◆プレオープンに潜入!◆
市民レポーターの村上由実です
山梨県でブルーベリーというと、富士山のふもと鳴沢村や、「日本三大ブルーベリー産地」のひとつでもある北杜市など、標高の高いところで栽培されている印象が強いですが、
今回はなんと、甲府市内初のブルーベリー狩りができる農園が、千代田湖の近く“上帯那町”にオープンしたということで早速行ってきました
私が行ったのは、長かった梅雨が明けたばかりの8月上旬。
初めて行く場所でしたが、大きな旗が立っていたので、迷わずたどり着けました。
迎えてくださったのは、長谷川さん。
ブログへの掲載許可をお願いしたところ、快く了承してくださいました。
早速入園料を払い、農園へ。
ブルーベリーは屋外で栽培されており、周りには防鳥ネットが張られています。
鳥さんは入園料を払えないですから、仕方がないですね(笑)。
中には鉢がたくさん並べられています。
「7月上旬の方がもっとたくさん実があったんですよ」
と長谷川さん。
ブルーベリーは、大きくわけると「ハイブッシュ系」と「ラビットアイ系」の2つに分類され、シーズン前半は「ハイブッシュ系」、後半は「ラビットアイ系」がピーク。
私がうかがった時期は、すでに「ハイブッシュ系」が終了していました。
まだ1粒も食べていないこの時点で、
「来シーズンはもう少し早く来なくちゃ!」
と心に決めました(笑)。
「ラビットアイ系」の品種は、熟す前にウサギの目のように赤くなることから、この名がつけられたと言われています。
早速摘み取りを開始
同じ鉢でも熟し具合によって味は違い、また別の鉢になるとさらに異なります。
酸味と甘味の微妙な違いを感じることができるのも、農園ならではの贅沢です。
写真では香りをお届けできないのが本当に残念
摘み取って試食をしながら、お土産用の箱にも詰めていきます。
100円玉クラスの粒もたくさんありました
そのまま食べるのももちろん、ヨーグルトに乗せたり、スムージーに入れたり。
冷凍すればしばらく楽しむことができます。
自宅に帰ったらどうやって食べようか、ワクワクしながら摘み取りを終えました。
今年はプレオープンということで、育成中の鉢がこんなにたくさんありました
2018年に410本、2019年に590本。そして今年は160本を植え付けたそうで、このうち今年デビューしたのは2018年に植えた410本。
来シーズンは、それに昨年植えた590本を加え、合計1,000本の農園として本格オープンとなります。
農園の地面には防草シートが張ってあるので、汚れる心配はありません。
ただ、少し傾斜があるので、歩きやすい靴で行くのが良いですよ。
甲府の夏のフルーツというと「桃」や「すもも」を思い浮かべる人が多いと思いますが、来シーズンはぜひ「ブルーベリー」も仲間に入れてあげてくださいね
Obina Blueberry Hill