昨日のブログに書いたように(↓)、今朝は、アサガオの茎を中心に観察してみました。
2色のアサガオの茎(アサガオ観察日記)
すると、茎の一番下の部分もやはり色が出ています。
この写真で見ると、右側の赤っぽい茎が赤紫色の花の、左側の青紫色の茎が青紫色の花の茎です。
もし、花が咲いてから花の色素が茎に流れ出るのならば、花に近い部分が色が濃く、下の部分が色が薄いことが想定されますが、そうではなく、下の部分もかなり濃い色が出ていますので、花の色素が茎に流れ出るのではなく、もともとその色素を持っているのだと想定されます。
ここで、インターネットで検索してみたのですが、発芽したばかりの双葉の時から、茎の色が既に違っているという観察記録が散見されました。
これは気づきませんでした。
幼児教育学科の皆さん、将来、就職先の幼稚園、保育所でアサガオを育て、子どもたちの好きな色の花を咲かせたり、「先生がお花の色を当ててみせます」などと言って、花の色を的中させたりしたら、楽しいかもしれません。
このようなことから、子供たちに、植物について、そして、自然科学に興味を持たせるのは、素敵なことですね。
それから、もしかしたら、種の段階でもある程度、色の区別ができるのかもしれません。
種の収穫時期には注意してみたいと思います(でも、夏休みが終わったら、またアサガオは幼稚園に戻さなければなりませんが…)
それから、これは、アサガオだけの現象ではないと思います。違う種類の植物でも花の色と茎の色との関係を調べてみたくなりました。もし、僕が今、小中学生だったら、夏休みの自由研究の課題は、これにします。
(これをお読みの方で、お子さんの自由研究の課題にお困りの方は、是非、この研究をさせてみてください。そして、その結果を教えてください。)