日米両リーグの競争

日本球界猛反発も　田沢、メジャー契約へ(スポーツニッポン) - goo ニュース

いよいよ、日本球界と大リーグが
「採用」の局面でも競争相手になってきた、ということか。

特に大リーグ志向の強い選手に対しては、
「日本球界はこんな良い点がある」ことを
（おそらく、金銭面以外にも）提示しなければ、
ドラフトで指名されることを拒否していきなりアメリカに行く、という
選択肢も出てくるだろう。
ドラフトでは「希望球団に入団できない」という制約もある訳だし。

まあ、日本のプロ野球としては、これを認めると、
「世界最高峰の大リーグ」に対して、
各国のプロリーグは
「大リーグに指名されなかった連中がプレイする下位リーグ」
という位置付けになってしまうので、
なかなか肯定はできないだろうが。

しかし、「ドラフト」の制度はしょせんは日本のプロリーグのルールだし、
「それとは別のルールに従って動きますよ」という
アマチュア選手を直接拘束するのは難しいだろう。
間接的に
「もし大リーグに行ったら、
お前のところの選手を２度とドラフト指名しないぞ」
などという恫喝めいた方法をとるくらいしか方法はないか。

それもイヤだし、
いきなり大リーグで活躍できる選手は限られているから、
（田沢選手がそれ程のものを持っているか？は分からないが）
別に構わないと思う。
もしイヤならば、もっと選んでもらえるように
「育成ができる」とか「人工芝でないので膝に悪くない」とか、
アピールポイントを提示できるようにするべきだろう。

それがあれば、
逆に日本も海外の高校の選手をドラフト指名する、なんてことも
できるようになると思う。

共犯者が発見できるはずがない

# タイトル直しました。

農水省の調査、節穴　事故米点検９６回、一度も見抜けず(朝日新聞) - goo ニュース

「誤魔化しているかも」と思わなければ、見抜けるはずがない。
税務署のような意識が必要だろう。

しかし結局、農水省にとってこの会社は、
「事故米」を買って下さる大事な「お客様」だったようだ。
それでは、点検をして不正を暴く、なんてのは無理な話。
その後買い取ってくれなければ困るのは農水省なのだし。

利害関係のないような、
検査をするに相応しい団体が検査をするのでなければ、
金をいくらかけてもムダなこと。

調子、なお悪し

昨日は出勤できたが、
今日はまたダメ。
「休みグセ」といえばそうなのかも知れないが。
箍が外れてしまったのかも。

週末気分転換して、
最低限（出勤できる）状態で週明けを迎えたいが…。

上に軽く、下に重い処罰

北の湖理事長が辞任、２力士解雇 新理事長に武蔵川親方(共同通信) - goo ニュース

ようやく辞任、だが、
「理事長→平理事」程度。
部屋の力士が（おそらく）大麻を使っていた、といっても、
「理事」には残留するんだ。へえ～。

力士は（３人とも）解雇。
北の湖からロシア人を廻してもらった
（もちろん、その力で儲けてもいるだろうが）大嶽親方も「平親方」へ。

それに比して、北の湖の処罰は軽すぎるのでは？

落語を消化する日

調子が悪かったので今日は休んだが、
特にやることもなく、頭が痛かったりする訳でもないので
読書をしたり、ＣＤを聞いたりして過ごした。


【人生成り行き －談志一代記－（吉川潮聞き書き）】

ここ数年、談志は人生の最終盤を迎えている、という感じで
書いたり編集したりしている本が多いと思うが、
この本もその一種。
談春の「赤めだか」を先に読んでいたので、
何となく立体的に談志の考えを捉えられたように感じた。

最後の志の輔を含めての鼎談は若干違和感あり。
落語の「多様性」を考えたときに、
志の輔なり立川流の人間を
ここまで高みにあるものとして語る談志の視野は、狭いと感じた。
あえて語っていない視点もあるだろうが。


【百年目（さん喬）】

５０分を超える。
そこかしこに違和感あり。
まず、旦那の喜怒哀楽が激しすぎる、というのが私の感覚。
（番頭が風邪で帰ってきた、医者に見せていない、と聞いて怒鳴るところとか）

最後に「泣き」が入るのは江戸の「百年目」共通の特徴だが、
それにしても行き過ぎでは、と思う。
せいぜい、馬生くらいが良いだろう、と思う。
こういう演り方もあるのかも知れないな、と感じた。


