2014/4/29(祝): 長野県北安曇郡白馬村「落倉自然園」にて撮影
「ザゼンソウ(座禅草)」別名「ダルマソウ(達磨草)」:サトイモ科・ザゼンソウ属の多年草。 *花言葉:「沈黙の愛」
冷温帯山岳地の湿地・湿原に生育する。関東近辺では尾瀬ヶ原に自生しているのはよく知られている。他にも自生地が国内各地にあるが、絶滅危惧種に指定されているところもある。山岳地での開花期はまだ残雪の多い頃でなかなか目にするチャンスが少ない。
昔、尾瀬ヶ原で一度探したことがあるが見つけることができなかった記憶がある。水芭蕉と同じ「サトイモ科」に属し、運がよければ水芭蕉とザゼンソウを同じ場所で見ることができる。この日訪ねた長野県北部の白馬村にある「落倉自然園」では幸運にも水芭蕉の群生とかなり多くのザゼンソウを見つけることができた。この植物を実際に自分の目で見るのは生まれて初めてだった。
「座禅草」、「達磨草」の名は、文字通り僧侶が座禅を組む姿を思わせることからつけられたという。急に気温が上昇して雪解けが進んでいたため、残雪の中から顔をのぞかせた写真にはならなかったが、濃い紫色の「苞(ほう)」に包まれたつぶつぶのたくさん見えるのが「花」である。花が終わると、一枚目、二枚目の写真に見える緑の「葉」が水芭蕉の葉のように大きく成長するという。
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