山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

× Nothing venture, nothing gain.

2010-02-05 01:08:48 | 日記
ゴルフの石川 遼選手が、先日カリフォルニアで行った記者会見、昨日(2月3日)の各局のニュースで紹介されていました。

僕もこれを見ました。
2,3週間前のインタビューでは、英語でやや苦労した石川選手、今回も英語でのコメントを求められていました。

そこで、彼がある英語のことわざを使っていました。

そのことわざが、ある民報テレビのニュースでは、“Nothing venture, nothing gain.”という字幕とともに紹介されていました。
インターネットのニュースでもそのように表記されているものも見られます。

ところが、これは正しくは“Nothing ventured, nothing gained.”です。
ventured, gainedは過去分詞形にするのが正解。
「何事も危険に冒されなければ、何事も得られない」の意味です。

僕が聞いたかぎりでは、石川選手はちゃんと過去分詞形で言っていると思われます。
さすがNHKでは、しっかりと“Nothing ventured, nothing gained”(冒険無くして得るものはない)と正しい字幕を入れていました。
(この映像はYouTubeでも見られます。)

ちなみに、このことわざ「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」と訳すこともできます。
「虎」と言えば、思い出されるのが、タイガー
石川選手ももてると思いますが、タイガー・ウッズのようにはならないでほしいですね。

コメント
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