朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

環境問題について

2009年09月21日 09時54分13秒 | 社会
「環境問題」を考える上での「足腰」に不安を感じたので、
そのあたりを批判的に取り上げている本を読んでみた。

※画像をクリックすると、「楽天」のページに飛びます

●「本質を見抜く力」(養老孟司・竹村公太郎)

●「ほんとうの環境問題」(池田清彦・養老孟司)



ちょうど政権が替わり、様々な政策を見直す機会。
このタイミングで一度冷静に振り返り、
調査・検討するのが良いのではないだろうか。
民主党の政策・基本姿勢としては難しいのかも知れないが。

まずは「事実」ベースで積み上げ、
それを国民で共有する、というステップが必要だと思う。
・CO2を削減することに伴うデメリットは何か、どこまで受け入れるか
・地球全体で人類が排出するCO2を削減するために、日本が優先して取り組むべきことは何か
・人類が排出するCO2によって、地球全体、あるいは局所的にCO2濃度は上がるのか。どの程度上がるのか
・CO2濃度が上がることにより、地球は温暖化するのか
・地球温暖化の何が問題か
など。
枝道も入れれば、他にも考えるべきことは多そう。

どうも「環境問題」についてはイメージで喧伝され、
学問的な知見も共有されておらず、
それを踏まえてのコンセンサスも取れていないと感じる。

このあたりの「交通整理」をせずに何か動いたところで、
空回りしたり、
己の利益のみで動く寄生者に跋扈する余地を与えたりして、
本来達成すべきことが達成できないのでは、と思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする