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『朝日百科 キノコの世界』 朝日新聞社
黒と赤を基調にした装丁と巨大さ(30×23センチ)がひときわ目立つビジュアル系きのこ百科。
というか、これって事実上キノコ写真集だよなー。文章は大勢の持ち寄り、しかもキノコ界では名だたるメンツの手のものだから、広く深く、かなり読ませる文章なんだけど、写真のインパクトがデカ過ぎてかすんじゃうんだよね。
キノコ写真家の草分けといえる伊沢正名氏のものを筆頭にした美しい大判キノコ写真群は、ビジュアル性を大いに意識したと思われるページレイアウトやきれいな印刷とあいまって、かなりの高水準。見開き2ページぶち抜きの写真なんかは、もうどうしようかっていう感じ。今じゃ高画質のテレビやパソコンなんかが普及して、美しくて大きい画像にもずいぶん目が慣れたけれども、文字と写真のコラボレーション、本には本なりの魅力があるなっていうのを感じる。
カビだとかバッカクキンだとかキノコ以外を押さえてるのもポイント高し。ひそかにコラムもおもしろい。
少々値が張るし、大きすぎて本棚に収まりきらんけど、キノコ好きなら押さえておきたい一冊かと。
黒と赤を基調にした装丁と巨大さ(30×23センチ)がひときわ目立つビジュアル系きのこ百科。
というか、これって事実上キノコ写真集だよなー。文章は大勢の持ち寄り、しかもキノコ界では名だたるメンツの手のものだから、広く深く、かなり読ませる文章なんだけど、写真のインパクトがデカ過ぎてかすんじゃうんだよね。
キノコ写真家の草分けといえる伊沢正名氏のものを筆頭にした美しい大判キノコ写真群は、ビジュアル性を大いに意識したと思われるページレイアウトやきれいな印刷とあいまって、かなりの高水準。見開き2ページぶち抜きの写真なんかは、もうどうしようかっていう感じ。今じゃ高画質のテレビやパソコンなんかが普及して、美しくて大きい画像にもずいぶん目が慣れたけれども、文字と写真のコラボレーション、本には本なりの魅力があるなっていうのを感じる。
カビだとかバッカクキンだとかキノコ以外を押さえてるのもポイント高し。ひそかにコラムもおもしろい。
少々値が張るし、大きすぎて本棚に収まりきらんけど、キノコ好きなら押さえておきたい一冊かと。
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