月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

すおうしろおにたけ

2019-08-01 20:45:25 | キノコ
今年はじめてのキノコ探しは、はるばる山口県の照葉樹林で。
いつもの年なら梅雨が明けてカンカン照りの時期だけど、今年は梅雨明けが遅れて、まだそれなりの湿気が残っていた。期待できそうだ。

森に入ると、大型のイグチやテングタケ、ベニタケが目に入る。腐ってしまっているものも多く、発生量はそれほどではないものの、かなりの種類数が見られた。

少し小柄なシロオニタケの仲間が目に入る。イボを見た感じ、ノーマルシロオニタケとは違いそうだが、若いキノコなので種類まではわかりづらい。



すぐ近くに成菌があった。イボはこすれば取れないことはないが落ちにくい。太くなった柄の根元には大きなササクレがあって、少し褐色に染まっている。スオウシロオニタケのようだ。

ここは山口県東部の太平洋側だから、まさしく周防のスオウシロオニタケってことになる。ちょっと嬉しいな。

別に周防特産ってわけじゃなくて、西日本に広く分布する。








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