いのちは光る

庭の壺の中で 猛暑にも厳寒にも耐えたメダカ。

お腹に たまごを抱えているのを発見した。



まいちゃんパパのアドバイスで 壺の中に 毛糸の小さな玉を入れておいた。

しばらくして 浮草と毛糸たまを別の容器に入れて二週間位を過ごす。

気がついたら 毛糸たまに小さな粒々が光っている。銀色に光って仁丹のよう。

いのちは光る。そして赤ちゃんメダカの誕生… まつげのようないのち。

水面が広くないと 酸素不足になるので
大きな鉢に生まれたメダカを入れる。

しばらく見えるところに置いて楽しもう。

手紙

だんだん手紙が書けなくなって 書かなくなっていた。

お姉さん お手紙書くのを止めたの？

妹からの電話にびっくり…

ごめん ごめん久し振りに妹に手紙を書く。 書き出したら 書ける書ける。
レターペーパー 5 ・6枚

日常 折に触れてこころの中で 妹に語りかけているわたし。

姉も妹も 大好きで 一番の友。喧嘩したことはない。

会いたいけれども 会えない距離。

姉も妹も 美しい文字で美しい手紙を書く人。姉は 今骨折で入院中で手紙が書けなくなっているのはほんとに可哀想で淋しい。

入院中の姉にも 手紙を書こう。手紙は
一番嬉しいもの。まだ書けるから書かなくては。

きょうは きよ子さんの母上から 美しい文字の
美しいお手紙を頂いて 嬉しくてにこにこのおばあちゃんです。

ふつうの暮らし

茶の間から見える里山の緑が 日に日に深くなってきた。

庭の草花は 芍薬が終わり ミニ薔薇 どくだみの花が愛らしい。そして 茶の間から空が見えるありがたい日常。





自分に居心地の良い場所で 何をするでもなく ぼーっとしているのが好きだけれども 身体と心を動かさないと ご飯が食べられない。

あれをして これをして と 必要なものを取りに立って…… 何を取りに立ったのか忘れてしまって
一人で笑ってしまうことが度々。

食べることは大切に考えていて
献立を 考えるのは好き。

在庫の材料の確認 調達 買い物 調理
片付け…

台所仕事は次から次に手順があって
頭の体操にはとても良いと思う。

今日は

息子に持たせるために ポテトサラダを作った。自分のためには作らなかったことを思うと… ありがたーーい息子に思えるし 実際にありがたい息子。

そして
ポテトサラダの美味しいこと。

ふつうの暮らしが幸せ。

贅沢

立てば芍薬…… のしゃくやくが今年は
沢山咲いた。

玄関 床の間 仏壇… たっぷりの芍薬。
切り花にして 花入れに入れる。水切りをしながら 10日くらい綺麗を保つ。
白粉みたいな 良い匂い。

花に囲まれて 芍薬から贅沢を頂く。
ご近所にもお分けすることが出来た。

つわぶき

庭の三ヶ所のつわぶきの勢いがよくて
美味しそうなので 食べることにする。

生では皮が剥きにくいので 茹でてから
皮をむく。

つわぶきは 灰汁が強いので あくぬきのために 皮をむいたつわぶきを もう一度茹でる。





食べやすい長さに切って 出汁で炊き
かつぶしを削って入れる。

蕗とは違う 春のご馳走。

故郷の庭のつわぶきを 食卓にのせてくれていた母を偲びながら 美味しく食べる。