【哲学的落語家（平岡正明）】

以前途中で挫折した（図書館の返却期限に間に合わなかった）本を
再度読み進めている。
つながりが分かるような分からないような。
書き方が分かりづらいせいでもある。
全部理解しようとせず、
ヒットするところがあればモウケモノ、というつもりで読んでいけば良いだろう。


【質屋蔵＋子ほめ（吉朝）】

なぜか、「子ほめ」の方が長い。
（どんな「子ほめ」か知りたくて、買ってしまったのが）
要はマクラが長いのだが、この「いたずら」のマクラが面白い。
「入院していたとき」の話なので、若干辛いものもあるのだが。

ネタはどちらも流石流石。

調子悪し

朝から気分乗らず。
結局、休みをとって医者に行った。

聞いたことと考えたこと、考えていることと行動、
考えていること同士などがうまくつながらない感じ。
とりあえず今週は様子を見て、
状況によっては来週以降まとまった休みを取りましょう、ということになった。
睡眠時無呼吸症のケなどがあるので、
その影響かも知れないな、とも思う。

医者からは昼頃帰り、あとはのんびりラジオを聴いたり
昼寝をしたり。
少し体を動かした方が良いかも。

買う奴がいるから、売る奴がいる

自民総裁選「後発組」も懸命アピール…売名行為批判も(読売新聞) - goo ニュース

選挙近いし…露出狙って候補者続々　自民総裁選(朝日新聞) - goo ニュース

政治家として、
売名行為は当たり前。
批判する筋合いではないだろう。

ニュースバリューがないのに取り上げるバカマスコミがいるから、
それを利用する政治家が出現するだけのこと。
自分たちの報道姿勢を棚に上げて、何を言っているんだか。

嗚呼、下品

橋下知事「くそ教育委員会」 学テ公表問題で(共同通信) - goo ニュース

しかし、
東京といい大阪といい、
何でこんな下品な人間が知事なんでしょうねえ。

選挙民のレベルを
如実に表しているのだろうが、
見たくない現実を目の当たりに突きつけられて、
ちと辛い。

柳昇でも聞いて、耳を洗おう。
# 一緒に借りてきた歌丸「竹の水仙」はダメダメ。
　ネタをカスにする愚か者に怒りを覚えた。

「国技」に胡坐をかくな

北の湖理事長「クロ」でも辞任の意思なし(日刊スポーツ) - goo ニュース

非常識にも程がある。
普通のスポーツ団体だったら、
自分の「チーム」のメンバーが大麻を吸っている、と検査結果が出たら、
引責辞任するのが普通では？
まして、人間形成も含めてメンバーの面倒を見るのが
相撲の「親方」のあるべき姿なのではないか？

北の湖は、理事長・協会の役員だけでなく、
部屋持ちの「親方」も辞めるべきだろう。

…こんな話、別に特別でも何でもないと思うのだが。
それが出てこないのは、
「相撲が国技だ」「特別だ」ということになっているからなのだろう。
しかし、たとえ相撲が国技だからといって、
「日本相撲協会」を特別視する必要はない。
また、国技だからといって、
全国規模で相撲興行をやる必要も、テレビ放映する必要もない。
それはたかだか百年以内の話。

本当に自浄能力がないのであれば、
「国技」を食い物にしている「日本相撲協会」なんて解体してしまえ。
犯罪者隠蔽集団を年に９０日も放映するな。

別に協会幹部には、社会常識から逸脱する特権が与えられている訳ではない。
勘違いしているのではないか？

ニュースの顔をした宣伝

石原伸氏が出馬に意欲、与謝野氏は推薦人確保…自民総裁選(読売新聞) - goo ニュース

福田後、を巡って
誰が出馬するだのしないだの、
推薦人確保だ派閥の推薦だ、などと
喧しい。

事実上次期首相を決める動きだし、
結果によって経済政策も変わってくるだろうが、
それでも忘れてはならないのは
「自民党」という一政党の内部活動だ、ということ。
それを割り引いてニュースとしての価値を見出すべき。
次第に下世話な方に堕ちていくだろうが、
そんな報道は、自民党の「宣伝」以外の何物でもないぞ。

３年程前に、
「刺客」だ「離党」だ「落下傘」だ「ホリエモン」だといった
ニュースやワイドショーのような宣伝に乗せられた挙句、
安定多数を差し出して、
支持もしていない政策を強行採決されたことを忘れてはなるまい。