山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

第152回新見英語サロン開催

2012-04-05 01:31:34 | 日記
アップが大変遅くなりましたが、2月28日(火)、第152回新見英語サロンを開催しました。

今回のゲストは、岡山県健康の森学園支援学校中学部教頭の和気敬二先生でした。



和気先生は、約10年ほど前、3年間イランのテヘラン日本人学校に派遣されていました。

今回はその時の、ご経験をスライドを見せていただきながらお話いただきました。


テヘランの日本人学校は、イランのテヘランに派遣される日本からの外交官や商社マンの子どものための学校で、小中学校合わせて児童・生徒が約30名、教員は校長を合わせて8名とのことでした。

テヘランは、東京と緯度が大体同じであること、ハタミ大統領の失脚のこと、土漠(ドバク)という地形のこと、「イラン富士」と呼ばれるダマバンド山のこと、たて穴式オアシスのカナートのこと、イスラム教は弱者を助ける宗教であること、拝火教と呼ばれるゾロアスター教では、1200年間に渡り火を保っていること、また火と土を大事にするため火葬ではなく鳥葬を行うこと、ゾロアスター教徒は人口の3%以下であること、などいろいろなことをお話しいただきました。

また、現在赴任中の先生から送っていただいたイランのお茶(チャイ)とお菓子もご用意いただきました。




また、土産用に持参された岡山の後楽園の絵葉書をもとに、職人に絨毯を織ってもらった経験も話されました。

まるで写真のように見えますが、これが織られた絨毯なのです。

和気先生と知り合い、イラン滞在のご経験があると聞いた時から、いつかはお話を聞かせていただきたいと思っていましたが、その希望がようやくかなってよかったと思いました。

イランのお話はなかなか聞くことができないので、とても貴重なお話を聞かせていただいたと思います。

和気先生、どうもありがとうございました。
コメント
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