来島海峡を渡る

今治港をでて来島大橋に近づきました。空の雲は少しずつ無くなって青く見えてきました。
大きな船が通るこの海峡。たくさんの船を見ていると、大きな貨物船だったり、
小さな漁船だったりそれぞれに海のある風景にしっかり調和している感じがまたいいのです。

外に出て眺めているだけで時間が止まった状態の美術館の絵を見るような安らぎを覚えます。

雲がまっしろでもなくてグレーがかった部分があって、うまいなぁこの絵と思ってしまいます。



海峡の渦潮。橋を渡って大島には潮流体験や海鮮バーベキューなどあります。
この渦というか、下からほわっとわき出るようなところも観光用の船だと
揺れ具合といい、距離といいもっと流れの強さを感じられるでしょうね。



ずっと一定ではなく、すぐに形を変えてしまいます。
すこし船が近くを通るだけでまた流れを変えるのです。この白い泡も面白い絵に見えます。



来島大橋。また少し雲がへってきました。青空と東から照らしてくる太陽の光、
海のきらきらという照り返し。あー、いい朝ですよ。



タグボートが、船の先端を引っ張っています。まっすぐ進もうにも重すぎて
蛇行しながら流れに逆らって登ってきているような動き。
頑張ってる感じがいいです。このすぐ先に大きな造船所があるのです。



さて、フェリーのルートですが、今治をでて、来島大橋をくぐって
大三島、大崎上島、大崎下島に囲まれた岡村というところに向かいます。
地図の赤いマークに囲まれた島です。

地図の左にあるサイズ調整のマイナスを一回押していただくと、下蒲刈島
と書いているところがありす。この「島」という文字があるところまで帰ります。

なるほど、ここかと見てください。




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ある日の今治港

随分日にちがたったと思ったのですが、今治に行ったのは二週間前です。
日曜日に今治経由で松山に整体に行き、夜はまた今治で整体をして
結局泊まって翌朝帰りました。

その月曜日の朝の今治港です。空は半分晴れ、半分は曇りでした。
同じ日なのに写真が違う日のようにも見えます。



小さなフェリーで関前岡村へ渡って帰ります。
お客さんは船の大きさのわりに車も人もわりといました。
島へ仕事に行くという感じです。港からは今治城も見えます。



堤防では釣をする人がいます。
来島海峡より東は、向うに見える島もかなり遠くに感じられるほど広い海が広がっているのです。

ぽかぽか陽気の晴れた日にここで釣。心地いいでしょうね。
今治は魚がおいしいといいます。それと焼き鳥。

あー、焼き鳥食べ損ねました。
最近ラジオを聴いていて話があったのですが、来年の夏、今治で
ヤキトリンピックというのがあるらしいです。今年は山口であったそうですが、
全国の有名焼鳥店が味を競うというイベントです。

一応、気にとめておきましょう。



船が港を離れると、遠く四国山脈が見えてきます。これがまた豪快な山の峰なのです。
写真より少し左がまた高い山が続いています。見ていると山に行きたくなる
光景でした。海から見る四国もいいものです。



橋は便利ではありますが、こうして海から四国に渡る、また離れていくということをしてみると、
橋はなんとも味気ない感じがします。

わくわくするこの感じ。これは、本でも映画でも味わえない、肌で感じる風とともに、気の向くままに生きてるなぁと思えるのです。

あえて船選んでみるといいです。



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