 | 植物
ダイコンの花のつぼみ。白い菜の花は咲くと綺麗だけど、こうして見るとつぼみも美しいね。

土曜日は本当に久しぶりの晴れで、こころゆくままに撮影ができた。きれいな光があると撮影はほんとうに楽しい。気がついたらバッテリーがカラになるまで撮っていた。1日で300枚!?

ということで、写真が大量入荷できたので当分連投できそうでアリマス。

いしくらげ

2015-04-11 22:30:13 | 植物
どこに行っても地面にへばりついているイシクラゲ。

キノコっぽいがキノコではない。植物っぽいが植物でもない。

シアノバクテリア(藍藻)という、光合成ができる細菌の一種。乾燥地から極寒の地まで、厳しい場所にも適応するタフな生きもの。コンクリの上でも育つ。干からびても休眠できるので大丈夫!地球上の大半の生き物が滅んでも生き残るであろう最強微生物だ。

いちおう食べられる。見た目海苔っぽいし、イケるのかも?(話によれば、味も香りも無いらしい)
試す人はおらんと思うけど、農薬まいてるような場所に生えてるのは食べないように。

すみれ

2015-04-10 22:23:45 | 植物
強さと美しさを兼ね備えた雑草と言うと、タンポポと並んでスミレを思い浮かべる、

種をアリに運ばせるという裏ワザを使うツワモノ。

スミレの種類はとても多いが、身近で見かけるのはスミレかタチツボスミレかのいずれかが多い。

ふらさばそう

2015-04-08 22:29:43 | 植物
イヌノフグリの仲間の外来雑草・フラサバソウ。

オオイヌノフグリ並に大型化するが、花は在来イヌノフグリのようなかわいらしい雰囲気、茎は途中から立ち上がってくる感じでこれはタチイヌノフグリ風、そしてやたら毛深い。

名前は植物学者のフランシェさんとサバティエさんからついたのだそうな。フラ・サバ・草。イヌノフグリなどと言う破廉恥な名前は使わないぞという不退転の決意を感じるが、だからといってその名前はどうなのさ(笑)

おおいぬのふぐり

2015-03-13 21:21:09 | 植物
早春の顔ともいえる雑草・オオイヌノフグリ。

よく見るとナズナやらオランダミミナグサやらスズメノカタビラやら、他にもいろいろ咲いてるんだけど、いかんせん目立つのはこの青い花。

残念なネーミング・ベストテンに必ず入ってくるお方だが、いやいや、フグリなんてもう死語だから大丈夫!むしろこの滅びそうな言葉を後世に残そうと頑張っているんだ!(*^◯^*)

……と、精一杯ポジティブにとらえてみる。

こういう背が低くて横に広がる植物って、花をよく選ばないとうまく撮るのが大変。

ふきのとう

2015-03-10 23:10:36 | 植物
春だというのに晴れ間が出ない。撮影で春らしさを演出するにはお日様が欠かせないというのに~(/_;)

つかの間の晴れでフキノトウを撮影した。2月から出てるけどなかなか大きくなれないでいる感じ。例年通り、しばらくは野草撮影でウォーミングアップするつもり。

えんしゅうむようらん

2014-06-14 22:45:45 | 植物
キノコ探しの時に奇妙な植物を見つけた。葉っぱがない。自らは光合成をおこなわず、菌類などから栄養をもらって生きている、いわゆる「腐生植物」の一種のようだ。ギンリョウソウやオニノヤガラ、ツチアケビなど、いろんな種類が知られている。

この花の形はランっぽい。腐生ランだ。

まだ開花していなかったので、後日、開いた花を調べて植物の先生に尋ねたところ、エンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭)でよさそう、とのことだ。

近年の研究ではベニタケの仲間、特にチョウジチチタケから栄養を拝借して生活しているとのこと。この場所にチョウジチチタケが生えてくるのかどうか、ちょっと気に留めておきたい。




かんあおい

2014-06-05 21:03:56 | 植物
カンアオイはやたらたくさん種類がわかれているらしくて、これはスズカカンアオイなのだそうだ。

やけに低い位置に地味ぃ~な花を咲かせている。受粉にハチだか蝶だか風だかを期待してないからこういう形になったんだろうけど、何が受粉してるかはナゾ。カタツムリ説もあるというのはちょっと面白い。



こっちがコトウカンアオイって言ってたっけ。

えごのき

2014-05-25 23:01:54 | 植物
エゴノキ、今あちこちで白い花を咲かせる。初夏の陽光を浴びて美しい。

毒があって、かつては川魚をマヒさせて浮き上がったのを捕まえる漁に使ったとか。

キノコ関係ではエゴノキ専用のキノコ、エゴノキタケがある。