月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

くさうらべにたけ

2019-12-03 02:05:09 | キノコ
わー!おいしそうなキノコー!!と思って近づくと、ぜんぶコレである。草浦ベニー。
食べれない。毒キノコ。残念至極である。これがハタケシメジだったらどれだけ幸せだろうか。いや、それでも私は毒キノコを愛する者として定評があるのだ。だが美味しいキノコが採れるんだったらやっぱりそっちの方がいい。

今年の秋は、ついぞキノコ探しをすることができなかった。正確には、まったく探さなかったわけじゃないし、多少は見つけてハツタケを食べたりもした。でもねー。

まあ時間がないと言えばないし、忙しいと言えば忙しい。でもそんな時でも夏はキノコを探しに行くのに、秋にはあまりその気にならないのはなぜだろう。

思うに
①意欲がない
②体力がない
③キノコがない

この3つだと思う。って、ぜんぜんダメじゃん(*_*;

①は主に撮影欲が湧かないという意味において。秋のキノコって概して白か茶色で背も低くて落ち葉になかば埋もれてて、すごく写真映えがしないのよねぇ。日がすぐ沈むから撮影時間も限られる。オマケに種類を調べても徒手空拳では分からんのがほとんど・・・

②は秋から冬にかけてキノコ栽培の業務が忙しく、気力と体力が削られて趣味に回す余裕がなくなることによる。バイタリティーのある人はそんなこと気にもかけず日夜飛び回ってるよなぁ。うらやましい。

③は三重県北部のキノコ事情。どうも鈴鹿山系は地質的にキノコが生えにくいらしく、仲間内でも『キノコ不毛の地』と自虐的にささやかれている。たしかに山に登ると、生えるのは木材腐朽菌かせいぜい落ち葉の腐生菌で、菌根菌の類はほとんど見ることができない。種類の特定できないフウセンタケ類がちょっとあるだけ。探し方が悪いのかなぁ?とも思うんだけど、それにしても無いんだよね。マツやコナラはたくさん生えてるのになー。

鈴鹿山系と言っても地質は一様ではないので、生える場所もきっとあるはずだ。が、もともと登山はシロウトな上に②の体力無し状態なので難しい。


とまあ、言い訳をつらつらと綴ってみたはいいが、そんなのを聞いて楽しい人いないよねぇ。すんまへん。

つーことで愚痴はこれくらいにして、もはやキノコのオフシーズンなので、まあそれでもキノコを楽しむことはできます的な記事を多少は書いていくつもりであります!(あくまでも多少)
よろしく~。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (cortinarius55814)
2019-12-03 12:39:28
鈴鹿ってなめこ出ないのですか?
採れそうな気がするけど。
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Unknown (Miwa)
2019-12-05 12:56:17
石灰岩地帯の鈴鹿の不毛はすごいよね、滋賀側も菌根菌は絶望に近い。ヤコウタケもスゴモリダンゴタケもガラガラの石灰岩地帯で見つけたから、種や量にこだわらず徘徊してたら変なキノコに出会えるとは思うけど(^_^;)

リアル冬でフォトジェニックな写真を狙うなら、冬に緑が聡明になるコケを漁るのがいいと思うねん。冬でも黄色や赤いキノコが見つかるし(種は限られるけど)、背景が緑でキレイに写るんよ

いっそ冬は季刊コケ人として活動してしまうとか
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Unknown (鳥居)
2019-12-07 22:51:48
cortinarius55814さん
ナメコなら生えてますね~。狙ってる人も多いみたいです。
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Unknown (鳥居)
2019-12-07 22:56:24
Miwaさん
どこかを境にして花崗岩地帯になるんだけど、これも不毛(*_*;

コケかー。どちらかと言えばエノキタケかヒラタケがいいな~(食欲)。

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