八木重吉詩集
秋の瞳より
「ある日のこころ
山となり
ある日のこころ
空となり
ある日のこころ
わたしとなりて
さぶし 」
学生時代からの愛読書を久しぶりに開いてみた。
切ない詩が心に染みる。
何度も開いているページは、
書き込みがあり、手垢で汚れている。
今まで何度書いてきたことか。
しかし、その都度、感じ方が違うように思う。
今まで目に留まらなかったけれど、凄いなー、と思う詩もある。
今日、久しぶりにいくつか書いてみる。
書き下ろしの作品。
文鎮で押さえたまま。
紙がしわだられですが、お許しの程。