山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

読書案内:武田修一編『現代英語の諸相』(オセアニア出版, 1987)

2015-10-11 22:54:17 | 日記
学生時代、英語学の講義で教科書として読んだ、恩師の高橋邦年先生も共著者に名前を連ねられている書を、必要があり久しぶりに取り出して読んでみました。



英語学とは、英語という言語の中の様々な言語現象について研究する学問で、具体的には、文法や構文や語法などを研究する分野です。

私は、アメリカ文学や英語教育の方が好きだったので、英語学は比較的苦手です。

でも、学生時代にはよくわからなかったことも、今回読み直してみてなるほどと思うこともあります(が、やはりよくわからないこともあります)。

まだまだ修行が必要です。
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新見美術館で「エコール・ド・パリ―パリに咲いた異邦人の夢―」展を鑑賞(2015年9月17日)

2015-10-11 06:20:32 | 日記
2015年9月17日(日)、息子とそのお友だちを連れて、新見美術館で開催されていた「エコール・ド・パリ―パリに咲いた異邦人の夢―」展を鑑賞しました。



1920年代から30年代にかけてパリに集まってきた芸術家を「エコール・ド・パリ(パリ派)(L'ECOLE DE PARIS)」と呼ぶそうですが(「エコール」は英語ではSchoolのこと)、その人たちの作品を集めたものです。

シャガールの「パリの空に花」などの作品も直接目にして、シャガールがなぜ「色彩の魔術師」と呼ばれているのか納得したような気がします。

ところで、1920年代以降、パリに集まった芸術家は美術関係だけではなく、文学者も同じくパリに集まっていました。

F.スコット・フィッツジェラルド(F. Scott Fitzgeralrd)や、アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)、ガートルード・スタイン(Gertrude Stein)なども当時パリに住んでいました。

(フィッツジェラルドについては、The Great Gatsbyについて「加藤光男先生を偲ぶ」(日本ジョン・スタインベック協会Newsletter No.58, pp.14-16)をご覧ください。)

そして、ガートルード・スタインがヘミングウェイに言ったとされる言葉から、この頃パリにいた文学者を総称して「失われた世代」(Lost Generation)と呼びます。

話題が、美術から文学にずれてしまいました。

この企画でおもしろかったのは、子ども達が名画を模写したり、名画についてのクイズに答えたりできるようになっていたことです。

息子もお友だちも、それぞれ好きな絵を鉛筆で模写していました。

鑑賞後、親しくさせていただいている学芸員の藤井さんともお話ができてよかったです。

前回の新見美術館での鑑賞は、新見美術館の富岡鉄斎展鑑賞(2015年2月11日)をご覧ください。
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