朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

銀座そぞろ歩き

2006年03月05日 15時06分26秒 | 歌舞伎・文楽
昨日はマンガ喫茶を出ると3時頃だったんで、
ちょうどいいやってことで歌舞伎座へ。
「近頃河原達引」。
「お俊伝兵衛」とか「堀川」と言った方が分かりやすいか。

お俊は秀太郎。伝兵衛が藤十郎。
藤十郎っていうと紀伊国屋のイメージがあるんで、しっくり来ないなあ。
そういやあ、その藤十郎ってどうしているんだ?

それはともかく。
今回は河原で伝兵衛が恋敵の侍を切るところから始まるんで、
背景が分かりやすかった。団蔵の侍も憎々しげで良い。
ただ、羽織の脱ぎ場所が悪かったように思う。
立ち回りの時に邪魔になっていた。

「堀川猿回しの段」(歌舞伎ではどういうのかな)は
猿回しの部分はまあまあ。
吉之丞の母親が山家の雰囲気もあって良かった。
我當の猿回しがよく分からない。少し足りないのか?
単に純朴で、妹思いの兄、というだけだと思うのだが。
作品としては、「縁切状」のはずが実は「書置き」だったり、
猿の動きなども面白くて
(文楽では猿に祝言事をさせていたような気がする)
好きなんだが、少し放散してしまった感じ。
値段を考えればもちろん満足できるんだけどね。

その後はいつもどおり山野楽器へ。
クラシック2組と店頭のジャズのCD購入。
クラシックは1勝(アンチェル+チェコフィル「モルダウ」)
1分?(ムラビンスキーのブラームス交響曲全集)。
100%期待通り、期待以上というのは難しいから、
これくらいで良しとしないといけないかな。
コメント
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